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スクラッチで「読み上げアプリ」を作ってみたら_その1

アプリを作るきっかけ

みなさんは、文章を公開する前に音読していますか?
わたしは苦手です。
文字数の多い長文だと、音読って思ったよりもしんどいですよね。
そこで考えたわけです。
文章を読み上げてくれるアプリを、
簡単に自分で作れたなら、どんなに良いかって。
耳と目の両方でチェック出来るので、文章校正に役立つかも!!
それが、スクラッチでアプリを作るきっかけでした。

どんなアプリを作るかイメージ

イメージしたのは、入力した文章でキャラクターがしゃべるアプリでした。
これを、プログラミング的思考にすると
①スイッチを押すと、
②アプリが実行し、
③文章の入力待ち状態になり、
④そこに文章を入力すると、
⑤入力した文章でキャラクターがしゃべる
、という仕組みのアプリです。

画像で示すと、こんな感じ・・・
スイッチを押すと

旗のアイコンがスイッチの役割

アプリが起動して、文章の入力待ち状態になり

アプリが起動して入力待ち状態

文章を入力すると

文章を入力してからチェックマークをクリック

入力した文章が、キャラクターから音声で流れる

入力した文章を読み上げてくれる

こういった感じのアプリを作っていきます。
イメージがつかめたでしょうか?
では、早速プログラミングをはじめていきましょう。

記事を読み終えていると仮定して解説

記事の「スクラッチプログラミングで楽しく脳トレできるかも!!」で、
スクラッチ(Scratch)の基本を
一回読み終えていると仮定して解説していきます。まだの方は、一度、その記事を読んでおくことをおすすめします。

ここからアプリ作成の解説

1.まず、スクラッチの編集画面を表示します。
(記事の「スクラッチをはじめる」を参考)

この画面からスクラッチをはじめる

2.次に、必要なブロックを用意します。
(記事の「ブロックを用意する」、「使いたいブロックをさがす」を参考)
このアプリの仕組みは
①スイッチを押すと、
②アプリが実行し、
③文章の入力待ち状態になり、
④そこに文章を入力すると、
⑤入力した文章でキャラクターがしゃべる
でしたね!
これを、ブロックに置きかえると、このようになります。

用意するブロックの一覧

⑤のしゃべるブロックがブロックパレットに無いので、「拡張機能の追加」をして用意します。

左下の「拡張機能の追加」アイコンをクリック

音声合成を選択すると

「拡張機能を選ぶ」画面

スクラッチの編集画面に戻るので、音声合成ブロックのすべてを、スクリプトエリアに持ってきてください。

カテゴリーが音声合成のブロックが、先頭にくる

必要なブロックを用意した状態

全部で六個のブロックを用意

3.用意が出来たら、ブロックを組み立ててプログラミングしましょう。
(記事の「ブロックを組み立てる」を参考)


プログラミングの注意点

アプリが実行するきっかけとなるブロックを、一番先頭にもってきます。ここでは、「旗が押されたとき」のブロックになります。

ブロックは、上から順番に、滝が流れるように実行するからです。

ブロックの内容を変更

③の入力待ちになるブロックを
「あなたの名前は何ですか?」から「文章を入力してください」に変更する。
(記事の「ブロックの変更」を参考)

はめ込む

⑤のブロックの白い部分「こんにちは」を、
「答え」ブロックでフタをかぶせるようにはめ込みます。
(記事の「ブロックをはめ込む」を参考)

以上の点について意識をしてプログラミングしてみてください。

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