日々是好日[卯月の催事]

百貨店の催事で、普段入手するのが難しいものが購入できるのは嬉しい。普段地元で購入できるものより少し高かったりする事もあるけれど、山陰くんだりまでの出張料等を考慮するとそんなものかなと思う。

毎回出店してくださるのを楽しみにしているお店の1つにお茶屋さんがある。WEB店舗でも購入が可能なお店でもあるけれど、スタッフさんとお話が出来るのも催事の楽しみ。

お店によっては地元のスタッフを販売員として雇っているところもあるけれど、お茶屋さんは、スタッフさんが毎回来てくださっている。そういった部分にお茶へ対する愛とこだわりを感じる。

試飲をさせていただきながら、このお茶はこんな特徴があるだとか、先に飲んだあのお茶との違いはこういったところというお話を聞くのも楽しい。販売の為の口上という部分もあるのはわかっているけれど知らなかったことを知るのは楽しい。

名古屋の天むす屋さんの出店も楽しみで、こちらは注文以外の会話をすることなく購入。今回出店されていなかったけれど、イタリア産生ハムやチョコレートを取り扱っていらっしゃるお店の出店も楽しみ。

前回出店されていた時、イタリア産生ハムはイタリアで家畜伝染病が蔓延した為その時の在庫限り。次は数年後という事はスタッフさんが教えてくださった。この方もイタリアの食べ物に対する想いがある方なんだなぁと感じた。

販売員さんの中には、販売する限りはとその時できうる限りの知識を仕入れていらっしゃる方もいる。そういう方は、プロだなぁと感じる。

いつだったかの催事でキッシュを販売していた販売員さんがそうだった。彼女の説明で購入してから、お見掛けすると購入するようになっているから、味を知ってもらうまでは販売スタッフの口上って大事なんだな。

きっかけを作ってくれた彼女を思い出しながら、今回はゴルゴンゾーラの入ったキッシュをにんまりとしながら食す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?