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学都宮城サイエンスデイ2022に出展してきました!

今回は、7月17日に開催された、サイエンスデイ2022に参加してきた様子をお届けします。

サイエンスデイ2022って?

サイエンスデイ2022は、「科学の”プロセス”を子どもから大人まで五感で感じられる日」をコンセプトに、「学都」として知られる「仙台・宮城」において、2007年度から毎年7月に開催している体験型・対話型の科学イベントです。
くわしくはこちらをご覧ください。

今年はコロナの中ではありますが、サイエンスデイは2年ぶりに対面開催!そして、わたしたちの記念すべき初めての対面イベントの場として出展させて頂きました。

私たちの告知で使用したポスターです。

わたしたちの出展「フィギュアを使って動物展示をつくってみよう!」では何をしたの?

私たちは、「フィギュアを使って動物展示をつくってみよう!」と題して、わたなべの恩師である、北里大学獣医学部動物資源科学科動物行動学研究室の小倉匡俊先生を招いて、
動物園の意義、動物福祉、エンリッチメントについて子どもたちに解説を行いました。

ワークシートを埋めながら、しっかり学んだあとに、
実践してみようということで、フィギュアを使って動物たちが幸せに暮らせる展示をそれぞれにつくってもらいました。

作った後は、「工夫したところ」を書いてもらい

付箋をつかってお互いに褒め合いを行いました。

子どもたちの反応

私たちが事前にやってみた際は5分くらいで終わってしまい、「これは当日、時間が余ってしまうかもしれない…」と心配していましたが、ちゃんと先生やわたなべの話の内容を理解し、動物たちのことを考えながら展示をつくってくれました。

たまに肉食動物と草食動物を一緒に入れてしまう子もいて、「食べられちゃうよ!怖い思いしちゃうよ!」とお話しに行くと、ちゃんと工夫してくれました。この人は、ヤギとライオンを一緒にいれていましたが、ヤギとライオンの間を湖で仕切り、木で見えなくし、広場をつくって、ヤギとライオンが日替わりで広場に入る展示に変えてくれました!

そんな、私たちがびっくりするような展示工夫を、特別教えなくても作ってくれました。

わたしたちの感想

今回、たくさんの小道具をゆっこさんとそのお友達でつくりました。本当に大変だったと思います。ゆっこさん、皆さん、ありがとうございました。

ゆっこ)ほぼ全部手作りなので、作業量が膨大でした。参加者20人×一人が使う数×小道具12種類、の数が必要だったので、たとえば木は60本近く作っています。一本作るのに20分。そのほかの小道具も含めて全部作るには…大変でした!

あとは、見学に来られたお母さんに「小道具が本当にすごいですね。保護者会でよく工作するんですけど、大変ですよね。」と声をかけていただいたのが嬉しかったです。そして、子ども達が楽しそうに使ってくれていたのが何より!大変だったことがすべて吹き飛び、頑張った甲斐がありました。

また、野生での動物の暮らしや、エンリッチメントを実際に使っている動物、いろんな動物園での展示を印刷して、ガーランドをつくり、展示を造る際のヒントにしていただきました。こちらはわたなべが作製しました。

それも狙い通り、皆さん見て、ヒントにしながら作ってくれました。

内容も動物園の意義、動物福祉、5つの自由(動物福祉を考えるときのきまり)、エンリッチメントと、内容盛りだくさんで大変心配したのですが、すべてを理解して、展示づくりを楽しんでくれたようです!

今回の経験をもとに、もう少し改良して、また別の場所でも実施したいと思っています!

最後に、ご多忙のなか私たちの無理難題を明るく受け入れてくださった小倉先生、そしてホッキョクグマのエンリッチメントを貸していただいた八木山動物公園の職員様、この場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました!

仙台駅にて、パシャリ!
おつかれさまでした!

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