見出し画像

【ドイツ好きのあなたへ】詠唱文のカッコ良さが段違い!『Dies irea』【国士舘アニ研ブログ】

 こんにちは。アイリッシュファラオと申す者です。
今回が初めての投稿です。
軽く自己紹介をすると
 ・中二度が高い作品が好き 「コードギアス」など
 ・外国語系の詠唱が好き  「Dies irea」「Fate」など
 ・文章を書くのも読むのも書くのも好き。(一応ハーメルンで投稿してい が亀投稿。) 
 TCG(デュエルマスターズ)プレイヤー

初めての記事投稿で拙いところもあるかもしれないですが楽しんで読んでいただけると幸いです。


 ではまず、今回紹介する作品は「Dies irea」と言うノベライズゲームです。Dies irea(ディエスイレ)はラテン語で怒りの日を表します。ここで多くの人は「え、ドイツではなく?」と記事のタイトル詐欺を疑うかもしれませんがご安心を。この作品は基本は日本語でストーリーが進んでいき、詠唱や敵がサムネイル画像にある通りドイツ第三帝国に関わりがあり、その中で詠唱等に少しだけラテン語要素が入っている仕様です。

あらすじ


 1945年、5月1日……ドイツ。陥落寸前となった首都ベルリンに「聖槍13騎士団」と呼ばれる者たちがいた。彼らにとっては自国の敗退など取るに足らぬことであり、むしろ戦火の犠牲となった多くの数の民衆を謎の儀式の触媒として生贄にしていたのである。戦争終結後、彼らの存在は歴史の闇に隠れ、その行方を知る者は誰もいない。

 その60年後。2006年・・・日本。「諏訪原市」にい暮らす、ごく普通の生徒学生藤井蓮は親友の遊佐司狼と殴り合いの決闘を起こし、決別。それでも幼馴染の綾瀬香純や先輩の氷室玲愛と共に元の学園生活に戻りつつあった。        しかし、彼らの住む諏訪原市では人が首を斬り落とされて殺されるという無差別連続通り魔事件が起こり始める。奇妙なことに蓮はその頃から、自分が断頭台で首を刎ねられるという恐ろしい悪夢にうなされ始めていた。だがそれは彼にとって恐怖と苦悶に満ちた戦いの物語の前触れでしかなかった。 裏返る日常。暗躍するナチスの残党。街は戦場に変わり、常識を超えた不条理が蓮を襲う。戦わなければ生き残れない現実の前に、彼は平凡な生活を取り戻せるのか。              

「Dies irea」公式サイトより


ストーリー


 主人公は学生だがあまり学園要素は少なく、日常が崩壊していき右往左往状態で戦闘を強いられ、生き抜かなければならないという能力バトル物の物語で、非常にハードな状況に最初から主人公が追い詰められます。最初から何でもかんでも出来る最近のなろうものに飽きた人には特にお勧め出来ると思います。物語の展開はテンポが良く読みやすいです。
またノベライズゲームの魅力の一つである文だからこそ伝わりやすい心の駆け引きが戦闘でも恋愛でもあり、プレイヤーに緊張感を与えつつ物語の展開を考えさせてくるのも魅力の一つだと思います。
そして、戦闘シーンの合間にある日常シーンには恋愛要素があり、プレイヤーを飽きさせません。


戦闘

 基本的にはそれぞれ能力を発動させるには詠唱が必要であり能力も詠唱もそれぞれキャラクターごとに異なります。一番わかりやすいのがFate staynightのアーチャーの固有結界の詠唱がイメージしやすいと思います。ただ、アーチャーは英語なのに対してDies ireaはドイツ語が主軸で、何故かボスはラテン語が混ざっている。

 詠唱は本人の本質が文面化されており、Dies irea、というより記事後半で解説しますが、神座万象シリーズにおける強者は皆、何かしらに対する怒りが原動力になっています。これがタイトルがラテン語である「Dies irea」(怒りの日)の意味です。

 自分が一番好きな詠唱は敵の首領であるラインハルト・ハイドリヒという実在した人間をキャラクターにした人物の最強の技であり、タイトルにも一部なっている、「Do-sollest Dies-irea」が一番カッコ良く好きです。因みにcv.諏訪部順一さんです。

 またこの作品は他の作品とは毛色が少し違い能力だけでなく魂の格も勝敗の鍵になります。この魂の格というのは単純な話殺せば殺すほど強くなり、強者(多く人を殺している人)を殺せばその分さらに強くなるという結構ヴァイオレンスな設定です。

 この魂の格は大きく分けて四段階になっており、下から「活動」「形成」「創造」「流出」となっています。これらが詠唱の最後と技の名前の間にあります。基本的に下の段階は上の段階にはどうあがいても勝てません。能力はあくまで自分と同格以下の段階にしか通用しません。ただ例外として詠唱が短かったりなかったり、段階の一部のため系統が違かったりといった例外はあります。

 ただしあくまで技が「形成」でも最大値が「流出」なら「創造」に勝てます。重要なのはあくまで最大値です。この例や前述した例外にもっとも当てはまるのがラインハルト・ハイドリヒです。ラインハルトは技が最も多いのでパターンも色々あります。今回紹介する詠唱及び技は、あまり紹介しすぎるとネタバレになりかねないので上記にある自分が最も好きな技のみです。あとは実際にプレイして楽しんでください。


恋愛


 ノベライズゲームらしくヒロインルートがいくつかあり、これが結構重要でもちろん恋愛模様も変化しますが、戦闘にも影響してラストバトルにも影響してストーリーがルートごとに違います。ヒロインの属性は多種多様であり、自分のお気に入りのヒロインを見つけるのも作品を楽しむコツです。
ただ、あくまでもラストは一人を選ぶのでハーレムものではありません。


その他

 Dies ireaは作品自体も多く、そもそもDies irea神座万象シリーズというシリーズの一部であり、またそれらをもとにしたシルヴァリオシリーズや學園シリーズなどもあり非常に多種多様です。どれから見ても作品は楽しめますが今回紹介したDies ireaはシリーズ数が最多でありさらにスピンオフもあるというだけでなく、主にパソコンだけでなくスマホでもニンテンドースイッチなどでもできるという一番入りやすくやりやすい作品です。



最後に

 今回紹介したのはあくまでも作品の魅力のほんの一部に過ぎません。この記事を見て興味を持った人は是非他の魅力も知ってもらいたいですし、そのまま他の神座万象シリーズを知ってもらうとさらに物語が楽しく読めます。他の作品が知りたいよというのなら上記の「神座万象シリーズ」で検索していただければわかりますし他シリーズも同様です。もしまた解説が欲しいという声が多ければ、そのシリーズを言って頂ければやります。
最後になりますがここまで見ていただきありがとうございました。次回の記事や他部員の記事の見ていただけると幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?