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天王星とアート

おはようございます、こんにちは、こんばんは
大阪の魔法使いギータです。今日は2月10日 土曜日
今日の月は水瓶座。朝7時59分に水瓶座新月を迎えました。
新月については昨日配信しましたが、この水瓶座のルーラー支配星は天王星。
といことで、少し天王星を取り上げました。

サクッと聞くならこちらへ

天王星は1781年3月13日、ウイリアム・ハーシェルによって発見されました。
アメリカ独立戦争の年です。
手製の反射望遠鏡で星を観測していました。
すると、おうし座の辺りに、彗星のような円盤状に見える見慣れない星があるのを見つけました。
それは、土星の外側を円軌道で周る星、つまり天王星の発見でした。
それまでは、惑星は水星・金星・火星・木星・土星の5つしか知られていませんでした。
天王星の発見は、太陽系の端は土星だという常識を打ち破る大発見でした。
その後1846年に海王星、1930年に冥王星の発見がなされ、現在私たちが知っている太陽系の姿が形作られました。
今、冥王星は惑星ではなくなりましたが。

天王星は地球に比べ、太陽から20倍も遠いので、望遠鏡でも小さな青い点にしか見えず、発見後200年もの間、多くが謎に包まれたままでした。
大きさは地球の4倍、重さは地球の14.5倍程度の星だそうです。
主に氷でできた巨大な氷惑星であると考えられています。

さらに、天王星は自転軸が98度も傾いています。そのため、ほぼ横倒しの状態で太陽の周りを周っています。
すると北極や南極のあたりでは、一日中太陽の光が当たっているか、全く太陽の光が当たらないことになってしまいます。
つまり天王星は、84年の公転周期のうち、半分の42年間昼間が続き、残りの42年間夜が続くという、不思議な星なのです。

天王星を美術で知ると、天王星はギリシャ神話ではプロメテウスに例えられることがあります。ということで、
今回の絵は、

「火を運ぶプロメテウス」 ヤン・コシエール作
1637年頃

ギリシャ神話では、人類のためにとプロメテウスは行動しているようです。
ゼウスは神と人類を区別しようとした際、プロメテウスが分ける役割をしました。
大きな牛を殺し2つに分け、ひとつは肉と内臓を食べられない皮で包み、もうひとつは骨の周りに脂身を撒きつけ美味しそうにしました。
そしてゼウスに選ばせました。美味しそうに見える脂身に巻かれた骨を選び、人の取り分は栄養のある肉や内臓になるようにしたのです。
ゼウスはわかっていてあえて骨を選び、その代わりに人類から火を取り上げ、この時から肉や内臓のように死ぬとすぐ腐ってなくなる運命になったそうです。飢えることはないからそれはそれでいい選択ではあると思えますが、プロメテウスはさらに火を盗んで人類に与えたのです。
その結果、人類は文明が発展したと言われるが、同時に火を使って武器を作り戦争を始めることになります。
これもゼウスの予言通りというなんだかなというお話ですが、新しい革新的な技術、進化をもたらしました。
プロメテウスもこれでゼウスの怒りを買い、悲惨な境遇になっていくのですが、これはまた次回。

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