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アートで知る西洋占星術⭐️獅子座編

美術で楽しく知る西洋占星術

🖼️今回の絵は
「ネメアーの獅子と戦うヘラクレス」
ピーテル・パウル・ルーベンス作
マサチューセッツ州ケンブリッジ、フォッグ美術館所蔵

獅子座のモデルはギリシャのネメアーの谷にいた獅子。
ヘラクレスに退治されたライオンです。ギリシャ神話の物語。
このライオン、普通のライオンではなかったんです。

母は怪物の母と評されるエキドナ、父は最強の怪物テュポーンとも、その息子オルトロスとも言われています。
または、月の女神セレーネーが母親ともいわれる。
つまり、普通のライオンでなく、怪物だったのですね。
剣や弓矢では決して傷つかない毛皮で、多くの旅人や挑んできた英雄を殺して食べていたライオン。

ヘラクレスの12の試練と言われる最初の試練でした。
結局、怪力のヘラクレスは三日間の格闘の末に絞め殺した。
ヘラクレスはこの獅子の毛皮を鎧として使っていました。
因みに肉は食べてしまったとか?!ヘラクレスもゼウスの息子、超人ですから大丈夫だったんでしょう。
獅子のモデルは今は絶滅したヨーロッパホラアナライオンとも言われています。
ネメアーの谷にも洞穴があり、最後はここで戦ったとあります。
洞穴に単独で住んだということ、通常のライオンより大型であったことからモデルと言われています。

さて、この獅子、元は、神々の王ゼウスの妻、ヘラが飼っていたので、獅子座として空へ上げたと言われています。ヘラにとってヘラクレスは夫の浮気で出来た子。憎むべき相手で怒ったでしょうね。ヘラクレスの12の試練の邪魔もしています。

空の星にもストーリーがあると楽しくなりますね。



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