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ごめんなさいよりもありがとうを
「ごめんなさい」を「ありがとう」に言い変えると、人生はもっと素敵になる。
もちろん、「ごめんなさい」も素敵な言葉。
自分の過ちを素直に認め、相手に謝罪して反省し、改善しようとする言葉。
その「ごめんなさい」が口癖になっている人が多く見られるが、それは謙虚な人。
しかし、多少残念な人でもある。
必要以上に謝りすぎてしまうと相手に良い印象を与えずに自分の価値を下げてしまうからだ。
中には「とりあえず謝っておけばいい」と反省もせず軽く考えて謝る人もいる。
その場を早く乗り切りたいのか、自分がした過ちに気づいていないのか。
本当に深く反省して謝罪をしているかは、その人の表情と声のトーン、声の強弱で分かる。
もし、必要ではない場面で「ごめんなさい」という言葉を多く言ってしまう人は、「ありがとう」という言葉に言い変えられないかどうかを考えてみて。
謝ることも大切だけど、それを感謝の言葉に言い変えるだけで相手からも前向きな意味で好印象を与える。
謝るのではなく相手に感謝すること。
色々な言葉を「ありがとう」に言い変えられるが、思いつかない人のためにいくつか例を挙げる。
・遅くまでごめんね
→遅くまでありがとう
・忙しいのにごめんね
→忙しいのにありがとう
・料理作らせてごめんね
→料理作ってくれてありがとう
・荷物持たせてごめんね
→荷物持ってくれてありがとう
・手伝わせてごめんね
→手伝ってくれてありがとう
・ここのお代払わせてごめんね
→ここのお代払ってくれてありがとう
・こんな私でごめんね
→こんな私の側にいてくれてありがとう
これだけでも十分素敵だが、もう一言添えてあげると完璧。
・遅くまでごめんね
→遅くまでありがとう。すごく楽しかったよ。
・忙しいのにごめんね
→忙しいのにありがとう。ゆっくり休んでね。
・料理作らせてごめんね
→料理作ってくれてありがとう。すごく美味しかったよ。
・荷物持たせてごめんね
→荷物持ってくれてありがとう。すごく助かったよ。
・手伝わせてごめんね
→手伝ってくれてありがとう。すごく助かったよ。
・ここのお代払わせてごめんね
→ここのお代払ってくれてありがとう。次は私が払うね。
・こんな私でごめんね
→こんな私の側にいてくれてありがとう。これからもよろしくね。
このように、自分がなにかしてしまった時、または相手がなにかしてくれた時に「ごめんなさい」ではなく「ありがとう」と言い変えると素敵に聞こえる。
してくれた相手は謝って欲しくてしたのではなく、貴方にとって良いことをしている。
「ありがとう」に言い変えるだけで相手との関係も一層良くなり、もっとなにかしてあげたいと思うだろう。
された側もなにかお返ししたいと思える。
「ごめんなさい」よりも「ありがとう」と伝えることで、目の前の小さな幸せにもきっと気づくことができるようになる。
小さなことだけど、その小さな積み重ねでこの世界を温かい世界にしていきましょう。
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