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春分の日の参拝【大山祇神社】

今年初めての遠出は大山祇神社おおやまづみじんじゃとなりました。大山祇神社は愛媛県の最北端にして、瀬戸内海のほぼ中央にある大三島(今治市大三島町)にある御社です。

なかなかご縁がなく参拝が出来なかったのですが、今回ようやく参拝することが出来ました。

大山積神おおやまつみのかみが御祭神です。大山積神は磐長姫命いわながひめ木花開耶姫命このはなさくやひめのお父上です。磐長姫命と木花開耶姫命は、佐太神社さんの摂社田中神社の御祭神です。

島根県松江市にある佐太神社さん

余談ですが、佐太神社さんの北殿には瓊々杵尊ににぎのみことが祀られており、木花開耶姫命の旦那様です。同時に姉である磐長姫命もお輿入れされましたが、追い返された為その子孫(天皇家)は神としての永遠の命を失ったというお話があります。

その為、田中神社にある木花開耶姫命のお社は佐太神社さんと向かい合っており、磐長姫命のお社は背を向けています。

今回は、お父上が御祭神の大山祇神社への参拝と相成りました。

天気予報では終日雨となっていましたが、世羅で休憩したら雨はやみ、曇天。有りがたいことこの上なしでございました。

大山祇神社さんの入口
境内入って直ぐの風景

境内に入る時はとても気持ちよい空気が満ちていました。総門の前で大人数で記念写真を撮られている方がいらしたので、お声がけしてお手伝いさせて頂きました。

記念写真は全員がおさまると良いと思っているので、お見掛けしたら躊躇わずお声がけする次第。

天然記念物 大楠

大楠も大変美しく、みているだけで楽しい気持ちになってきました。

沢山の方々が写真に納めていらっしゃいました。手水舎もこの大楠の横に有りました。

神門

大楠の奥にある階段を昇ると神門がありました。色々な所が楽しくて行動が変だった気がします。

左右の|随身《ずいじん》が元同僚と現同僚にそっくりで個人的にはハマりました。

拝殿

拝殿にて大山積神様にご挨拶をしました。上津社と下津社にもご挨拶を済ませた後に、御朱印を頂きました。

上津姫と下津姫がそれぞれお祭りされているそうです。←後でWiki先生にお世話になった。

本殿向かって左から歩くと外壁?に沿って摂社が沢山有りました。直ぐに右に見えているお社に行こうと思ったのですが何処からか視線を感じます。

無視できない程に、とっても、とっても視線を感じるます。そちらの方向に目を向けると狛犬様とめっちゃ目が合います。

め、めがそらせない。あー、何処にずれても目が合います。これは、あれです。参拝せずして他には行けない空気を感じます。

摂社

ほら、目があいますでしょう?

参拝後は何故だか視線を感じませんし、目もあわないとゆう不思議さ。時々こう言うこと有りませんか?

その後、本殿を出てから右に回ったところにあるお社に参拝しました。

摂社

この時、出雲大社さんに参拝しなれていると感じる違和感があります。それは、本殿を時計回りに歩くことです。

出雲大社さんだと本殿に向かって右側から反時計回りに歩くので、物凄い違和感です。

違和感を感じながら時計回りに歩いていると出雲大社さんと同じ様な配置にお社がありました。

出雲大社さんは本殿の真裏にスサノオさんが祭られているのですが、それと同じように大山祇神社さんにもお社がありました。

本殿真後ろにあるお社とても、とても気持ちが良くて長居をしてしまいました。にもかかわらず、何方も参拝にいらっしゃらなかったのが不思議です。

更に不思議だったのは、こちらのお社に参拝して、暫くまったりしていたら普段は冷たい指先がポカポカしてきました。

まったり、気持ち良くなる迄此方のお社で癒された後は、再び時計回りに本殿を歩きました。

御神籤

見えてきたのは、御神籤が結ばれていたり、絵馬があったりするエリアと楠再び。兎の絵馬がとても可愛らしかったです。

この先に宝物殿やなにやらがあるエリアがあったらしいのですが、そちら方向には怖くて行けませんでした。

以前に参拝したことのある友人曰く、宝物殿や祖霊社があるそうです。

宝物殿には武蔵坊弁慶が奉納したなにやらや、その他様々な方が奉納なさった某かがあるそうですが、無理!絶対無理なので少々小走りで逃走しました。

そして、大山祇神社さんから数分民家の合間?畑の間?のような所を歩くと生樹の御門に行くことが出来ます。

生樹の御門
生樹の御門

本殿真後ろのお社で受けたようなインパクトはなく、少々拍子抜けしてしまいましたが、一部の方々にはかなりのパワースポットのようです。

生樹の御門の御門からほんの少し歩いたところに、こちらがありました。

この石に腰かけて、お社を何処に建てるのかを思案されたそうです。

大山祇神社まで戻り、本殿真後ろのお社に再度参拝したのですが、正午の前と後だからか空気感が全く違っていました。

午前の方が神社の空気はとても瑞々しく清々しいと改めて感じました。やはり神社参拝は午前、可能であるならば9時迄に参拝したいです。

そして、参拝を終えて神門を抜けた途端にパラッと感じる雨音。総門を抜けた時には明らかに雨の気配です。

まるで私たちの参拝が終わるまで雨を降らすのを避けてくださっていたと思えるほどに。

きくところによると参拝前の雨は“御祓の雨”で、参拝後の雨は“神様からのメッセージ”らしいので、今日参拝した意味はかなりあるんだろうなぁと感じました。

にしても、楽しかった( *´艸`)

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