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にじフェス2021 VACHSSステージから見る不破湊の3D映え力

※カバー画像は剣持刀也さんのツイートからお借りしました。https://twitter.com/rei_Toya_rei/status/1366010514036334602?s=09

みなさん、2021年2月27,28日で開催されたにじさんじ Anniversary Festival 2021、楽しんでましたか?

私はめちゃくちゃ楽しんでました。

26日に行われた前夜祭も現地参加したのですが、ライバー・スタッフ・リスナーの熱量に圧倒され、終始感極まって涙腺がよわよわになっていました。

そしてこのイベントで注目されていたステージ企画のひとつが、イベント2日目に実施された剣持刀也(けんもちとうや)・葛葉(くずは)・叶(かなえ)・夢追翔(ゆめおいかける)・加賀美ハヤト(かがみはやと)・不破湊(ふわみなと)が出演するVACHSSステージ。

このステージが発表されたとき、Twitterでは「女性特攻編成」「バカの持ってきたバイキングの皿(略してバカバイキング)」などというパワーワードが濁流のように流れていました。

他でもない私もこのステージを楽しみにしていたので、現地開催できなかったのは残念ですが、観たい人が全員観れる環境が用意されたことは不幸中の幸いかと思います。

で、恐るべきことにこのVACHSSステージは不破湊さんの初3Dライブステージでもあります。(3Dお披露目自体は1日目のレバガチャダイパンステージでお披露目されました。有料の男)

 

この男、身体の使い方が非常に上手い。えれぇ上手いです。びっくりしました。

なぜこんなに上手いと思わされるのか、ちょっと考えてみました。

 

1.大振りで華やかな動き

マイクを持っていない方の腕は基本的に何かしらの動きがありますし(音ハメも最高)((バッド・ダンス・ホールの「ステップステップエンドブレイクダイブインモッシュピット」の手の振りで思わず叫んだ))、手のひらを開いている状態であっても表に返す・裏に返すなどバリエーションをつけ、身体もがなりのポイントで沈む、ぴょこぴょこジャンプ、肩でリズムをとる、脚の屈伸でリズムを取るなどなど……、左右だけでなく上下・奥行き、XYZすべての軸を味方につけた男がそこにはいました。そりゃ強いわ。

主に女性Vtuber・長髪Vtuberなどはスカートやフリル、髪など"揺れ"の要素があるため左右に揺れるだけである程度の動きは作れるのですが、男性Vtuberの3Dモデルはいわゆる"揺れ"成分が少ないため、意図的に動きをつける必要があります。その点において、不破湊の動きはライブに最適解な動きだったといえるでしょう。

2.奥行きの使い方が上手い

カメラワークが"寄り"の映像が多めであるように、運営としては彼らの表情に注目してほしいのかなと推察されるのですが(私個人としてはやや引き位のほうが質感があって好きだったりする)、不破さんはコーラス終わりに顔を奥側に振る仕草が多いように思えました。

これは彼の癖と言ってしまえばそれまでなのですが、奥行きを最大限に生かした身体の使い方と、明らかに通常配信の2.0モデルでは知ることのできない彼の歌い上げ方を知ることができたのは大きな収穫といっても過言でないのではないでしょうか。

また、前述の"沈み"の部分も上半身の重心がやや後ろに置かれており、よりステージの奥行きを感じることができます。

3.マイクの位置と口の位置がずれない 

何気ないところですが、個人的にはかなり重視したいポイントです。マイクの位置が鼻のところに当たっているライバーさんも少数ですが見受けられたりするので……。これが適正位置にあると、ぐっとリアリティというか、"生歌さ"が引き立てられるように思えます。


以上、不破湊の3D映えがとんでもなさすぎて思わず筆を取ってしまった人間の所感でした。


本編では視聴者全員がChroNoiRの姫になったり夢追さん・加賀美さんがプリズムジャンプしたり剣持さんと不破さんが曲中で謎のファイト(?)を繰り広げたり不正がまかり通る運動会をしたり最終的に男子校の文化祭になったり、見どころ満載です。

タイムシフトは3月14日23時59分まで見れるので、気になる方はどうかVACHSSステージを見てください。


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