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2023関東フットサルリーグ2部 第12節@エコーピア児玉(12/2(土))

前節のレビュー、書いていたのですがすっかりとxで投稿するのを忘れていました。大変失礼しました。
さて、いよいよ年の瀬の12月に入ってきました。いやはや、早いものです。ただ、早いものと言いながら、あの夏の連戦がもう既に遠いことのように感じるもので、もしかしたら今年は例年に比べて時間の流れがゆっくりだったんじゃないでしょうか。毎年毎年早いもの早いものと言っている時間の流れですが、フットサルを今日も明日も楽しんでいれば時間も少しでもゆっくり過ぎていってくれるものなのかなぁとふと思いましたね。
そんな中の第12節。いよいよ関東2部もあと2節となりました。しかし、この2節に来て未だ優勝も入替戦もどちらも決まっていないという、まさしく大混戦。一喜一憂とその回数に差はあれど、一つ一つのチームが毎試合必死に戦ったが故の混戦です。そんなリーグ戦、はたしてどんな結末を迎えるのか。本日もプレビューしていきます!

前節レビューはこちらです!


町田アスピランチvs.BRB(10:30~)

前節バッファローズが勝ち点を落とす中、情熱を一蹴して大きく優勝に前進したアスピランチ。勝てば優勝に大きく、大きく近づく大一番の相手は、現在得点ランキング2位の#66武藤選手擁するBRBです。
町田アスピランチですが、先日の選手権では、東京都予選でバッファローズに敗れ、関東大会進出はなりませんでした。直接対決では今季はバッファローズに水を開けられる結果となりましたが、リーグでは抜群の安定感でここまで1分1敗。基本的に一長一短の性質を持つ社会人チーム相手に、良さを消し、相手の弱点を的確に狙い続ける安定感あるフットサルで勝ち点を積み上げてきました。それと、単純に対人がめちゃくちゃ強いのと、シュート、特にゴレイロとの1v1が抜群に上手いです。この試合に勝てば、次節mmとの最終節で引き分け以上で優勝に。この試合でも得意の社会人チーム相手に、淡々と得点を積み上げる展開は容易に予想されますね。
一方のBRBは前節、フェニックスに3-10とかなりの大敗を喫してしまいました。今季のBRBは、プレス、セットプレー、そして保持の局面と、どの局面からでも点が取れて、戦えるチームではあります。しかし、一旦上手くいかなくなった時の立て直しであったり、ふわっと注意が緩んだりした時に運も悪く失点が積み上がってしまう感じでしたね。リーグでは中々勝ち点が積み上がりにくい形ではあったと思うのですが、ここ1番の爆発力は間違いありません。町田は結構試合途中、「上手くいかない」みたいな時間帯も多いですから、この時間にいかにBRBが上手くやるかが鍵になってくるでしょう。
優勝をかけた一戦、朝から注目です。

情熱ロンリネスvs.AOH(12:20~)

第2戦は「入替戦の大一番」。最下位のAOHが、わずかに残った残留への望みをかけて10位情熱に挑みます。
情熱は、勝利した場合残留が確定。引き分けだとわずかに入れ替えに回る可能性があるのですが、ひとまずこの試合に勝利して、残留を確実なものにしたいところです。前節は町田アスピとのF共催試合をSNSを通じてたくさん告知をしており、実際ライブを見る限りでも比較的たくさんのお客さんが観戦していたといえるんじゃないでしょうか。結果は残念でしたが、今季も情熱のピッチ外のリーグに対する貢献度は本当に大きかったと思います。決してどちらかに肩入れするわけではないのですが、その貢献が良い方向に向くとよいなぁとは思いますね。
AOHは勝利すれば、残留にわずかですが望みが繋がる状態に。前節はクエルボとの激しい撃ち合いを制し、初めての勝ち点3を手にしました。前節で全ての課題が解決したわけではないと思うのですが、とにかく一つでも勝てたというのはチームの気持ちを大きく前に進めますね。そしてこの入替えを争う相手との大一番なわけですから、ここでどれだけ「らしく」戦い切れるかが重要になってきそうです。いつものAOHの4-0に対してほぼ確実に情熱は前から狩りにくるでしょうから、これに対してどのように回避していけるでしょうかね。ここからAOHが残留したらまた一つ、「下駄を履くまでわからない」というこのスポーツの価値が示せるところ。ぜひよい試合を期待しましょう。

ロンドリーナvs.フェニックス横浜(14:10~)

神奈川県の2チームが埼玉でぶつかります。
いつも思うんですけど、こういう近場のチームが不均衡に遠くで試合する現象、なんとかなりませんかね。この2チームであれば藤沢で試合して事後報告、とかでも納得しそうな勢いはありますが…。埼玉の遠くまで、本当に移動が大変だと思います。いつもお疲れ様です。
そんな両チームですが、まずはロンドリーナ。前節はバッファローズと死闘を繰り広げ、3-3の引き分けに。全体的に荒さはありますが、強度の高い1v1と押せ押せの勢いを武器に、少しずつですが調子を上げてきました。この試合で勝ち点を手にした瞬間に、残留が決定します。1v1が強いとは言ったものの、今季はここまで、その突破からゴールが中々生まれていません。なんでかというのはあるのですが、多分、ゴレイロの割と止めやすい高さのシュートが多くなっちゃってんだろうな、とは思います。mmでもよくあるんですけど、「ゴレイロのスーパーセーブ誘発型シュート」ってのは意外とあるので、それだけなければかなり得点チャンスは多いんじゃないでしょうか。
一方のフェニックスですが、ロンドリーナに勝ち点を与えるわけにはいかない状況。現在入替戦を争うバッファローズと実質勝ち点が並んでおり、なんとしても出遅れられません。また、バッファローズとの得失点差が-3ということで、ここから見ても内容面で上回ることは必須。前節#9森本選手の6ゴールなどで大きく迫った得失点も、ここで一気に詰められるでしょうか。こちらも昇格の望みをかけた大一番、注目の1戦となります。

アズヴェール藤沢vs.シュプレモヴェント群馬(16:00~)


群馬にとっては残留をかけた重要な1戦。相手は今季好調のアズヴェールです。
アズヴェールは前の試合、「力とはパワー」「若さ100%」「ソリッドオブソリッド」「15km走ります」こと栃木シティに打ち砕かれました。前節時点で既に残留は決まり、昇格も少し遠くなってしまっていましたので止むを得ないところはありますが、昇格の可能性を大きく残した栃木シティが強力でしたね。アズヴェール得意のピヴォを活用したプレス回避もピヴォに到達する前にねじ切られて、逆にピンチを招いてしまっていました。とはいえ、その試合からも1ヶ月以上が空き、少しリフレッシュができたんじゃないでしょうか。ここから新たに歩み始める重要な1戦、まずは勝利を掴みたいところですね。
一方の群馬ですが、勝ち点3以外ですと入替戦行きが確定に。AOHと同じく崖っぷちの1戦ですが、なんとか勝ち点3を目指します。群馬といえば、今日日減ってきた独特のプレッシングとスピードを極端に落としたフットサルで、強度お化けの多いこのリーグでかなり落ち着いたフットサルを見せてきました。もちろん、その強度に押し負けることが今季は多くてこの順位になってしまっていますし、プレスがどうもしっくりこなくてファールが増えてしまっています。現在、FPPも14とかなり積まれてしまっていますね。とはいえ、試合を重ねるごとに徐々に調子を上げ、この試合を迎えます。格上相手ということにはなると思いますが、ここで勝ち点3を持って帰ることができれば、どんな結末になろうと大きな弾みになるでしょう。

クエルボ埼玉vs.FCmm(17:50~)


またアウェイですか。
mmですが、なんと第4試合目以降、試合が全部アウェイという責め苦を味わっています。もちろん、ホームアウェイの開催のない関東2部ではさほど問題ないんですが、いやもうちょいホームに立たせてくれてもいいじゃない!って思いますね。ちなみに選手権もほぼアウェイでした。今季の結果の出なさもこれのせいということにしたいと思います。
そんな中、昔から関東2部の古馴染、クエルボとの対戦となります。関東2部の古馴染っていうのは全然誇ることでもないわけなんですが、この試合もいい試合にしたいですね。
mm目線で見ると、昨年は2-0で勝利した相手。噛み合わせ的には、個体で勝負する2チームということで意外と悪くないと思うんですよね。走れるのがどちらかということで比較すれば、そこはmmに分があるのは間違いありません。明日もクエルボに対抗するべく、必死に走り回っていただきたいと思います。
一方のクエルボは、今季はドリブルを基調としたチャンスメイクにより磨きがかかっていることに加え、守備が強固に。前節は最下位AOHに失点を重ねてしまったものの、クリーンシートも少なくありません。個人の巧さが光るクエルボにmmが走力で挑みます。関東リーグ久々の勝利に向け、頑張っていきたいと思います。

会場情報

というわけで、今節の会場はエコーピア児玉となります。
前回のエコーピアでは、ライブ配信が全く映らず、カックカクのボヤボヤで「いかに田舎で関東リーグがやっているか」を示すような有様となってしまっていました。しかし、関東1部の試合で「場所によっては映る」みたいな発見をしていたりしましたので(田舎にある実家のWi-Fi事情と同じ)、明日はそのノウハウが継承されていることを期待しましょう。
ちなみに室内履き不要となっております!


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