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「虐待連鎖をやめたい」私の10年

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アダルトチルドレンで、自己肯定感を得られずに社会人をやってきて、子育てに苦しみました。同じように苦しんでいる人の何か助けになれば、と恥ずかしながら自分語りします…
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記事一覧

00. ことはじめに

今のところ、私の人生と子育ては、楽しいより苦しいが勝っている。心は死にかけ、自分が望みを…

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01. 生きていく力

「何のために生きていくの? 消えたい」初めてそう思ったのは14の時。きっかけが何だったのか…

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02. スイートピーの花

骨張った頬に、ギョロッとした大きな目。母や私をなじる。いつ、何に怒りだすか分からない。お…

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03. 幸運?

父の死後、心の乱れがおさまらずに心療内科に通うことを考えていた頃、思いがけず新しい命を授…

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04. 沈殿した記憶

息子のために、怒鳴らないまともな子育て法を身につけたい…とは言っても、私の自由時間は通勤…

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05. 衝動性優位

年小の秋、息子が起こした問題で、保育園は息子から目を離さなくなった。息子のやんちゃは日常…

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06. SOS

宿泊ワークショップ後の息子は、目を見張る変身ぶりだった。まさに “心が満たされた状態”。元気だけれど穏やかで、帰路の電車内では落ち着いて座れた。自律心が育ってたくましくなり、会話はバリエーション豊富になった。クリニックのプレイセラピーとは比べ物にならない、嬉しい変化。メンタルフレンドが息子の心に寄り添ってくれた結果に感激した。発達障害が環境次第で緩和されるということも実感できた。 大人組のワークで私が体験した、長谷川先生による心の癒しも貴重な体験だった。記憶ははっきりしない

07. 「まま、いらない」

次なる課題は転院先探しと、次年度に迫った息子の就学だった。LITALICOジュニアの授業や先生方…

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10. 長谷川博一先生…どんな人?

『お母さんはしつけをしないで』が長谷川博一先生との出会い。何年も前に出版された本を私が一…

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