春の始まりについて考える…【バス釣り】
どうも!
「得意な釣りはバス釣りです!」と公言しておきながらいまだに今年バスを釣ってないバサーことかずおかです。
そんな訳で先週はがっつりバス釣りしてたんですけどまたまた見事に撃沈しました。笑
新しい環境での生活という事もあって、暫くはどんな釣り場があるんだろう?ってのが気になって仕方ないので釣果の優先度は低めな釣行が続いております。
とはいえ更新が続かないのは良くないので今回はタイトルにある通りバス釣りにおける春の始まり方ってなんだろうって事について個人的な考えだったりを書いていこうかと思います。
さて。
全国的な暖冬だった今冬、気温と水温も割と高いので自分のイメージと実際の水中の動きにズレが生じる事が多いなと思う今日この頃。
フィールドによる春の始まりのスピード感にも例年以上の差を感じています。
そのフィールドごとの季節が進行していくスピード感を理解しておく事は春のバス釣りにおいてかなり重要なのは言うまでもありません。
特におかっぱりはアプローチできるエリアが限られる分より重要です。
さぁ考えてみよう。
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フィールドごとに差が生まれるのはなぜ?
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バス釣りで考えられるフィールドは以下の通り
・リザーバー(ダム)
・河川
・ため池(農業用池、天然湖)
・クリーク(用水路)
バスを釣るフィールドと言って挙がってくるのは大体こんな場所ですよね?
フロリダかラージか、はたまたスモールかによって違いは出てきますがそれを差し引いてとりあえず考えると上記のフィールドではそれぞれ春の進行具合に差があるかと思います。
僕のイメージ的には
河川→クリーク→ため池→リザーバー
の順で季節の進行が早いと感じることが多いです。
では何故そのようになるのかを考えてみると
・水深
・流入量
この2つのキーワードがかなり重要でカギを握っている気がしてなりません。
〜水深〜
まずは『水深』です。
これは基本的に浅ければ浅いほど春の始まりは早く、深ければ深いほど春の始まりは遅くなる傾向があります。
この要素で大きく差が出るフィールドがため池でしょうね。
晩秋頃から減水してそのまま冬を越して春を迎えるため池ってかなり釣りやすいフィールドが多いです、これは感じてる人も多いはず。
逆に最大水深が深く、水位の変わらないまま冬を越して春を迎えるため池って難しい場所が多いように感じませんか?
単純に魚の密度の濃さもありますが、どちらの状態で越冬したとしても水深が浅いため池の方が気温の上昇に伴い、暖まる水の割合が多いので明らかに進行は早いことが予想されます。
逆に水深が深いと越冬場の水温に変化が現れない限り表層水温が一時的に10度を超えたって越冬場の魚は気付きません。
先程も書いた『河川→クリーク→ため池→リザーバー』
この順も晩秋頃に減水し始めてそのまま春を迎えるため池に関して言えば、河川やクリークと同じタイミングで魚が動き出す事もあります。
いずれにせよ早くから春らしいプリスポーンのバスを狙う場合はその水域の水深がまず全体的に浅いフィールドを選ぶことが早春は特に重要です。
ただ何年も釣りを続けて毎年春の釣りをしているとどうも水深だけが重要な要素ではないのかもしれないと思うことが増えました。
〜流入量〜
もう一つのキーワード『流入量』
これはその水域にどれだけの水が流れ込んでいるかという意味での流入量です。
河川は常に上流から下流へ、下流からは海へと向かって流れていき基本的に同じ水が留まり続けることはありません。
これがかなり重要で水深の浅さと相まって全体水深の浅い河川は季節の進行が早いです。
一方で一番スピード感が遅いと言ったリザーバーもかなり大型の個体(特にフロリダ系)に限りこの時期から最上流に何をすることもなくプカっと浮かんでウロウロしているのを見かけることがあります。
左がコイ。右がバス。
このバスは恐らく60cmを超えるサイズでした。
ネストを作るわけでもなくただ見えるレンジをウロウロとしている不思議な光景。
これは恐らく越冬の個体差が影響しているものだと思われます。
小さなバスは深場へと落ちてほぼ動くことなく再び水温が上がるのを待つ個体が殆ど。
逆に大型の個体の中には比較的浅い、目に見えるようなレンジに残り、動きこそ遅くなるものの深場に落ちることなく水温の上昇を待つ個体がいる事も確か。
そしてリザーバーも元を辿れば川の間をせき止めてる場所なので雨量などで変動はありながらも基本的に流入量はゼロになりません。
となると新しい水が入ってきたときにいち早く水が入れ替わりどんどん暖かくなっていくのは最上流の表層付近からになって…
※雪解け水が多いと一概には言えないけど水が入れ替わると言うことが重要。
それをいち早く察知できるシャロー越冬の大型個体だけが見える位置に浮き出てくる事につながってくるのではないでしょうか?
そんな風に考えていくと水温だけでなく水が入れ替わるってことも想像以上に重要な事なのかもしれないって思うよね🤔
それでもリザーバーが1番季節の進行が遅いのは水深の深さが原因だろうなぁ…
10mを超えるスポットがあるフィールドって基本的にリザーバーぐらいだし。
そこから見えてくるのは今挙げた2つの要素も
水深→流入量
の順で重要度に差があるって事ですね。
つまりそのフィールドのプレッシャーだったりを差し引いた時に全体水深が浅く、流入量も常に一定以上ある河川が1番季節感が早いって結論に辿り着くわけです。
自分の身近に全てのフィールドが無くてもSNSがあるんだから意識して見ると大体そんな感じになってると思います。
色々説明してみましたがここで各フィールドをざっとまとめてみるとこんな感じ。
・河川
水深→比較的浅い
流入量→常に一定以上
=季節の進行具合は早い
・クリーク(用水路)
水深→比較的浅い
流入量→河川よりは少ない
=季節の進行具合は比較的早い
・ため池
水深→減水していない場合やや深い
流入量→少ない
=季節の進行具合は比較的遅い
・リザーバー
水深→かなり深い
流入量→常に一定以上
=流入量はため池に比べて多いがそれ以上に水深が深すぎるためか季節の進行具合は遅い
なんとなく繋がってきたかな?笑
バス釣りにおいて絶対的ベースに考えておかないといけないのが『水温』。
その水温を変化させるためにはいくつか条件が必要でそこで重要なのが水深と流入量なのかなと僕は考えています。
ここら辺の差を自分の行くフィールドごとにしっかりと理解しておけば場所を変えながらコンディション、サイズ共に納得のいくバスをより長く狙い続けれる事にも繋がるかと…
ちなみに河川とリザーバーでは当然、場所にもよりますが全体的な魚の動き方(特にこの時期)は1ヶ月以上誤差が出るように感じてます。
狙っているのは同じバスなのにフィールドごとに色々と特徴が違うからホントに飽きないし面白さの深みが凄いよねバス釣りって!笑
住んでる場所によって選べるフィールドは限られるけど1つに絞るよりも選択肢があるならこんな感じで各フィールドを理解して釣り分けていくと楽しいと思いまーす!
こんな事を書いているとそもそも『春』、いや『シーズナルパターン』ってなんだろう?ってことまで気になってきた。
魚が動き出すと年に一度の一大イベント『産卵』を意識し始め淡水とはいえ『潮周り』についても考えなければいけなくなるし🤔
ひとまず十分長くなったので他の話はまた別の機会に…
と言うことで周りにはリザーバーばっかりだから中々良いバスが釣れないよって言い訳でございました。笑
最後までお付き合い頂きありがとうございます🙏
でゎでゎ👋
かずおか🎣
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