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天王星がデトリメントであることからわかること、考えられること

昨日の続きです。今日は僕の天王星がデトリメントであるということを書いてみます。

ちなみに、こちらは昨日書いたもの。金星がフォールであることについて書きました。↓


「原則」として、昨日書いた物をここにコピペするところから始めます。

「惑星の品位はハウスに影響する」

「ある惑星が、デトリメント、もしくはフォールの場合、その惑星が支配するハウスでは一悶着あるかも知れない。しかし、その惑星自体が品位が高いか、もしくはリセプションが発生して品位が高くなる場合(ドミサイル、エグザルテーション、トリプリシティ、ターム、フェイスなどの加点がある場合)は、そのハウスの領域で、頭角を現す可能性が高くなる。」


僕の天王星は獅子座にありますから、デトリメントにあたります。まさに天王星は獅子座にはふさわしくない天体というわけです。獅子味を帯びた天王星を発揮しすぎると、たぶん強烈すぎるのかも知れません。獅子座の誇りと尊厳に傷をつけかねない配置といえるでしょう。

天王星はどんな星かというと、改革、革命、突然の変化を表わすと言われています。またおもしろいことに、占星術というのも天王星の象意のひとつとして考えられているんですよね。

天王星は水瓶座のルーラーですから、ルールを変え、枠組みを変えようとします。そのために抗議する者であり、革命家と言われるような立ち位置ですから、下手すると社会にとっては反逆者のラベルを貼られる可能性もあるわけです。

天王星がルールする水瓶座は僕の場合、4室になります。「わたしの居場所」ですね。

「わたしの居場所」は家庭と言われることが多いですが、必ずしも家庭ではない場合も多々あり得ます。私が誇りと尊厳をかけて作るわたしの居場所ですから、それは場合によっては友達であったり、コミュニティと言われるような場所のことだったりもします。もちろん、家族でもその中で尊敬され、尊重し合えるような関係性があるのならば、それは4室という事になるわけです。

その4室のルーラーがデトリメントの天王星というわけですから、その居場所はちょっとクセのある、アクのある場所である可能性が高いですね。

そういう意味では、僕が作ってきた僕の居場所というものは、所属していた踊りのグループもそうでしたし、もしかしたら今の家族との関係も、ちょっと普通とは違うところがあるかも知れません。

いくつか思い返してみても、どれも普通の居場所とは違っていたなと思いますし、なかなか当たっていると感じるので、それがデトリメントの天王星がルールする水瓶座のハウスということなのかと納得するところがあります。そういう意味でも占星術はおもしろいということを思います。


さて、その天王星ですが、品位はどうなっているのかと見てみると、獅子座において、太陽とコンジャンクションしているので、ドミサイル5点とトリプリシティ3点を獲得しています。さらに射手座の木星ともトラインなので、タームの2点も獲得して、合計で10点と、なかなかに品位が高いです。

なので、僕の4室、居場所は一風変わったところということにはなるけれど、なかなか立派なところのある居場所であるとも言えるということになるかも知れません。

今の家族のありようは普通の一般的な家庭の姿とは違っているけれど、なかなかそれはそれで、未来を先取りしたような家族のあり方を体現しているようだ、とか、住居としてのことであったならば、今住んでいる家は田舎で、交通の便が悪く、ちょっと難はあるけれど、なかなかの高規格住宅で住み心地は抜群に良いとか、そんな感じでしょうか。

また、この4室からルーラーが2室、9室、12室へ行っていますから、(小川町にリロケーションしたチャートにおいて)この居場所は、2室、僕が生み出し、この世に残していきたい物のために存在していると言えますし、9室、思考を深め、学びを深めるために存在しているとも言えますし、12室、見えない方法での問題解決をするために存在している場所とも言えると思われます。

昨日見た、フォールの金星が働く場所である12室のために使われるのが、この4室であるということも、忘れてはいけないことだと思いました。自分の居場所は普通ではない、ちょっと変わった、薬味の効いた居場所なんだということは、それでなければできないようなマニアックな仕事をする自分にとっては、まさにフィットしたものと言えるんだと思うのです。

また、そのデトリメントの天王星が太陽とコンジャンクションしているということも、僕がどういう人間であるのかということを存分に示しているようだとも思います。


ちなみに、4室が水瓶座ですから、この天王星はICルーラーだとも言えるんですよね。ICルーラーは僕が生まれたときの父親の姿を現していると言われています。そういう意味では、父はアクの強い変わった人でしたから、天王星っぽさを体現しているというのは間違ってないと思います。そう考えると、僕の天王星も父由来のヘンテコなところなのかと思うと、笑うしかないという感じです。

またMCルーラーは僕が生まれたときの母の様子を示していると言われていますが、このあたりについては、昔書いたものがあるので、そのリンクをここに貼っておきます。

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