年末に書きたかった記事
今日が、今年最後の1日だと気付いたのは、ついさっきだ。
年末だからといって、何かをするわけでもなく、ただただ1日1日を過ごしていたら、終わっていた。2019年。
2019年はどうだった?
友人にそう聞かれて、今年を軽く振り返ってみる事にした。
きっと、今までの人生の中で一番、自分に、振り回されたであろう一年だ。
体調が戻ったかと思えば、悪くなり、悪くなる理由も分からないし、良くなったかも分からない。
そんな自分の体調と真剣に向き合っていたら、どうしようもなくなって、落ちるところまで落ちて、結局、全てを中止して、リスタートするという選択しかできなかったのだけれど。
一体、何が良かったのか悪かったのかも、本当に分からない。
そんな一年のように思えた。
特にお金の面では、苦労している。自分の生活レベルをここまで下げなければいけない事は、初めてだったし、それさえも維持できなさそうな今は、とても面白く可笑しい状況にいると思っている。
お金はないなりに、なんとか日々を過ごしていく事はできていて、美味しいご飯も食べれて、どん底だけどどん底なりに楽しんでいる。
どうしてこんなにも、楽観的なんだろうと思うけど、今まで悲観的になったところでなにも生まれないと、学んできたからだろうな。
自傷行為をしていた時は、手首を切っていたけれど、傷痕を隠すことって意外と大変だな、とか、切ったところでなにも変わらないこととか、切った後数日、手首が痛いこととかを知ることができた。
あんまり効率いい方法じゃないな、って気づいてしまった。
それと、なりたい自分の姿はこうではないし、私は自分を好きな自分でいたいと思った時、自然とリスカをやめた。
お金がないこと、働けなくなること、は私をそこまで追い詰めたけど、そこで追い詰められたところで、解決することはなにもないと思ってからは、今まで以上に楽観的に、生きているようになった。
このままも、こうやって生きていけるかは分からないけど、私はやっぱり、今、この時が楽しいからそれでいいと思っている。
自分、という鎧をたくさん纏っていたのに、いつの間にか自分は、一つに統合された。
複数の自分を持つことを放棄してしまったのかな。
気分の上下はあるものの、この場ではこの役割、といったものを持っていたのに、今はそれらの役割でどういう風に使い分ければいいのかさえ分からなくなっている。
複数の自分がいた時は、生きることがとても辛かった。どこにも自分がいない気がして。
どれも自分だけど、どこか、何かが違うような、そんな感覚で、一人になってはなぜか、涙が溢れていた。本当の私はどこ?とよく自分が迷子になっていた。
ただ、当たり前のこと、ご飯を食べる、寝る、起きる、ができなくなり、それがまたできるようになっていくことで、私は、一から私を構築していったのかもしれない。
自分の好きな私って、どんなだろう?そう思いながら、きっとここまで来て、もっと楽に生きれるために、一生懸命模索しているのだろうと思う。
自分ってなんだろう?
そう思いながら、生きるより、これが自分だ。
と思いながら生きている方が、私は楽しいし、私らしくいられるのだ。
人生は色々なもので構成されているからこそ、うまくバランスを取っていきたい。
2019年は、自分で行動しに行った年。
来年も同じだろうけど、それでも今年と同じくらいか、もっともっと笑える年になりますように。
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