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読書感想文「『新・陽転思考』」

「人生を好転させる『新・陽転思考』」読んだ。



読みたくなったきっかけは勝間和代さん。

私はいわゆるカツマーだが、勝間さんが著者の和田裕美さんへのリスペクトを複数の著書で触れているので気になった。

本のタイトルはなんだか陰陽思想の現代解釈かな?という感じだが、中身は非常に明快で実践しやすいものだった。

本書の要点をかなりざっくり言うと、

①辛い・悲しい状況でも、その現実を受け止めた上で、「よかった」と言う結論にする

②具体的なやり方は、辛い状況→「」→よかった が成立するよう「」を埋めること。

たとえば 会社で怒られて辛い→エネルギーを使って注意してくれる人がいる→よかった とか?

③ポジティブシンキングとは違う。私的には陽転思考を有意義なものとして裏付ける最も重要なポイントだと思う。陽転思考では、単なるポジティブ思考と違い、ネガティブな感情を排除しなくて良い。

私のようなネガティブが染み付いた人間にはポジティブシンキングは息が詰まる。腹の底から湧き上がってくるネガティブな感情を押し込めて何でも良い方向に考えなくてはと焦って、それができない自分に落ち込む。

早速トライしてみたが、今のところなかなか良い。過去の過ちをフラッシュバックのように思い出しても、心臓を掴まれたようなあの嫌な感覚が打ち消されるようになった。

陽キャになりたいなどと高望みはしないけれど、俯き続ける日々にもさよならするときかもしれない。




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