涙もろい合理主義者/コンセプトボックスの山岡です

こんにちは、コンセプトボックスの山岡です。おもに読書メモを書こうと思っています。not…

涙もろい合理主義者/コンセプトボックスの山岡です

こんにちは、コンセプトボックスの山岡です。おもに読書メモを書こうと思っています。noteでは「おじさんレトリック」を必死に消そうとしています。アイコンの幼児は女子高生になりました。 https://conceptbox.jp

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「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 馬場マコト・土屋洋『江副浩正』日経BP を読みました

「チャンス(機会)をつかめ」とはよく言われることです。自分が常にチャンスにオープンであり、チャンスにオープンな社会を維持することが何よりも大切であると。 本書の主人公・江副浩正氏は軽々(かるがる)とそのあたりを超えていきます。機会をつかもうと身構えているだけでは、不合格。機会は自分の手で創り出すものである、と。かつてのリクルートの社訓がそのことを物語っています。 概要本書もまた496ページもあります(『ユニクロ』とおんなじ)。この大著では、リクルート創業者であり「タダの情

    • 杉本貴司『ユニクロ』日本経済新聞出版 を読みました

      1988年から89年にかけて、広島県JR福山駅南口の裏路地に「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」はありました。高校生だった僕らには憧れのお店でした。いわゆるアメカジの店だったような気がします。 彼女にプロポーズした1998年の冬、小さな部屋の小さなテレビではフリースのCMばかりやっていました。あの店が全国区になっていました。 500ページ近い大著を読みながら、上のようなことを次々と思い出します。 大げさですが、同じ時代を生きてたんだなあと、この手の書籍には珍しく、やたら

      • 中沢康彦『本が会社を強くする 教科書経営』日経BP を読みました

        「ビジネス本なんて、唾棄すべきジャンルだよね」と若い頃は思っていました。「こんなもん読まなくても仕事くらいできるだろうよ」と。 でも、子どもが生まれて、遊んでる場合じゃないな仕事頑張ろうと思い直し、手始めにビジネス本を読んでみることにしました。 それ以来、約18年、年間20冊ほど読むようになってしまいました。もちろん、若気のいたりにも気づき・・・(つづく) 本題に入ります。 概要ビジネスに行き詰まった人、これからビジネスの悪路をつき進もうという人が本書を読むことで、ちょっ

        • 笹木郁乃『説明の上手い人が「最初の1分」でしていること』クロスメディア・パブリッシング を読みました

          これはAIが生成した文章ではありませんよ。 さっきnoteで「AIで記事生成してnoteに2000件投稿し、月間30000view達成!」という「手書きっぽい」記事を目にしました。そんな情熱で無意味なものを量産するという転倒がすごいなと思いました。 本題に入ります。 概要説明ベタな人でも、本書を読み、書かれていることを実践することによって説明上手に変態し、成功を手にすることができます。 核心は「最初の1分間でビフォーアフターを伝えろ」です。 「説明」の最初の1分間で「ビ

        「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 馬場マコト・土屋洋『江副浩正』日経BP を読みました

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