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エッセイ

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2024年6月の記事一覧

地球は宇宙の遊園地だってさ。

こんにちは。今日は夏至ですね。夏至だからって特に何をするわけでもないし、スピリチュアル的な影響も人によって千差万別と思っているので、「夏至にはこれをして開運!」みたいな記事も読みません。通常通りマイペースにご飯食べたり昼寝したりピクミンブルームしたりしています。 ただ、夏至にあやかってなんか特別なことをしてみたい気持ちもあるので、これを読んでくださっているあなたの人生観がパラダイムシフトしちゃうかもしれない話を共有したいと思います。 先日、「地球大暴露」(スタントン菜穂さ

イタリア女一人旅 旅立ち編

一人旅は孤独だ。寂しくて、不安で、毎回後悔する。 進んで一人を選んだのではない。私の休みに合わせてついてきてくれる友達がいないのだ。コミュ障過ぎて、友達の母数が少ないし、支離滅裂な私の話を辛抱強く聞いてくれる、数少ない物好きな友人に対しても、休みをわざわざとってもらうこと、大金をかけてもらうことへの申し訳なさで、なかなか一緒に行こうよ、と言い出せない。いや、本当は申し訳ないのではない。断られて、道中を共にするほどの深い中ではなかったと再確認するのが怖いからだ。 行きたい場所

『「違うこと」をしないこと』の実践

敬愛する吉本ばななさんの著者に『「違うこと」をしないこと』がある。 カレーを食べたいと思ったらカレーを食べる。 細かくこまめに、心のワガママを叶えてあげないと。そうじゃないと、どこか辻褄が合わなくなる。 中学生になったとき、手芸部に入りたかったのに、父親の圧に折れてソフトテニス部を選んだ私、それは「違うこと」だったね。 コミュ障でマルチタスクが苦手なところを修正しなければと必死になって、スタッフほぼ全員に嫌われながらカフェのアルバイトを続けた私、それは「違うこと」だったね

「いかがでしたか?」に虫唾が走る

「いかがでしたか?」と締める文章を見ると虫唾が走る。 その文を書いた人はライターとしてのプライドが無いとすら思う。 もちろん、ただ文字数が多くて、内容の浅い文章を求められる時もある。 文の美しさ、面白さ、興味深さは必要なく、情報だけあれば良いケースもあり、そういう文章もあってよいというか、あるべきだ。 日本語の文章においては、「起承転結」が物事のあらましが伝わりやすい構成とされている。「起」で前提を記し、「承」で本題へ導入、「転」で主題を語り、「結」で結果を伝える。難しい