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性的嗜好の話②


前回の続き

私は、毛が薄い人間である。体毛があっても産毛程度で中途半端。どういう話かというと、
私の性的嗜好の話に違いなく、
体毛の良さに語りたかった。

私は、現代社会の脱毛キャンペーンの支持に関しては真っ向からの反対派で、脱毛なんて断固として反対したい。それが男性なら尚更である。

男性の体毛の濃さは、年々見なくなってきている。やれ清潔感が無いだの、汚いだの、人間基本的に汚いんだから、体毛どうこうで煩すぎる。不潔感や見苦しさを考慮して、世の男性はますます脱毛に追われるハメとなっている。
私自身、男性の体毛の濃さは希少価値が高く、もひや上位ステータスの存在に変わりなく、特に髭と揉み上げ、胸毛に腕毛が堪らなく、ずっとフサフサとしておきたいとさえ思っている。ただそんな男性ホルモン増々な存在というのは、創作に近くて、もう出会うこともないんだろうと、半ば諦めつつある。
諦めることも大切で、理想を理想のままにしなければ幻滅ないし絶望するのは当たり前。どこかに体毛が濃い人はいないものか、今日も今日でフォルダを見返すのだ

続く


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