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ワンコってハートとギュッとつながってる♡

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ワンコのいる暮らし


それは、いないのと全然違う。。。

と思います。

「思います」と書いたのは、もう一緒に過ごすのが当たり前で、いない生活が想像できなくなっちゃったから。
まさに「家族」。

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そして家族でも、その役割と性格にどこか相関があると思うけれど、ワンコもそう!
長女気質、次女気質ってあるんですよ~。

今現在一緒にいるワンコ


この子エンジェルは、次女気質というか末っ子気質。
甘え上手でスッーーと自分の要求を叶えてしまう、そんなパピヨンの現在7才の女の子。
「長女」の花は虹の橋を渡ったけれど、「次女」エンジェルは花の血縁に当たる子。同じブリーダーさんから迎えたので血もつながってるの。

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ワンコも性格いろいろ


性格はほんとに違います。

先代ワンコの長女花は性格的に強くて、ベイビーワンコの中でもボスでした。
見に行った時に、他の兄弟を噛む真似をして牽制しながら、一番に駆け寄ってキスしてくれたのも花。
一番に手に入れるがデフォルトで入っていた、ボス気質の子。
そしてボスなので回りを守ってゆく気も満点!

連れて帰った夜、ソファーのそばに寝かせたら、小さな体でしっかりよじのぼって、それから以降、ソファー争奪戦が花と私の間で勃発しました。
たかが座る位置、でもワンコ社会ではボスって見晴らしの良い場所に陣取るのかしら?

ベッドも別にしたかったので、私「ダメ!」。
でも花は何度もトライして来ようとしてました。
ワンコオーナー初心者であった私たちは情報を頼りに、「アルファ犬にしてはいけない!」と心を鬼にして、だめなものはだめと教育。

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後年お医者さんに行っても、その嫌がり具合、暴れ具合で有名な花だったので、それは多分正解でした。
小さな頃から意識していたので、私たちファミリーの間では全然問題なかったけれど、獣医さんではかなり手こずらせる強気なところのあった花。


ドイツでのワンコとの生活


そんな家族の一員の花は、ドイツのワンコに優しい文化もあって、いろんなところに一緒に行きました。(フランスも)

フランスをかなり東西南北と車であちこち回った旅行も、全部一緒。


ドイツでのレストラン、カフェも一緒。
可愛い外見なので、ウェイトレスさんたちにもいつも可愛がられて。

ですので、長期で離れたことはほぼなく、たった一度、私の母が亡くなった時に日本に夫と帰って、その時だけペットホテルへ。
それが生涯でたった一度でした。

こんな風に社会にも受け入れられるのに慣れてしまっていると、他の国へ行った時驚きます。

「あ、しまった! ここはドイツじゃないんだ」。

夫の仕事の関係でアメリカ中部に1か月滞在した時、花も一緒でしたが、公共交通機関、バスなどはワンコ連れで乗れないし、お買い物のモールもだめでした。
かなり不便な思いをしました。

やはり旅行で行ったイギリス領のジャージー島も、レストランなどは外の席だけ。

地元のドイツがワンコに優しいことに改めて気づかされるなんて、離れてみてわかったことでした。

二代目ワンコのエンジェル


私たちにとっての長女の花が移行して虹の橋を渡った時。
すごく悲しくて、特に夫の悲しみは深くて・・・
普段割にクールで感情をあらわさない夫が、泣いていました。


思えば花は夫にもとても懐いてパパッ子でした。
最初、ワンコを飼うという時に夫は反対で「だめ!」と言ったのに、いざ小さな怪獣が来てからは夢中で、会社から帰って来るとよく遊んで、そして散歩も一緒に行っていました。

夫の悲しみを見て、私自身も辛いのは同じでしたが、何とかしなきゃ!と思いました。
夫には運動をすすめ、そして花の移行の半年後に、遠戚の姪っ子とも言えるエンジェルを迎えました。

実は正直、私の気持ち的には「ちょっとまだ早いかな」と思っていたのですが、悲しみは同じ種類の経験でこそ塗り替えられると思って、同じワンコを飼うことで癒される、そんな気持ちもありました。

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縁が結ばれる時


花の時も私は一目惚れで即決めましたが、エンジェルの時も、始めこそちょっと迷いがあったわけですが、

膝の上に小さなエンジェルを乗せた時、その頼りない体がふるふると震えていて、でもそのままにしていたら、「ふっ!」と気持ちが落ち着いたらしく、リラックスしたのがわかりました。
安心感を感じて、任せてくれたということで、すでに絆を感じ始めて、ブリーダーさんと話す間もずっとエンジェルを膝に乗せていました。

見た感じだったら・・・エンジェルよりちょっと小さくて顔の可愛い子がいたんです。夫はこっちの子が推しだったかな。エマちゃん。
でもエンジェルと自然な絆をすでに感じ始めていた私は、エンジェルのキャラメル色の体の模様が花とそっくりだったこともあり、ひそかに「この子!」と心で決めていました。

ということで、その場で家へすぐ連れて帰り、我が家の二代目ワンコ、次女となりました。

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ワンコスクールに行ったら・・・


うちの子となってから、ドイツでは一般的な犬用の学校へと連れて行きました。基本的なしつけを教えてくれるところです。
外の広い野原みたいなところに、新しくワンコを迎え入れた人が集まり、遊びながら学びます。

ワンコたちは大きな子から小さな子まで。
もちろん性格もさまざま。

うちのエンジェルは最初こそ無邪気に遊んでいて、ちょっとほっ。
小さなワンコ同士はOKみたいでした。

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(写真でエンジェルは通路の向かって左あたりで、ベンチの下に隠れるようにしています。)

でも、他のワンコとの間でちょっと怖い思いをしたらしく、それ以降、壁を向いて断固拒否。
呼んでもこっちに顔を向けようともしません。
その姿勢がまるで人間の子供のようで、「おんなじだ!」と思いました。
いじけてしまい、それを強制して無理やり戻そうとすると、かえってこじれそうな雰囲気。

ということで、内気で兄弟ワンコの中でみそっかすだったエンジェルは、たった一日ワンコスクールへ行って終わりました。

繊細な性格を勇気づけながら


エンジェルはもともと敏感な気質で、新しいことはとても怖がり、ちょっとでも嫌な目に合うとかなりガンと来てしまいます。
なのでなるべく抵抗するものをつくらないこと、トラウマになることをしないことを徹底して、優しく優しく接しました。

同じワンコでも、ストレス耐性が違うのは人間と同じです。
ということで、かなり甘やかされ、今まで怒られたこともほぼないです。
それにもともとの性格が穏やかで内気なので、あまり怒られるようなこともしでかさないのです。

エンジェル「あたち、お利口でしょ?」


人を見てじゃないけれど、ワンコを見てだな・・・と今もしみじみ思います。

エンジェル、ただいま7才


そんな風に姫扱いで育ててきたエンジェルも7才を迎え、性格的にもだいぶどっしりして自信もついてきました。
エンジェルの様子を見る時、ただ可愛くて、それは先代ワンコですでに耕された、ワンコを知っているという、ちょっとの余裕から来ています。

きっと子育てと同じで、最初の子の時と次の子以降って、多分楽さが違うのかなと思うのですが、そんな感じ。
そしてちょっとした粗相をしても、気になりません。
こちらも悠然と構えたもの。

ということで、エンジェルは次女ポジションで甘やかされ、怒られることなく姫として育っています。

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ワンコとの生活の良い点


ワンコと暮らす和みだけで大きな幸せですが、
もう一つその利点があるとすれば、お散歩に行く機会が増えるので、それが飼い主にとっても良い点かなと思います。

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そしてなにより、無垢な生態、在り方を見ているだけで、うれしくなりほっとします。
計算もなくただありのままで、そのままで居る存在。
そんな存在と一緒にいられることが、とても尊いことに思えて・・・。

なんでもない時間でも、そこにワンコがいるだけで、質が変わって来る。
寝顔を見る時、くつろいでいる安心の顔をみる時、くすっと笑える癖を見る時。
たくさんの小さなプレゼントがあります。

動物と生きることは自然界の他の存在との共生


ワンコだけではなく、つながりを感じながら暮らしていると、「人間だけがよければ良い」とは決して考えなくなります。
地球で生きる存在は、みなつながっている。

動物も植物も鉱物も。

それを感じさせてくれるのが、アニマルエンジェルの彼らなのかもしれません。

いまもエンジェルはこれを書いている私のひざの上で、ちょっといびきをかきながら、気持ちよさそうに体を伸ばしています。

こんなささやかで小さなことが うれしいです♡

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