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小学校受験における、幼児期の運動の必要性


現代の日本人に起こっている身長についての新たな進化をご存知ですか。

戦前の日本人の平均身長はー

戦前最後となった1939年度検査で、その平均身長は152.1センチ。 1936年度に比べ、0.5センチ低下している。 さらに、戦後最初の検査である1948年度調査では146.0センチに。 太平洋戦争をまたいで、実に6.1センチも縮んでしまったことになる。

ーとあります。

さて、戦後になると、日本人の体格は右肩上がりに伸びできたことがこのグラフでわかると思います。

栄養状態が良くなった父母から生まれた子供達はどんどん大きくなり戦後だけでも男女とも平均身長は10センチも大きくなっています。
しかしながら今日本人の平均身長が伸び悩んでいると言われており、実際我が子は勿論その周りもお父さん、お母さんの身長を超えないという人が多くなっています。

一説では遺伝子への回帰ではないかと。

生まれた時から栄養が満ち足りて、幼児にも健康問題から、ダイエットが必要な昨今、飛躍的に栄養状態〜魚ではなく肉を食べ、乳製品をはじめとする食品の欧米化で〜が良くなり、もう栄養に対して満ち足りた日本人が遺伝子を超えて大きくなるきっかけがないのでは?と子育てを通じて考えるようになりました。

実際両親が大きくても男子は2人とも親の身長を超えなかった我が家。

次男が中学の夏休みの研究で都市伝説のように言われいる
『重いカバンを持って通学している学校は身長が伸びない』『ジャンプする運動をすると伸びる』『成長期に筋トレをしすぎると身長が伸びない』
など、さまざまな身長にまつわる疑問を自信の身体で検証実験をしようというテーマでレポートを書くことになり、夏休み中に身長計を購入して、毎朝晩計測した結果をデータにしました。
1週間ごとに何もしない週、毎日縄跳び、身長が伸びると言われているサプリメント、などで検証した結果は⁉️
この検証実験から得られたデータはとても面白いものでした。
ストレスや運動、サプリメントなど、身長が伸びるためには何が必要か!
こちらはまた別の機会に成長期の身体の話で取り上げていきたいと思います。

1960年ー80年ごろまでは大抵親御さんの身長を超えるのが当たり前のように思っていましたが、親が160〜180センチになるとそれ以上になるというのはなかなか遺伝子的にも後天的にも条件が揃わない限り親を超えなくありつつあるのが昨今の現状かと思うのが成長期を終えた子供をもつ親の経験からの実感です。

話題の大谷選手が190センチもの身長であの速さで盗塁し、あのスピードのボールを投げ、あの飛距離の打球が打てるのは、遺伝子は勿論、ご本人のトレーニングや食トレの賜物だと思います。

身長の話が長くなりましたが、本題は『幼児期にどれぐらいの運動が必要か』ということです。
幼児期というのは心身共にあらゆる成長を遂げ可能性を秘めている時期です。

三つ子の魂百まで

この諺にあるように小さい頃に鍛錬したことは百歳まで生きているということです。

小学校受験のフィードルドで大切なのは、立ち姿です。
私の生徒さんで女子校を第一志望にされていた方はとても優秀でお試験への取り組みが素晴らしいご家庭でした。
一つだけ気になったことは立ち姿でした。
そこで、お母様と娘さんにモデルのウォーキングの練習をお伝えしました。
女の子はアイドルやモデルになりたいというお子さんが沢山いらっしゃるので、このウォーキングをお伝えするととても積極的に取り組んでくださいます。

壁にまず自分の身体をしっかりつけて立つ。
すると自分の身体の歪みがわかるので、真っ直ぐがどの状態かを意識して、お腹を引っ込めてお尻の穴をキュッと閉めて、一本の線上を歩く練習です。
目線を高く遠くにして速足であるきます。

これは姿勢を意識する意味でお伝えするのですが、実際ここからお父様が運動に意識を向けてくださり、毎晩腹筋をしたり運動量を増やしてくださり、どんどん姿勢もお顔つきも良くなり、立ち姿も座り姿勢もピカピカになりました。
こちらからのご提案や指導に対してのご家庭の取り組みも素晴らしく、見事難関女子校ニ校とも合格されて、こうしてそれぞれ持つ個別のテーマにダイレクトにより添えたことは家庭教師冥利に尽きることでした。

私のおすすめとしては受験体操がストレスなるお子様には水泳や、サッカー、新体操、チアなど受験と関係のない運動を週1取り入れてみてはということです。
運動をしているお子さんは立ち姿が違います。
面接、体操のある学校のお試験では入ってきた瞬間のイメージである程度決まるとも思っているので、幼児期特有の内股でお腹がでて、前肩の立ち姿が運動をしているお子さんはしっかり骨盤が立ち膝が伸びて立てるので、とても見た目の印象がよくなります。

お家でのストレス解消をデバイスを与えることでやり過ごすより、習い事でなくても、週一回は公園やご家庭でも運動でストレスを発散する機会を作られることをおすすめ致します。


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