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百貨店が敷居が高い?いやいや、遠慮せずに見学にいこうよ!

この1,2年地元から出ることもなくなりました。

以前は年に数回関西方面へ出かけて友人と会ってお茶をしたり、寺社仏閣巡りを楽しんだりしていました。

大阪で行くのが楽しみな場所の1つが阪急百貨店です。

最後に阪急百貨店に行った時は、改修・改装の真っ最中だったので、いまだ完成した阪急百貨店に行けてない刹那…。

阪急百貨店での楽しみの1つは衣料の取り扱いのある階層を上から全て見て回ること。

最上階辺りの御店は客層に私全くあっていないのも百も承知でウィンドウショッピングではなく、見学に伺います。

こういうお洋服は何処でお召しになるのでしょうか?な服も沢山あります。お召しになる場所があるんですね!どんな場所ですか!!と、知らぬ世界に思いを馳せます。

世界的ブランドが立ち並ぶフロアに降りてくると、「ファッション通信」でお見掛けするブランドを軒並み見ることが出来ます。

この辺りになると、ショップの中に足を踏み入れて、ガッツリ見ます。このコート素敵!!と手に取ったら軽く70万円とタグが付いています。

色合いは勿論のこと、布の質も手に取るととても気持ちが良いので、幸せな気持ちになります。

1フロア降りると靴や鞄のフロアだったと思います。素敵な鞄があったので友人に勧めたら、最初の1を見落としていて、実際は100万円超だったなんてこともありました。

この頃になると若干金銭感覚が行方不明になります。7,8万円の靴を普通と思い、3万円台の靴を安い!と思い始めます。

地元の百貨店は某MALLと質も客層も変わらなくなってしまっているので、阪急百貨店に置いてある靴や鞄、お洋服は眼福でしかありませんし…。

その後、一般的なお洋服の置いてあるフロアもくまなく回り、一度阪急百貨店を出ます。金銭感覚を呼び戻す必要があります。

大抵、ファストファッションの御店に行きます。「おかえり金銭感覚」とはなりますが、今度はびっくりする程、購入意欲が迷子になります。

最上階近くのフロアで思っていた「こちらは何処でお召しになるんですか?」が別の意味で頭をよぎります。

そして、気づきがあります。

数年前にハイブランドで見たようなデザイン、色合いの劣化版の嵐?山?。だから、安価に出来るはずだと。

いつだったかも、YOHJI YAMAMOTOでMIYAVI氏やAYABANBIが着ていた柄&デザインの劣化版が某社でに翌年以降に新作として並んでいましたし…。

手に取った友人に「それ、YOHJIさんとこで去年か一昨年のLOOKにあったよ。もっと素敵だったけど…」と、思わず言ってしまうほどに。

百貨店に戻ると、本当に必要な、ときめいたものが思い浮かびます。時には、購入することなく、今一度素敵だと思った品々を見て回ることももあります。

この年代にはこのお洋服、こういった系と、ある程度精査されている雑誌や閲覧記録からAIがはじき出したSNSの情報の中にはないものを見ることが出来るので思わぬ発見があったりもします。

また、靴のフロアで靴のデザイナーさんと偶然お話する機会に恵まれ、外反母趾になる理由や解消方法を教えてもらえたり…。(友人は、この解消方法を実践したら外反母趾でなくなりました。)

ハイブランドを扱う御店のスタッフさんは持っている情報も多いと思います。本当に色々ご存知な方も多いので、提案力がある人も多いなぁって思います。

良いものを見ていると、良いものが分かるようになるとは言いません。少なくともダメなものは解るようになると思います。

参考までに。

関東地方が大雪に見舞われる予報だと
雲一つない快晴に恵まれる地方より


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