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第11回 本部スタッフ紹介~チーム慈愛・保育アドバイザー~

こんにちは!
4月も最後の1週間がはじまりました☆年度始めの一カ月、皆さまお疲れ様です(*^^*)

さて、
今日は本部スタッフ特集です◎少し期間が空いてしまいましたね💦

アンフィニには≪チーム慈愛≫という専門家チームがあります。
保育アドバイザー、看護師、臨床心理士が在籍し、各保育施設からの相談を受けています。今日は保育アドバイザーのインタビューを記載いたします◎


変わりゆく保育についてお話しくださいました


__「変わりゆく時代と保育」


○チーム慈愛の発足、これからの時代の保育について


今の時代に合わせた保育、子どもの環境に合わせた保育を考えた時、社内に専門のチームがあった方が良いのではないかという専務の提案で “チーム慈愛” は発足しました。昨年度からの発足で、今はまだどのように活動していくか模索しています。
少子化、核家族、女性就労など時代は変わってきています。子どもたちにとっても同じです。幼稚園主体の時代から、保育園主体の時代に変わりつつあります。
家庭に代わる生活の場「保育園」は、保育者が第二の家族となり、影響力のある人的環境へと変化しています。
子ども達は集団生活の中で、子ども同士共に育ちます。教え育つのではなく、「共育」ということ。つまり共には育むことが重要となります。一人ひとりの子どもが心地良い居場所があり、保育者から愛され守られる「園」であって欲しいです。
保育園の存在は≪保育をする場所≫から、≪保護者に替わり生活をする場所≫へと変化してきています。保育者にはその自覚が必要となってきています。
また集団の施設として、まだまだコロナ感染症対策も含め衛生管理も重要になってきています。


チーム慈愛の皆さん

__「保育だけの話をする時間が必要である」


○チーム慈愛から見た保育園の課題、解決への導き方


アンフィニの運営する保育園は、認可・認可外・企業主導型・小規模園・院内保育など様々です。保育園ごとに魅力も課題も異なり、それにより先生方の創意工夫が求められます。
私たちはそれぞれ園の特性に合わせて、寄り添っていくことを大切にしています。
共通した課題としては、主任保育者の育成しょうか。
何かあったときの対処など、「どうしたら良いか?」という場面で、的確な判断やアドバイスが求められます。皆さんそれぞれ悩みはありますが、毎日のちょっとしたことも相談できる存在であるよう、主任保育者に寄り添い、育てることは保育園の安定運営においてとても重要です。そして、保育者が “保育だけの話をする時間が必要である“ と考えています。それぞれの園として、保育の基盤を創ることを目指してもらいたいなと思います。

臨床心理士、看護師が社内に在籍することは保育施設にとっても良い効果をもたらすと思います。前述しましたが、各園ごとの独自性を活かすこと、その為にはどうしたら良いのかを3人で知恵を出し合い、そして現場と連携しながらより良い方向へ向かっていけれたら良いと思っています。


__「自分の立場を弁え、一生懸命やってこそ集団は成り立つ」


○保育アドバイザーとして、同じ空間で過ごす大人と子ども


一日の流れの目安が必要です。
先ずは「挨拶」から始まり、大人がお手本となって明るくスタートし、朝の呼名により友達や先生の名前を覚えるなど、周りとの関係性に気付き人を感じていきます。社内で共通の保育指針を作り、そこから各園の独自性を加味して実践に結びつくことが必要であると思います。ご一緒に創り上げてまいりたいと思います。
保育園は子どもが真ん中の行事がほとんどですが、保育者も楽しく子どもたちと遊ぶことができていますか?大人は何かと忙しくしているように感じます。しかし、忙しぶっていたら大切なものを見逃してしまいがちです。自分だけが忙しいわけではありません。
自分のことを一生懸命やってこそ“集団”は成り立ちます。
子どもに線路を引くのではなく、見守り、手を差し伸べること。「ゆとり」を持ち保育に向き合って欲しいなと思います。そして、何事も持続性が大事だということも忘れずにいて欲しいと思います。保育は数学ではありません。
楽しんで保育しながらも、保育のプロとして専門性を高めていきましょう。そして、保育者同士が技術の良さを感じ、認め合う集団で合って欲しいと願っています。そこには謙虚さや協調性、他者の考え方・感じ方を受入れる“心”が必要です。
保育は、「子どもが好き」の感情だけでできるような甘いものではありません。子どもたちはいつも大人たちを見ていますし、感じています。
自己充実を実現しながら、研究心を持ってアンフィニで継続勤務ができますように願っております。


===
いかがでしたでしょうか。
”保育アドバイザー”という立場からのお話しでした。
忙しぶっている己を反省しつつ、私自身もできることを増やしていきたいなと感じました。

次回の本部スタッフ紹介は、同じくチーム慈愛の臨床心理士の予定です☆


今日もご覧いただき、ありがとうございました✨

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