見出し画像

『産卵シーズン開幕です』ビオトープ観察日記#22

どうも、かずおかです。

今回は『産卵シーズン開幕です』というタイトルで新たな種類のメダカ達と迎えた産卵シーズン開幕直後の様子についてお話していきたいと思います。

前回の投稿から丁度1か月近くが経過しましたが新たに加わった『紅帝』『天女』『サタン』の3種については今のところ一匹も☆になることなく元気にしています。

4月中旬にはちらほらと抱卵しているメスの個体を見る機会も増え、特に紅帝は抱卵が早いように感じました。

抱卵が始まったとはいえ昨年の経験からも4月はまだ冷え込む日がたまにやってくるので今年は5月から採卵すると予め決めておりました。

そうして迎えた5月。

GW中の空き日を使って採卵をスタート。

産卵床は昨年同様、100均グッズで自作

自身の経験とネットで得た知識を参考に今年は初めから品種ごとに容器を別に分け、水温が特徴の遺伝に影響しやすい種類とそうでない種類でさらに分けました。

紅帝とミックスは通常水温で管理。

天女、サタン、ダルマはヒーターを使って高水温(25~27度)といった体制で管理します。

サタンが1ペアしかおらず他の種類に比べて繁殖活動に積極的な様子が見られなかったので良型幹之とダルマ幹之も室内水槽からサタンと同容器に移動。

透明容器で見る幹之も良き…

最終的にサタンが10匹程度にまで増えれば理想的でさらにその中に黒ダルマが混ざる可能性、良型幹之のさらなる増加を見込んでこの2種類を同容器で管理ししばらくは様子を見たいと思います。

ミックス卵は通常クラスの幹之とその他諸々のメダカ達の卵を一応採卵&管理しているといったところです。

採卵し始めてから一番驚いたのは天女の卵の多さ。
相変わらずビビりでこそっと観察していても目立って抱卵率が高いと思っていませんでしたが実際に採卵していると飼育数の割にダントツの採卵数をマークします。笑

産卵する時間帯、性格諸々他の種類のメダカ達とは違った行動が見られて面白いのですが不思議なものです…

産卵自体は5月からスタートしましたが4月の末頃から産卵床は浮かべておいたので早いものはここ数日で一気に孵化が始まりました。

紅帝の針子
天女の針子

特に孵化数が多いのは今のところこの2種。
紅帝は平均的なスピード感で孵化し始めましたが天女は加温しているので本当にここ数日で一気にそして次々と孵化しております。

サタン&幹之の針子

サタンと幹之については天女と同じ水温で管理していますが少しスローペースな様子。
週明けにはまだ1匹しか孵化していませんでした。

この数日でどんどん生まれていますが元々の採卵数が少ないのも影響していますね。

全て孵化してみないと分かりませんが恐らく9割以上は幹之といった感じです。

サタンのメスもたまに抱卵しているのですがとにかく産卵床に卵を付けるのが苦手なようで直接採卵してみたところ卵が固まっておらずすぐにつぶれてしまいました…

卵が硬化しないのは受精していないからだったような気もしますが今後もこの状態が続くのであればペア数を増やさない限りサタンの繁殖は厳しいのかなぁと感じております。

良型幹之とダルマを入れたのはいいものの幹之達はサタンに興味を見せるような行動が殆ど見られないんですよね…泣

基本的に品種が違っても繁殖活動は行われると思っていましたがサタンのような変わり個体だとそんなもんなのでしょうか?

個体同士の慣れもあるのでしょうからしばらくは様子見の状況が続きそうです。

凄く残念で驚いたこととしては丁度この記事を書き始めた日の朝、何故か通常幹之容器のメダカ達だけが10匹弱☆に…。

混在しているエビ達は一匹も落ちていなかったので水質悪化ではなさそうだし酸素不足ならもっと過密飼育しているミックス容器でも起こるはず…

正直原因の特定までは出来ませんでした。
とりあえず水を変えて様子を見るしかなさそうですがここまでまとまった匹数を一度に☆にしたことが無かったのでとても残念でした。

他の容器でも同様の事が起こらないよう祈るばかりです…

メダカ達の様子についてはそんな感じ。

来月のビオトープ観察日記ではそれぞれの稚魚にも特徴が出始める頃かと思いますのでその様子をお届けできるかと思います。

続いては『らんちゅう』について。

まだまだ冷え込む日も多い早春に手を出し、初めてのランチュウ飼育という事もあり数匹は序盤で☆にしてしまう事を覚悟して6匹迎え入れたものの今のところ特に心配になることもなく全員無事です。

広々した容器ですくすくと成長中。

相変わらず人懐っこい性格には餌やりと観察するたびに癒されておりますがまだまだ色が変わりそうな雰囲気は見られません。

強いて言うなら現時点で一番体格の良い個体の尻尾と体の一部に若干色が変わりそうな雰囲気を感じる程度でしょうか。

いずれにしても飼育経験がないので何とも言えませんが黒くちょこまかしている姿を見れるのもあと数か月程度と思えば今の姿もしっかりと見ておかなければと思ったりもします。

エサについては冷凍赤虫を毎朝毎夕与えていましたが無くなってしまったのを機に人工飼料に切り替えました。

元々用意していたエサを最初は与えてみましたがまだそのままでは食べづらそうにしていたので別途さらに小さな粒のらんちゅう用飼料を用意し与えております。

今与えているのは左の餌

休日家にいる日だと朝、昼、夕前の3回程度に分けてエサは与えれるし平日もそうしたいのですがどうしても仕事があるので基本は朝、夕の2回です。

それでも0.5~1回り程度は大きくなったような気もして確かな成長を感じております。

ある程度成長してもこの子達には生まれて初めての夏と冬を乗り越えてもらわなければならないわけですが出来る限り全ての個体が元気に成長してほしいと思います。

メダカと合わせてらんちゅう達の様子についても次回以降もお届けしますので今後ともよろしくお願い致します。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ。

【おまけ】

幹之(通常)
ミックス
紅帝
天女
全体の写真



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?