見出し画像

『成熟したSNS』人生釣り三昧#51

おはようございます。

車を見に行く為に福岡へ行った際「久々に本場の豚骨ラーメンを食べるぞ!」意気込んで向かったはずが帰りにしっかりと唐戸市場でお寿司を食べて帰ってきたかずおかです。
 
#豚骨ラーメンでもなければ福岡県でもない
 

さて。
 

今回は『成熟したSNS』というテーマでここ最近ずっと感じているSNSの変化とこの先に待つ世界についてお話していきたいと思います。


▼SNSも成熟するという考え▼

あらゆる企業は0から1にするフェーズ、1から10にするフェーズ、10から100にするフェーズといった流れに沿って企業として成長していきます。
 

当然成長段階によってとるべきアクションは変わるので自分が今どの立ち位置にいるかを把握し、その精度の高さが重要…といった話は少し前にした気がしますが今回はそうではなくて…。
 

2010年頃から日本でも普及し始めたFacebook、Twitter、YouTubeが僕らの生活の中で当たり前になって既に10年以上。

2015年ごろにはInstagram、そして2019年に日本市場でもサービスが始まったTikTok。


小さな物を含めると膨大な数になるほどこの10年でありとあらゆるSNSが誕生し、普及していきました。
 

これらのSNSも企業の成長過程と同じように各フェーズを通過しながら今に至ると考えていて

冒頭の流れに当てはめるのであればFacebook、Twitter、YouTubeは既に安定期
(10→100のフェーズ)

Instagramは成長期から安定期に切り替わろうとしている境目
(1→10のフェーズを終えようとしている)

TikTokは成長期真っただ中
(1→10のフェーズ)
という風にそれぞれが当てはまると思います。
 

勿論それぞれのSNSがそれぞれを真似るようなサービスを追加する流れ(ストーリーズ、ショート動画)は今もありますがTikTok以外のSNSについては全体的に安定期に突入して落ち着いてきたよね。

というのが僕の見解です。
 

国内市場においては割と綺麗に世代ごとの分断が起こっているとも思っていて
Facebookは40代半ば以上、
Twitterは20代後半以上、
Instagramは10代~20代半ば、
TikTokは10代以下といったような世代の分断を感じています。
 

これは自分がやってきた感覚的な部分が大きく業界によっては違う部分もあると思いますが釣り業界においてはあながち間違ってもいないと思います。
 

プラットフォームが違うと言えどユーザーの多くが『自己顕示欲を満たす』『孤独感の解消』といった目的の為に利用していることは共通点でしょう。
 

もっと言うと一般人のSNSに対する熱量自体が落ち着いたように感じていて基本的には発信者としてではなく受信者として活用している人がかなり増えたように感じています。

考えればすぐに分かるんですが自分の貴重な時間を割いて炎上や身バレのリスクを背負い自分の生活を世に公開することほど面倒な事はありません。
 

普通の大人ほどSNSとは徐々に距離を置き始めたのではないかと僕は考えています。

実際僕自身もSNSへの魅力は昔ほど感じていなくて最近はあえて距離を置きながら適切な距離感を模索している状態です。


▼クローズドコミュニティの先に待つ未来は暗い▼

そんなこんなで安定期に突入したSNSが今後どうなるのかという事が大事だと思うわけですがこれまで廃れたサービスと似た形でクローズドコミュニティとなり新しいステージが生まれたところから過疎化が加速し最終的には消えていくでしょう。
 

日本国内においてはまだ時間がかかっていますがデバイスがテレビ・PCからスマホへと変わり時代が変化したようにデバイスが変わってしまうとそれに付随する各プラットフォームにも大きな変化が起こるのは自然な流れです。
 

僕自身これらのSNSが完全に消える未来は10年以上先だとは思っていますがかつて当たり前だったコミュニケーションツールもデバイスの進化によって最終的には消えていきました。
 

コミュニティが閉じていくのには色々な理由があると思いますが結局は『居心地』なのかなというのが僕の考え。

さきほども述べたように各SNSによって世代の分断が行われているのは確かでこれも居心地が一番の理由だと思っています。

やはり人間は群れて生きる生き物で出来る限り自分と価値観の近い人、居心地の良い人達と群れながら生きていきます。

だから僕らの世代にとってFacebookは親世代の人が多く面倒くさい存在になってしまうし親世代にとってTikTokは理解不能な存在になっているわけです。
 

それぞれのプラットフォームが少しずつ新機能を取り入れたり変化しているのは確かですがどう転んでもInstagramからFacebookへ若年層の大半が流れていく未来は想像できません。
 

そして良くも悪くも新しい血が流れなくなったコミュニティは持久戦に突入し、そこをピークにゆっくりと閉じていきます。

InstagramやTwitterと比べてYouTubeはプラットフォームの種族が違うので寿命は比較的長いとは思いますが…


▼仮想現実という新たなステージ▼

世界的な流れをみれば間違いなく『仮想現実』が次のステージだと言われています。

日本に住んでいるとその未来はまだ遥か先にも感じますが早ければこの10年以内に少しずつ生活の中にも取り込まれていくのかな、と思います。
 

仮想現実の世界が当たり前のように普及すれば間違いなくスマホの時代にも大きな変化が起こり、デバイスの変化に合わせてこれまでのSNSとは違った新たなコミュニケーションツールが生まれるでしょう。
 

勿論それを操作するのが人間である限りその世界が全てにはならないはずですがその未来で『釣り』という遊びを残していけるのかが僕は一番不安です。
 

仮想現実の世界で臨場感のある釣りを楽しむことも将来的には可能だと思います。
仮想現実の中で釣り具を購入し家に居ながら世界中の魚を釣りに行ける世界が訪れる可能性も十分にあるでしょう。
 

仮想の世界とは言え非日常な釣りの世界を体感する事への距離感は縮まりますが仮想現実の世界で自分の釣果を自慢し自己顕示欲を満たすことは少し難しいのかもしれません。
 

リアルの世界観を大事にしてくれる人はゼロにならないと思いますがその市場は今の比にならないぐらい小さな市場になってしまうでしょう。

人とお金の動きという部分では色々と問題がありそうですがフィールドの持続性という部分では良いことかもしれませんが…笑
 

仮想現実とリアルな世界の差別化、そしてその価値をどこまで高めていけるのかは今後あらゆるエンタメにとって大きな課題になるのかもしれません。

いや、エンタメどころか衣食住、世界のあらゆる常識が根底から覆される気がします…

遥か先ではない手の届く未来の大きな流れはある程度予想ができるのでそれに対する対策も打てます。

ただ、釣りに関してもこれまで大事にしてきた常識や世界観を壊す覚悟が必要になってきそうです。
 

そんなこんなで僕らが40~50代になったあたりの未来で釣りを守るのは色々と大変そうだなぁと悩み考える機会が多くなりましたという話でした。
 

まだまだどうなるか分からない未来の話になっちゃいましたがどう転んでも釣りが楽しめる未来が絶対に来てほしいし引き寄せたいなと思います。
 

それでは今回はこの辺で。
 

でゎでゎ👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?