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有能な指導者とは

実はここ最近、車の免許を取るために地方に行っておりました〜。

社会人になってから資格や免許を取得するってなると、大体は自主学習して試験を受けることの方が多いと思うけど、久しぶりに学校で授業を受けるという期間を過ごして、勉強以外にも気づいたこと学んだことがあったので文字起こし。

車の免許は主に学科(授業)と実技(運転練習)の2つで構成されていて、教官という先生方に指導者を受けるのだけれど、この教官の方たちは人によってとても人間性が顕著に現れるなと感じた。

地方の自動車学校だからなのか?とも思えるが、学科を受けている時に『自分で聞きに来ない人には教えません』という衝撃的な発言をしている教官がいた。
まだこんな人いるんだなと驚いた。
教える立場の職に就いてる人がそれを言ってる時点で本末転倒じゃないか?
私からすれば職務放棄?とすら思う。

資格が欲しいからという自らの意思の元お金と時間を使って入校しているのですが。
もうその時点で意欲は形として見えているわけだからやる気がない人(他意的にそれを強制させられた人)たちなんていたとしてもごく少ない。

授業態度が悪いとか、居眠りなど意欲が明らかに見られない人にそれを言うなら分かるけれど、真面目にやってる人たちに対しても、そういう上から目線の発言は一体なんなのでしょうか?

時代錯誤もいいところだよ。
いつまで昭和なの?今令和ですよ?
あ、時代変わったの知らなかった感じですか?って言いたくなる。

そういう教官に実技であたった時の地獄具合は言うまでもなく、ただひたすらに圧迫面接を受けてるような感じ。時には煽り運転ならぬ煽り指導もあったり。

そんな教官ばかりかと思えば、とても丁寧にわからない部分を噛み砕いて指導してくれる教官もいる。そういう教官に当たるともうその人が神様に思える。

有能な指導者とはできない人、わからない人のレベルを見極め、そのレベルにまで降りてきて歩み寄り、その手を引いてくれる人なんだなと。

そもそも経験や知識のスタート地点が違う立場であることを本当の意味で理解していて、それを踏まえた上で、それぞれの生徒に教えていく。これが有能の指導者なのだと感じた。

有能な人ほど物事に柔軟で臨機応変な対応が取れるし、物腰もやわらかく謙虚な人が多い。
「実ほど頭を垂れる稲穂かな」とはこのこと。

免許以外にもいろいろ気づけた良い勉強になった二週間でした!


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