Class3: 見守りの極意

「もう口うるさく言わないようにしてます…」
中高生の保護者の皆様が、半ば諦めのように漏らす言葉。

「でも、気になりますよね?」
が、私のお決まりの返しです。




今日のお話は「見守り」について。

実は多くの方が大切なポイントを見逃しています。

「見守っていること、伝わっていますか?」




当たり前ですが、ただ見ているだけは観察です。

観察ももちろん欠かせませんが、
本当の見守りは、もう一歩踏み込んだところ。


何かに失敗した
うまくいかない
勇気がでない

観察をしていれば、すぐに見つかる子どもの不安に、そっと一言寄り添いましょう。

「何回失敗してもいいんだよ。」
「いつでも味方だからね。」
「どんな決断もここで見守っているよ。」


観察しているだけでは、子どもには何も伝わりません。
私は、ここで、あなたを見ている、というメッセージを短い言葉で伝えます。


子どもがもがく様子を見ていると、
色々と言いたくなるのが親心。
グッと我慢しましょう。


アドバイスは不要です。
むしろ逆効果になります。




でもね、

「悩む」ということができているのは、
立派に成長している証拠でもあるんです。

多面的に物事を捉えられたからこそ悩んでいるんです。


ですから、
安心して子どもの判断に任せてみましょう。

間違っても大丈夫。だって、子どもだもん!笑

だから、あなたが側にいるんですよね?



そんな素直な気持ちを伝えてみてくださいね。
見守っていますよ、と。シンプルに。

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