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思考の呪いを思考で剥がす

知る人ぞ知る、小野満麿さんのこちらの動画。たくさんのヒントが散りばめられていて、感動ものでした。どんだけ愛キュー高いんだとうなってしまった。そしてその存在の位置というか、どこから世界を見ておられるのかということが伝わってきて、うるうるしました。


籠(カゴ)の語源はカーゴではなく、666と5と6と7と369と、そこになぜ塔が出現するのかをさらっと示した上で、トンネルに入る時には出るものもいるとの展開力。

穴と塔は表裏関係なんですね、その生成にはカタチとしての666と5と6と7が関わっていて、すべてを見通したならばそこに3と6と9が見える仕組みということかも知れません。

常に往還なんですね。入る者がいれば、出るものもいる。すべての入り口は出口でもあり、掘り進める者がいれば、よじ登って来る者もいる。要はすべてのことはやはり起こるべくして起こっているという視座を持つことかも知れません。そして自分自身の往相と還相を見つめることが大事。

差異を見つめつつ、同一性も理解しているという視座。地と図は常に反転しているわけだから、それは次元を超えることで始めて可能になる存在のありようであって、まさに両生類であり、カエルであり、変換人であり、「ヒト」ということになるのでしょう。

等化のためには、常に真ん中に軸を立てるという視座が必要。いろんな対立するものの間に、軸を立ててみようと、やんわりと笑いにくるんで、ポンと投げてよこすあたり、、、寂静の微笑みをたたえた(あくまでも僕の想像だけど)そのたたずまいにあこがれます。(o^^o)

以下、言葉たち

朝のトイレの中で塔と穴を見た
穴の中に最初から既に塔はある

塔と穴とは表と裏との表裏一体
avobeではなくbelowな話で御免

尾籠は龍の尾を踏む話ではない
カゴの語源は 「cargo」ではない

「籠」や「筒」や「箱」や「管」などの
竹や蔓や枝で編んだものたちは

引繰り返せばみな穴が塔になる
どこから見るか視座視点の違い

網目は籠目6芒星の形に編んだ
6芒星だけだと平面か管のまま

5芒星が入ると曲率で球になる
5と6組み合わせると塔になる
7芒星入れると曲率が反転する

666から5と6と7の物語へ
666から3と6と9の恩寵へ

水が凍る時それを氷点と呼んだ
氷が解ける時それを融点と呼ぶ

温かい国の氷点は寒い国の融点
それを科学は摂氏0度と定めた

トンネルに入る時出る者もいる
全ての入口はまた出口でもある

底の見えぬ穴を降り行く冒険家
上昇負荷突き抜けて登り来る者

差異と相似は同時に見取れない
一方が図ならば他方は地となる

同時に分別二極を体験できない
思考は二而不二を受け入れ難い

思考自体に内包する分別の呪い
思考の呪縛を解こうと足掻く魂

知るもの知られるものの二分別
見るもの見られるものの相補性

人間を言祝ぐ数と形を援用して
思考の呪いを寿ぎに変える術式

左右の問題は中央を確認しよう
男女の問題は人間に立ち戻ろう

良いと悪いはルビを交換しよう
人は人非人を超えて非人非人に

誰にも似ていない自分の確立で
誰ともそっくりな自分を見出す

生きること歩くこと思いやること
食べること眠ること思い出すこと

1つ1つを聖なる儀式として捉え
丁寧に真摯にひたむきに生きる命


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