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『大きを成す為に小さきを積む』人生釣り三昧#90

冒頭の挨拶ネタとタイトル候補の言葉は思い付いたらすぐにラインのメモに残していて、大抵はそれを見て内容も思い出せるのですがメモに残っている「株式会社ニッポン」というタイトル候補の内容がどうしても思い出せないかずおかです。

#めっちゃ壮大な話だと思う

さて。

今回は『大きを成す為に小さきを積む』というタイトルでお話ししたいと思います。

古典感を醸し出すようなタイトルですが要するに「千里の道も一歩より」的な話です。

よろしくお願いします。

▼兎にも角にも核が命▼

社会人になってから4年ほど会社員として働いていますが仕事の大きさはその仕事ごとに変わってきます。

本当に自分だけもしくは数人規模で大したお金も動かない仕事もあれば数十人で数百~数千万規模のお金が動く仕事まで様々です。

小さな仕事程、失敗してもダメージも少ないが故にベネフィットも少ない。
規模が大きくなればなるほど失敗した時のダメージが大きいけど成功すればベネフィットも大きい。

これは当然ですよね。

ただどの規模の仕事であっても押さえておかなければならない「核」となる部分が絶対にあると思っていて、小さな仕事程この核の部分をないがしろにしたまま何となく動き出してその場しのぎで進みがちだと思うんです。

小さな仕事は良くも悪くも核をないがしろにしても反動が少ないというか、規模が小さいので核をそこまで真剣に捉えていなくても捉えれる視野の範疇に核が見えるからでしょうか。

そもそも核の存在まで意識して取り組まれることが少ないし、
ぶっちゃけそれでも何とかなってしまう。

ただ、その進め方が当たり前になって体に染みついてしまうと厄介なんです。

小さな仕事は問題無くできるのに大きな仕事になった途端、使い物にならなくなったり思考停止してしまう人がいると思うんですがその差がそこに隠されているんだと思います。

しかしながら、残念なことに仕事を覚えることが最重要とされる若手に振られる仕事なんて核を意識しなくてもなんとかなるような仕事が大半なのでそこで仕事の進め方を覚えた気になってしまうんでしょう。

その結果、大きな仕事に挑戦する機会を生かすことが出来る奴と出来ない奴の差が大きく開くわけですね。

だからこそ仕事の大小問わずその仕事を始める上でまず最初に「核」を押さえる。
これがとっても大事だと思います。

あと意識している無意識で出来ているを問わず「核」を捉えて仕事をしている人って誠実で前向きで熱量を感じる人であることが多いです。
大抵「何のためにその仕事をしているのか」がハッキリしている。

「核」というとあれですけど、ビジョンとか理念的な部分と言えばちょっとわかりやすいかと思います。

大きな仕事になればなるほど動くお金だけじゃなくて関わる人の数というのもどんどん増えていきます。

この核となる部分、その仕事を取り組む上での基本理念だったりその仕事が見据えるビジョンだったり…

これがしっかりと核として決まっていると関わる人もいちいち中枢部の人間に確認せずともその方針を頼りに仕事に取り組めるってもんです。

基本的に核がどっしりとしたものであれば中枢部の人間が「あ~なんでこうなるんだ」「どうしてその方向へ」と思う機会も減るでしょうし、「もっとこうすればいいのに」と感想レベルの意見が下から飛び交ってそれを真に受けて混乱することも無くなるのかなと。

この辺は会社や組織のリーダーが最初に適材適所の人材配置を行えれば動き出してからは手が掛からないという流れに似ていると思います。

▼大きな仕事こそ繊細に▼

実際に社運を賭けるレベルの大きな仕事の舵を握ったことはありませんがそれなりの規模の仕事をしてみて感じるのは「大きな仕事だからザックリと決めていい」訳ではないということ。

むしろ話が大きくなるほど核を据えるのにも時間がかかるし、小さなことをその規模に応じて積み重ねていくというひたすら地道な努力が続きます。
その道のりの長さが規模に応じて長くなっていくので苦しいんです。

今、3~5年規模で取り組もうと思っている仕事があるのですが僕の中では最長レベルの計画となります。
今までの仕事は長くても半年~1年規模の計画でした。

今回はその3~5倍、単純に動かすお金も協力してもらう人から規模を見てもそれなりの話です。

直属の上司にも計画を話しながら相談に乗ってもらったりしていますが「会社の過去を見ても何度か挑戦したけど誰も成し遂げれなかった」という事を言われました。

確かに自分で考えていても一筋縄ではいかないことが目に見えていますしぶっちゃけ無理に挑戦する必要があるのか?という気持ちがないわけではありません。

ただ、現状維持を続けても実質衰退しているのと一緒だし僕が失うモノって何も無いのでやらない理由がありません。

それがきっかけになってモデルケースとなれば挑戦に足踏みしていた人たちも少しは動きやすくなるかもしれません。
それは会社にとっても大きな利益です。

とは言え今までと同じような計画レベル、実行レベルで太刀打ちできないのも身に染みて理解しているので今はひたすら5年先程度までのコンパスとなる「核」の部分と大枠の計画、これを書いては消してを繰り返しています。

動き出してみて負けない為に軌道修正していく部分も多々あると思いますが、その時も核の部分だけはブレてはいけません。

だからこそ難しさを感じています。

ここまで前に進んでいるという実感がなく、向き合い続けなければならない仕事というのは初めてで一種の呪いのように感じる日もあります。

腹を括ったつもりで考え始めたもののどこかでまだ腹を括れていない気持ちを感じて自分が情けなくなる日もあります。

でも今は向き合い続けるしかないのでめげることなく考え続けます。

▼走り始めれば楽なのか▼

不安一杯な状況が続いているわけですが今楽をせずちゃんと核を煮詰めることができれば走り始めると自分にとって良い未来が待っていると確信しています。

いざ走り始めると滅茶苦茶忙しくはなると思うので決して「楽(らく)」ではないと思うけど絶対に楽しい。

そう信じれるから頑張れるのかもしれません。

まだまだ先は長い道のりですが描いた未来を手繰り寄せられるよう地道に誠実に積み重ねていきたいと思います。

というわけで今回は『大きを成す為に小さきを積む』というタイトルでお話ししました。

上手く話ができませんでしたが結果を求めるのも動き出すのもとにかく急ぎ足な時代だからこそ一度落ち着いて考えるって大事だと思います。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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