【シティリーグ使用】クラハン採用型マッドパーティ解説
アローラ!あねもね!です
今回はシティリーグにて使用したデッキや当日の環境読みについて解説したいと思います。
少しでもシティリーグや今後のポケカの大会での参考になればと思います。
また、何かわからない点や追記してほしい文がございましたらコメント・TwitterのDMなどお待ちしています。
※この記事ではアルセウス&ディアルガ&パルキアを三神など略称での表記を致します。ご了承ください。
1.当日の環境予測について
実際のシティリーグ 初週の結果はこちらのツイート・記事を参考にさせていただきました。
▼シティ初週入賞数デッキまとめ
(しらいし様)
▼シティ初週TOP4デッキシェア率まとめ
(チーム・ストロガノフ様)
これらの記事や実際にTLで見かけたマッチング表や○○が多いなどの情報を元に2周目のシティリーグに焦点を当てた環境予測表を作成致しました。
また、軽くtier1〜2のデッキについての立ち位置を補足として解説していきたいと思います。
三神・れんげきウーラオス・ダークパーフェクションは対応力が高く、幅広く色々なデッキに対して勝ち筋を作れるので
1戦目のマッチが大事なシティリーグでは使用者が増えると予想しました。
ムゲンダイナはMM系統の総数が増加傾向にあるのでそれに追随して増加すると予想しました。ただ、三神・れんげきウーラオスに対して強いデッキではないのでtier2の位置であると判断しました。
レッドパーフェクションはインテレオンVMAXの増加によって、使用者がダークパーフェクションに流れた印象を持っています。
ビクティニVMAXも同様に減少傾向にある印象です。
2.デッキ選択
2周目の環境予測を立てたのでそこに標準を合わせたデッキを選択することにしました。
上記3つに絞りました。
れんげきウーラオスは先程も少し述べましたが対応力が高く、超タイプのアタッカーがいるデッキに対しても『ジラーチGX』を場に出すことでかなり現実的な勝率にまで引き上げることができると考えています。
①のゲンミミ軸れんげきウーラオスは1ターン目に「ホラーハウスGX」を使うことで対面操作しやすく、超・闘といった優秀なタイプを相手に押し付けることができます。
また、『ゲンガー&ミミッキュ』が三神ザシアンに強く出やすく型の違うミラーにも強い点が魅力的であると感じました。
確定サーチが多い分、自分の描いたプランを作りやすいのがメリットであると感じましたが、『タッグコール』に触れないときのパワーの落ち方や自分の意図していない試合展開になったときの切り返しが他のデッキと比較して厳しい点やデッキが周知されていると奇襲力が落ちる点、自分の練度が足りないなどの理由で諦めました。
②のインテレオン軸れんげきウーラオスは「うらこうさく」「クイックシューター」などの特性を使って、場面に応じたプランを立てていくデッキです。
個人的にはかなり好きなデッキタイプで直前まで煮詰めていましたが、
納得できた60枚のデッキを組むことができず逃げデッキの候補として残す形となりました。下のレシピは実際に候補として残っていたれんげきウーラオスのレシピです。
▼ インテレオン軸れんげきウーラオス
デッキコード:RRMXpp-SeIVMY-yy2M3p
最後に候補に挙がったのが③のマッドパーティです。
ウーラオスやMMに対して弱点がつけて、VMAXやタッグチーム全般に強いこのデッキは環境からみてかなりいい位置にいると思いました。
また、苦手であるドラパルドVMAXやモミを連打するデッキを持ち込む人が少なそうという状況も追い風だと感じました。
ただ、結果が残ると雑に『ミカルゲ』で対策されるので四天王戦や他のシティリーグの結果次第ではれんげきウーラオスに切り替える方向で考えていました。
3.マッドパーティの型選択
現在のマッドパーティの構築として、
『デデンネGX』や『クロバットV』を多投する追放型とチラチーノの軸にした型の2パターンがあると認識しています。
私は今まで追放型で使用していましたが、『サカキの追放』を使用できていない盤面が弱い点やれんげきウーラオスや三神に弱くなる点を嫌ってチラチーノ型の考察をはじめました。
※れんげきウーラオスやムゲンダイナ対面は相手の型によってかなり有利・不利が前後すると思っています。
4.原案レシピ
原案として以下のレシピを元に練習していました。
デッキコード:RpMy22-iUe0nD-Epp3pU
かなりパワーが高い構築に仕上がっていると思います。
しかし、三神ザシアンの勝率が安定しなかったので対策として何枠かスロットを割くことにしました。
具体的な方法としては
2点のいずれかでした。
①の対策としては『ヘラクロス』や『ヤミラミ』が候補として挙がりました。2枚とも相手のテンポを遅くできる可能性のあるカードです。
どちらともターンの作れる可能性はあるものの、要求値としてそこまで上げることはできない点とツインエネルギーを1枚消費してしまう点を嫌って②の方向で考えることにしました。
②の対策として『エール団のしたっぱ』を採用してみましたが、サポートをこのカードに使うと打点が伸び悩むので『クラッシュハンマー』を採用したマッドパーティを作成しました。
5.シティリーグ 使用レシピ
実際に使用したレシピはこちらになります。
デッキコード:xx8D8Y-8TEAQt-8cKac4
採用意図は他の記事などでも考察されているものが多いので何点かのみ説明したいと思います。
・デデンネGX (2)
初動安定に繋がるこのカードですが、サイド落ちなどをケアしてチラチーノ型では通常0〜1枚のところ2枚採用しました。
ドロサポをかなり削った構築になっているのでデデンネGXでも走れるデッキがコンセプトです。
三神ザシアンの3-3プランはアルティメットレイのターンにデデンネGXを取られなければ達成されず、取られた場合も違うポケモンで盤面を埋めてしまえばケアできるといった考えでした。
・クラッシュハンマー (3)
三神ザシアンから1ターンことを目標に採用したカードです。
エネ割を行うことによってテンポロスを狙える・要求値をあげれるデッキは三神ザシアン以外にもあるのでぶん回すこのデッキには相性がいいと思います。
・トリプル加速エネルギー (3)
『ヤレユータン』が不採用なのでリソースを多少吐いてもケアできるよう3枚入っています。
6.試合結果とあとがたり
試合結果としては、1勝もできず獲得CPSが0ptという結果に終わりました。
マッドパーティというデッキは初動のベンチ展開がとても大切で、盤面の強さが打点に直結するデッキだと思います。
なので、初動の弱さを引きずると一方的に押し切られる試合が多く、勝てるマッチも逃してしまうことがマッドパーティの短所であるといえます。
「デッキ選択が間違えだった。」までは言いませんが、安定感が少なく波のあるマッドパーティは個人的に良くなかった選択だったと反省しています。
また、今回は環境に対して強い色のデッキを握る+弱いデッキに対しての雑に強いメタカードを採用するという形をとりましたが、
メタカードの枠の為にグレートキャッチャーやドロサポの枠を削った結果、本来のマッドパーティの強みが活かせなかったのは自分の構築力やデッキの理解が足りていないと思いました。
この悔しさを糧に次の大会では結果を出せるようポケモンカードに向き合いたいと思います。以下おまけ
7.おまけ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
盤面展開を意識するならチラチーノラインを4-4採用するほうが強そうなのでおまけレシピであげときます。
デッキコード:4xc8xK-SpeLxa-cxcx8D
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