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2023年の今年の色は?

今年の色とは?


これは占いとは関係ない話ですが、
流行する色という意味ではなく、2023年がどういう年になるのか、その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、その年の「テーマカラー」といえるものです。

2023年の流行色/トレンドカラー



“ビバマゼンタ”と“ルミナスイエロー”。

内なる強さと優しさを表現

今年の色はどこが決めるの?



PANTONE
JAFCA
という2つによって決められています。
2015年からはじまり、
色への関心を高めることを目的とし、毎年1回12月に、翌年のムードを象徴する色を発表しています。

PANTONEとは?

世界的な色見本帳を出している企業「PANTONE」。
PANTONEの色見本帳は、製品の色を決定するヒントとして、あらゆる業界で使われています。
アパレルだけではなく、美容、インテリア、工業デザインなど、その範囲は広大です。

JAFCA とは?
日本流行色協会

JAFCAでは、独自に実施する国内生活者の志向やマーケットの動向調査と、グローバルなカラートレンドを選定している「インターカラー」(国際流行色委員会)情報をもとに、各分野の動向に精通したカラースペシャリストで構成される専門員会によって、日本の産業に向けた最先端のカラートレンド「JAFCAファッションカラー」を選定、発信しています。

JAFCAが毎年12月に発表している「翌年を象徴する色(来年の色)」は、PANTONEが発表しているトレンドカラーと合わせて、さまざまな業界の製品作りで参考にされています。JAFCAは「流行色というだけでなく、その年や時代のムードを表したテーマカラーである」としており、時代を象徴する色選びにこだわりを持っているようです。

ビバ・マゼンタ


PANTONEが2023年の流行色(カラー・オブ・ザ・イヤー2023)として選んだのは「ビバマゼンタ」。すこし濃いめの赤に黒が混ざったような色で、堂々とした印象です。赤やピンク、パープルとも異なり、どちらかというとマゼンタピンク寄りのまったく新しい斬新な色とされる“ビバ・マゼンタ”。

パントン社は、“ビバ・マゼンタ”の色についてこう説明している。「生き生きとした躍動感に満ちた色。赤系の自然に根ざした色合いであり、強さの新しいシグナルを表現しています。勇敢で大胆不敵、活気に満ちた脈打つ色が楽しさと喜びを促します」

また、“ビバ・マゼンタ”はその力強いカラーから、未来に前向きな姿勢を表現している。「今年のカラー・オブ・ザ・イヤーは、パワフルで力を与えてくれる色です。純粋な喜びを享受し、挑戦や自己表現を促してくれるような新しい生気に満ちた赤で、生きることへの活力と反骨精神を持つすべての人を歓迎します。大胆で、機知に富み、すべての人を包み込みます」

パントン社は、テクノロジーの時代こそ自然界や本物からインスピレーションを得ることに関心を寄せている。この色は、赤の天然染料で最も貴重な染料のひとつであり、世界で最も強く明るい染料のひとつである昆虫、コチニールカイガラムシから得られる色素の赤から生まれた色なのだそう。

おすすめコーデ・着こなし方法は?
2023年は、臆することなく、着たいものを着るのが開運への近道。全身でまとっても素敵な色だけれど、パワーがある色だけに一カ所で取り入れるだけでもインパクト大。

ニットやアウターで取り入れて、ボトムにデニムを合わせるだけで、今年らしく華やか&フレッシュな雰囲気に。

一面で大胆に使ってもその良さを生かせますが、ワンポイントでも十分に映える色であることから、用途は限定されないのが特徴です。着物、和紙、漆など、日本的素材と組み合わせても映えることが期待されます。

“ビバ・マゼンタ”は、ダークカラーの差し色として威力を発揮。
ボトムスで取り入れるのもおすすめ。黒やグレーなどのモノトーンはもちろん、ブルーやワインレッドとの相性も抜群。

バッグや帽子などの小物で取り入れるのも効果的。差し色として効くうえに、ベーシックカラーとの相性がよいのでコーディネートしやすいのもポイント。

ルミナスイエロー


JAFCAが2023年の色に選出したのは「ルミナスイエロー」。PANTONEが選んだビバマゼンタのように、躍動的で強さを感じる色とは打って変わり、心がほっと落ち着くような淡い優しさを感じる色合いです。「やさしさに包まれるイエロー」とも称しています。

ルミナスイエローのカラーコードは以下のとおりです(JAFCA公式よりカラーを算出)。

カラーコード:#FEF6B7
RGB:254,246,183
CMYK:0,3,28,0
HSV:52,28,100

ルミナスイエローの選定理由として、
JAFCA公式サイトでは「優しく穏やかで、希望を感じさせてくれる色です。淡く柔らかい色は不安で固まった心にも無理なく入っていき、そっと癒し、明るい気持ちにしてくれるのではないでしょうか」と記されています。
2020年から、誰も予想し得なかったパンデミックに不安を覚え、混乱した私たちの心を、そっと癒してくれるようです。

また、デジタルデバイスが欠かせない日常ですが、デジタル画面を構成する光はどうしても刺激が強い色が多くなります。このような優しいイエローはデジタル表現やデザインのヒントになるかもしれません。

日本流行色協会(JAFCA)は、2023年の色として、ほんのりと光がたまったような、陽だまりのような明るいイエローを選びました。じんわりと色が沁み込んでくるような「ルミナスイエロー」。優しく穏やかで、希望を感じさせてくれる色です。淡く柔らかい色は不安で固まった心にも無理なく入っていき、そっと癒し、明るい気持ちにしてくれるのではないでしょうか。

【Key words】
多様性、つながる、広がる、共生、癒される、光る、immaterial(非物質)、適温、グラデーション、浸る、境界があいまいになる

淡く優しい色合いのルミナスイエロー。雑誌や書籍の装丁など、グラフィックデザインに活用するのはもちろん、壁紙や家具などのインテリアデザイン、洋服などのテキスタイルデザインにも映えるでしょう。

空間に取り入れても世界観を邪魔しない色合いのため、今後目にする機会が増えそうです

昨年のトレンドカラーには、次の2色が選出されていました。

ベリーペリ(Very Peri)
ジョリーコーラル(Jolly Coral)
「グローバルな時代精神と変遷の象徴」「孤立していた厳しい時代からの脱出」などがキーワードに挙げられたベリーペリと、「前に進む力」「鮮やかな世界」を表したジョリーコーラルの2色。閉塞感のある世界から脱しようとする意思が感じられます。

2023年は、強さを表現した「ビバマゼンタ」と、優しさを表現した「ルミナスイエロー」。新しい時代に前向きな姿勢を示しつつ、柔軟な心も表現されていると言えるでしょう。場面や用途に合わせて活用していきたいですね。

●カラー選定/「来年の色選定委員会」(JAFCA + 小森美穂子〈JAFCA専門委員〉)

●マンセル値とは、マンセル・カラーシステムによる色の数値表現。また系統色名とは、色相、トーンなどにより系統的に分類した色名のこと。

●一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)とは/1953年創立以来、産業界に向けたカラートレンド予測情報の発信やコンサルテイングなど、カラーに関する様々な活動を行っている団体です。
https://www.jafca.org/

そのほか公式サイトでは、ルミナスイエローを表現するキーワードとして、以下のような言葉が挙げられていました。

多様性
つながる
広がる
共生
癒される
光る
immaterial(非物質)
適温
グラデーション
浸る
境界があいまいになる
ルミナスイエローの使用方法

社会の多様性、広がりを予感するようなキーワードですね。

最後に


今年の色からどんな1年を期待しましたか?

今年、5月には日本でもマスク生活からの脱却、新しい生活様式へと移り変わ流時に、私たちの生活はどう変わるんでしょうか?
今までより自由な社会へと突き進んでいけますように。

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