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特別な日。

12月29日はBUCK-TICKファン(お魚)にとって、特別な日。
2001年から毎年武道館で行われているコンサート「THE DAY IN QUESTION」の開催日なのだ。

去年の今日、何の疑いも持たずに今年も自分は武道館にいると思っていた。
別れ際「来年は、武道館で!」と仲良しのお魚さんたちと別れたし。

なのに今日。
なんで家にいるんだろ。と思いながら2011年のあっちゃんを観てた。
すごく変な感じ。現実感がなくて、ぽかんとしちゃう。

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本来なら、アルバムを引っ提げたホールツアーの最終日を華々しく飾る一夜。加えて、新しくなった武道館での2年ぶりの公演。(昨年は代々木第一体育館)。特別な日は、さらに特別な1日になるはずだった。

しかし、コロナ感染拡大に伴い、ホールツアーはフィルムコンサートという形でのツアーになり、今年のDIQは2020年最初で最後、唯一の観客を入れたコンサートとなった。人数制限を行い、感染対策を施し、ライブ配信を行う。まったく別の、いろんな意味で「とっても特別な日」となったのである。

地方からの遠征組である私は、今回は断念。
仲良しのお魚さんたちがこぞって当選しているのが嬉しくもあり、寂しくもあり。コンサートだけでなく、その前後にお魚さんたちと過ごす時間も私にとっては大事な遠征の一部なんだなぁ、と改めて思った2020年。
来年は、会場でみんなと笑って泣いて、一緒に楽しめますように!

そして今夜、無事何事もなく「ABRACADABRA」が幸せな終演を迎えられますように。

開演まであと少し。
一夜限りの、ABRACADABRAの世界。
儚く美しい夢を、会場の熱を、画面の前で堪能します。

この時期に観客を入れてのコンサートを開催する。ということには賛否両論あるだろう。それでも私は、彼らの決断と勇気を、讃えたい。と思う。
無観客でのライブ配信を行い、フィルムコンサートを行い、スタッフ支援のためのチャリティグッズの販売を行い。ファンや自分たちを長年支えてくれているスタッフに寄り添い、自分たちにできることを試行錯誤して動いてくれる。そんな彼らの優しさが、大好きだ。

何よりも自分たちに関わる人を大切に思う彼らが決めたことだからこそ、今夜、無事に終演を迎えて欲しい、と切に願う。

無観客ライブで「皆さんに会えないのが寂しい」と言っていたあっちゃん。きっとギリギリまで葛藤し悩みながら・・・それでもこの日を心待ちにされていたことでしょう。1年ぶりに観客の前でどんな姿を、表情を見せてくれるのかも、楽しみ。あっちゃんみたら、泣いてしまうんだろうな。

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