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劇団アニマル王子第14回公演「13日間の罪と罰」

公演期間◆2011年06月16日(木)~20日(月)
場所◆武蔵野芸術劇場
チケット代◆2800円

あらすじ◆
[物語はルカが行動を起こしてから、終末までの13日間、その軌跡]

昭和のはじめ頃、帝都、東京。政府の実権は軍によって握られ、
国民は安定しない情勢の下、激しい貧富の差と偏った軍国思想に圧され息を殺し生きていた。
軍の要人の一家に生まれながらも、不遇な幼少期を過ごし、十五歳になるまでに妹一人を残し、家族をすべて失った帝都大学の女学生、神童ルカ。
成績は入学当初から主席、誰もが認める卓越した才能を持ちながら、学業よりも真に自由で豊かな世の中を手に入れることに心を奪われていた。それは亡くなった父が命を捧げ目指したものであり、
その実現はルカの命題であった。国内では多くの学生が反政府運動に賛同し、一部では過激な活動家によるテロ活動も横行し、中でも「レーニン」と呼ばれる人物の率いるグループの活動は広く知られていた。だが国民の希望ともいえるそのグループも、度重なる政府軍との衝突により消耗し風前の灯となっていた。圧倒的大多数が衰え憔悴していく中、軍とつながり力を蓄えていくのは財閥、とくに水船家・水船財閥の力は軍も無視できないほど強大なものになっていた。悪化するばかりの情勢を見つめ、何かを思いつめる毎日を送るルカの傍らでは彼女を心配し見守る聡明で活発な学友・浦澄東吾や、若き運動家の安藤零次らが日々を憂い、熱い議論を交わすが、ルカの見つめる先には同世代はおろか誰にも思いつかない「ある計画」の実行があった。
その計画は彼女の望む世の中の実現につながるのか。果たして彼女の望むものは何なのか。

配役◆
神童ルカ:河合優

浦澄東吾:吉山博海
安藤零次:八木岳

水船靖恵:佐竹海莉
司真乃伸:加藤大輔

甘利愛実:大山チカ
甘利蜜夫:谷口正人
甘利定子:小林千紘
甘利些希:三木理恵子
空間忍:古家後里恵
御子下靖男:光永聖
那須守:深川幸子
入間光次郎:三熊こうすけ
神童マリヤ:後藤幸子
岩井光代:曽谷郁実
岩井月江:田口遥佳
怒警部:齋藤涼祐
平刑事:山崎英治
秋水富子:杏那
真崎国防総監:一石よしふみ

出雲ユライ:井家久美子
カケル:ぜん
クルイ:光永聖
パトラ:なかがわあつこ
ブソウ:名嘉高志
キモト:谷口正人(二役)
ミシロ:古家後里恵(二役)
セイチョウ:一石よしふみ(二役)


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