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たんなるにっき(その19)

11月27日 かえりみち
敢えて当たり前のことを言う
その土地のことは少しふらりしたくらいでは
何も分からない
そんなこと最初から分かっていたし
そんなものを知るためにこんなヘンテコリンな
旅をしたわけでもない

遠くまで出かけて思ったのは
また、同じ場所で行ききれていないところに
ふらりとしてみたいなと思ったし
また、別の場所にも同じことをしてみたい
とも思った
自分のなかで、シリーズ化してみたいなあと
思った

こんな無計画で悪ノリに近い感じの旅は
学生が集団でやるか、ひとりきりでないと
出来ないだろうけれど、
少しの筋肉痛にもならず、どこかで時間を
持て余すこともなく濃密に過ごせた

精神年齢が低いのか、ノマド体質なのか
通信簿に『好奇心が旺盛で落ち着きがない』
と書かれた小学一年生の頃と大した変わって
いないようだ

途中、配信をして好評を頂いたけれど
これを一緒に行きたい人はいないだろう
体力も必要だし、その場で考える柔軟性も
必要だし、仲良しさんじゃないと揉める
だろうから
そもそも他の人がやって楽しいのだろうか…

◇◇

今回、3県に行きました
どこかを特定してしまうよりも
非日常を出したかったのとかいろいろで
敢えてどこに行ったか書きませんでした
(ぜんぶ分かった人いるかな?
 いたらちょっと怖いかもです)

頂いた情報やアドバイスは
全部ではないですが活かしています
みなさん情報をありがとうございました

行けなかったところはまたいつか
そして、お目にかかれたら嬉しいです

◇◇

つくづく私は空を見上げ続けている
そんな写真ばかり撮っている
写真は視線の記録だからきっとそう

でも、写真には残せていないけれど
不特定多数の人、その街をつくる人たちは
とても見てきたつもり

唐白芷さんに言って頂いたようには
触れ合えてはいないけれど
ちょっとした挨拶や譲り合いから
しっかりと感じてきました
ごはんを食べたあとの
『ごちそうさまでした。おいしかったです』
の声がほんの少しでも働く活力に
なっていたら嬉しいな

◇◇

このヘンテコリンな旅のつまらない記録を
読んでくださった皆さん
本当にありがとうございました

読んでくださる方がいらっしゃるからこそ
楽しく続けることが出来ました

今、目の前をランニングする人が通り過ぎた
腕をだらんとする動きが好き
読んでもらうのはその動きに似ている
少しリラックスをして、止まらないぞ
また走るぞ、と思う瞬間

さあ、また進もうか



◇◇

水族館、風景の写真を別冊で掲載するので
良かったらまた見てくださいね


じゃあね、バイバイ












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