見出し画像

香川県・金刀比羅宮へいった話[厳魂神社(奥社)編]

今回もryukoさんのこちらの記事に触発されての記事となっております。

しかも”香川県・金刀比羅宮へいった話[神椿編]”をnoteで記事にしてくださったのですよぉ。ryukoさん、ありがとうございますぅ(T-T)。

金毘羅宮の本宮のご祭神は大物主神さんとと崇徳天皇さんです。もうね、785段を上ったところにありますので息も絶え絶えで、何方に参拝したかよりも、ようやく本宮へ到着したことの喜びの比重が大きく、正直ryukoさんが、note記事にしてくださっても、ピンときていませんでした(←)。

本宮参拝後、展望台からの讃岐の景色を満喫し、風が気持ちいいよねぇとしみじみと眺め、なんならこのまま帰ろうと思っていたところ、忘れもしない事件は起きたのです。この時の旅のメンバーは、旅の相棒、四国のおねぇたま、生粋の出雲ッコと私の計4名でした。

本宮

生粋の出雲ッコが、人々の輪から急にはずれ、気が付いた時には本宮右側にある参道へふっと消えていくところでした。いつ傍を離れたのかもわからず、慌てて追いかけるという状態で、その先になにがあるのかもわからないままに追いかけ始めたというのが正しいです。

生粋の出雲ッコに追いつこうとするのですが、いつもなら追いつけるのになぜか追いつけなかった覚えがあります。奥社へ参拝する予定は全くなかったのに、何故こうなったのかと三人で一生懸命に追いかけたといった感じでしょうか。

後で知ったのですが、本宮から奥社まで約1キロ、583段の石段をあがった先にあったのだそうです。785段を息も絶え絶えにあがったのに、生粋の出雲ッコを追いかけての追加の583段…私達よく生きてた(←)。

今回調べたところによりますと、奥社さんは正しくは厳魂神社いづたまじんじゃというそうで、厳魂彦命いずたまひこのみことが祭られています。江戸期に金毘羅大権現別当金光院主だった金剛坊宥盛大人こんごうぼうゆうせいうしのことだそうです。

本宮から奥社への参道(多分)

印象的だったのはハチの巣(←)です。奥宮の境内にはいったところ、大きなハチの巣が出来ていて♪ぶんぶん蜂が飛ぶ♪でした。生粋の出雲ッコと何人の参拝者が、蜂に追いかけられていた印象があります。

とはいえ皆さん、奥社までたどり着いて最初にすることは、「空いている場所を見つけて座る」でした。蜂を避け皆様競うように開いているベンチやらなにやらに座って黄泉がえりをはかっていらっしゃいました(←書き方)。

岩壁の天狗面

後は、そそり立つ岩壁の天狗面ですかね。おぉ!!と思いながら天狗面を見ていた覚えがあります。

どうやって彫ったんだろうという疑問は抱きました。ピケ足場とか当時はないだろうしなぁと…。上の木に紐を括り付けて、上から降りたらいけるんじゃないかと思ったような、思わなかったような…。

奥社

ところで、生粋の出雲ッコはが蜂に追いかけられていた間に、参拝と御朱印を頂いた覚えが…多分。そう、社務所があります。御朱印も別のものになりますので、機会があれば。

生粋の出雲ッコ、私達とずっと一緒に石段を上がっていたつもりのようで…いや、ずっと追いかけていたよと言っても信じてくれませんでした。どうやら憑いていたようです。

奥社から石段を下りて、本宮へ出る参道を下っていると下界に帰ってきたぁという空気になります。のぼっていく時は追いかけることに必死でしたので気が付きませんでしたが、神域?を出る時には気が付くという感じです。

そして…今回の記事を書くにあたって知ってしまったのです。車両乗り入れ予約さえすれば、本宮まで車でこれるということを…。

おかしいとおもったんですよぉ。奥社から帰ってきた時にパリッとスーツをお召しになった方々がいらっしゃいましてね、その方々が階段を上ってきたとは思えないほど爽やかだったのです。

そう!!爽やかだったのですよ!!爽やか!あの階段を上がってきたとは思えないあの爽やかさ!!

お兄さんと目があって、にっこり微笑まれた事と、パリッとしたスーツが印象的だったのでなんで?!?!と思ったのですよ。次は乗り入れ申請するんだから!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?