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東京理科大学工学研究科電気工学専攻,修士課程・一般入試(院試)における志望理由書の書き方と面接対策について

1.はじめに

新B4のみなさんこんにちは.4月になり新学期が始まりましたが新型コロナウイルスの感染拡大で時間を持て余して院試対策でも始めてみようかという人も多いのではないでしょうか.そんなあなたのために本記事では理科大の電気工学専攻の院試の面接対策についてまとめたいと思います.

私は2019年度入試で東京理科大学工学研究科電気工学専攻の修士課程一般入試を受験し合格できました.その際に友人などの志望理由書や面接における受け応えにもったいないなと思うことが多々ありました.また実際に面接で失敗して落ちてしまう人もいました.その経験から院試を面接で失敗しないための注意点についてまとめたいと思います.


2.面接の重要性

電気工学科の一般入試では1日目の筆記試験と2日目の面接試験の合計点によって合格が決定されます.一般に面接試験は対策の比重が低くなりがちですが理科大においては面接の配点の割合が高く,また筆記試験の難易度が低く同じ点数帯に受験者が集まりやすいため,面接の内容によって合格者が入れ替わります

実際に昨年度の入試では面接によって合格者の入れ替えがあったようです.とはいえ理科大の院試の難易度は低く,面接対策も気をつける点さえ分かってしまえば簡単です.手間を惜しまず対策しましょう.


3.志望理由書の書き方

志望理由書は出願時に提出するもので,書式はA4片面1枚の800字程度で,手書きか印刷かは自由です.例年だとWordで書いて印刷したものを提出する人が多いようです.

志望理由書の内容によって面接が行われます.志望理由書に矛盾や不足が見つかると面接時にツッコマれる原因になり心象を悪くしてしまいます.また,面接官は面接が始まってから理由書を読み始めるため,面接官の知りたい内容がわかりやすくまとめられている必要があります.

面接官が知りたい内容とは以下の3点だと思います.

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