2年 秋 ④

◆次の日。 祐里は春希と純弥と一緒に登校。 2人を小等部に預け高等部に向かい自分の教室に向かうと唯が待っていましたというように後ろから祐里の胸を揉みながら挨拶してきた。唯 )お・は・よ――――――――――祐里)キャ―――――――
唯 )癒されるわ~~~そう言い唯は胸を揉み続けた。祐里)やめて!!! この胸はなっちゃんのものなんだから!そう言い胸をおさえた沙織)おはよう ・・・・ なにしてるの?愛鈴)あ さおりん おはよう沙織)唯 また 祐里の胸の揉んでたんでしょ?唯 )うん祐里)モミコめ!みんな)モミコ?祐里)唯のあだ名 人の胸揉むからモミコ!!唯 )モミってなんか可愛い沙織)ちょっと唯 いいの?唯 )うん直実)おはよ――― 今日もいい天気ね~ 未鶴ちゃんは?と話しかけてきたのは柳原可奈子に似た直実だった。 ちなみに唯はべっきー似なのだ。直実)ねぇ 未鶴ちゃんは?沙織)今日はお休み直実)お休みなの? なんだ新しいネタできたからみんなにみてもらおうと思ったのに~~祐里)見せて!! 見せて!!と話していたら予鈴が鳴り担任が来た。 そして、出席をとり授業が始まった。 そして放課後。 今日は明後日の練習試合の最終調整。 未鶴はいなかったがその分みんなで補っていた。 そして、祐里は今日は早めに帰宅。 純弥は花穂とデート。 春希は宿題をしていた。 祐里は那月にメールすると今日の帰りに遊びにきてくれると帰ってきた。 祐里は珍しくエプロンをしクマの形にくりぬいたクッキーを作ったがなんかいびつ・・・ 祐里)クマ??? 焦げたとか1人語とを言っているとパパ・ママ・未鶴・伸也が帰宅した。未鶴)焦げくさ伸也)なんか焦げた匂いね祐里)あ!みっちぃ クマが~~(;_;)といいキッチンを見るとぐちゃぐちゃだった。
未鶴)わぁ~
祐里)みっちぃ クマが!!
未鶴)生地あるの?
祐里)うん! いっぱいあるよ
未鶴)はぁ 作るか ・・・ てか 生地 おお!!
祐里)みんなの分
伸也)それにしても多いよ 未鶴 俺の分も
未鶴)はいはい
そう言い未鶴は祐里と一緒にクマのクッキーを焼いた。そして、夕飯の用意をした。 今日の夕飯はほうれん草とキノコのクリームパスタと野菜スープだった。 夕飯の用意をしていたら那月が来た。 そして、夕飯ができみんなで夕飯を食べ始めた。
春希)パパ! ママ! 僕 電車の博物館行きたい
双子)電車の博物館?
純弥)こないだ俺が社会科見学でいったとこ?
春希)うん
パパ)それなら鉄道博物館だね
春希)そこ行きたい
パパ)パパとママは明日仕事だよ
春希)みぃ姉ちゃん
未鶴)俺は明日練習だかし 伸也も仕事だから無理だよ ごめん
純弥)祐里がいんじゃん
祐里)え?
純弥)祐里に連れてってもらえばいいじゃん なつ兄と一緒に
祐里)なっちゃん 明日休み?
那月)うん とりあえず 土曜日だし
祐里)じゃぁ行こうか うちらも明日は授業ないし
春希)なつ兄ちゃん行くなら さっちゃんも一緒に行きたい
祐里)え!?
那月)いいよ 桜月も暇だろうし一緒に行こうか
パパ)悪いな 那月くん
那月)いえ
ママ)いい 春ちゃん お兄ちゃんとお姉ちゃんの言うことちゃんと聞くのよ
春希)は―い
という感じで夕飯を食べ終わった。  そして、各自部屋に行った。
祐里)なっちゃん! なっちゃん! クッキー焼いたの!!
那月)本当!?
祐里)うん くま
那月)美味しそう♪
と話していると隣の部屋の純弥が小窓を目がけて大声で
純弥)なつ兄 それ気おつけた方がいいよ! なかみなに入ってるかわからないから!
那月)え?
祐里)大丈夫だもん! みっちぃが手伝ってくれたもん!
純弥)でも 気おつけた方がいいよ――――!
祐里)純弥!!!!!!!!
と祐里が小窓を開けて純弥を怒鳴った。
那月)いただきます
祐里)え?
那月)美味いよ
純弥)毒入ってない?
那月)う・・・・・・・・
祐里)え!? なっちゃん!?
那月)嘘 美味しいよ♪
祐里)なっちゃん~
那月)えへへ 純くんも明日行く?
祐里)え―――――― 純弥も行くの?
純弥)いかねぇよ! 俺 花穂と約束あるから
祐里)よかった じゃぁね
そう言い祐里は小窓を閉めカーテンをした。 その頃、未鶴と伸也は春希の明日の準備を手伝っていた。 そして、部屋に戻り酒を飲んでいたら祐里と那月が乱入してきた。
祐里)みっちぃ~ 伸兄~ お邪魔♪
未鶴)はいはい
伸也)よ! 何飲む?
祐里)カシスオレンジとなっちゃんなに飲む?
那月)ソルティードック
伸也)だとよ 未鶴
未鶴)作るの俺?
伸也)うん
そう言いながら未鶴は2人分の酒を用意した。
祐里)はい クッキー
伸也)クッキーつまみ?
未鶴)いいんじゃん
と話しながら2時間ばかり飲んでいたら那月はベロベロになり祐里の部屋に戻った。 未鶴は冷蔵庫から水を出し薬を飲んで伸也と一緒にベッドへそのまま寝ました。
◆そして、次の日。 土曜日。祐里と春希は那月の車で那月宅に向かい桜月を迎えに行った。 
春希)さっちゃん おはよう
桜月)春くん おはよう
祐里)おはよう 桜月ちゃん
桜月)ごきげんよう 祐里さま
那月)ほら さっさと座れ
桜月)はい お兄さま
それから大宮にある鉄道博物館に向かった。 未鶴はいつも通りパパ・ママ・伸也の弁当を作り送り出し、バスケの練習の為が学院に向かった。  春希と桜月は車の中でご機嫌♪ そして、鉄道博物館に到着。 春希と桜月が手を繋ぎ前を歩いた。 その後ろを祐里と那月がついて歩いた。 電車の運転体験をしたり鉄道を見学して回りお昼になりレストランでお昼を食べた。 春希と桜月はちょっと大きめなお子様ランチ。 祐里はオムハンバーグ・那月はカレーを食べた。
春希)これ美味しい
祐里)美味しいね 桜月ちゃん
桜月)そうですわね
那月)ほら 桜月 口にケチャップついてるぞ
桜月)ありがとうございます お兄さま
那月は優しく桜月の口を拭いてあげた。 祐里はそれを見て「いいなぁ~ あたしのなっちゃんなのに」とか思っていた。  その頃、未鶴はお昼のおにぎりを片手に明日の練習試合の総当り表を作っていた。 明日の練習試合は5チームでの総当りでやるのだ。
そして、夕方。 お土産をいっぱい買い祐里たちは那月に送ってもらい今日はバイバイした。 そして、7時過ぎ未鶴が帰宅。 夕飯の用意をしていると残業だったママが帰宅した。
ママ)ただいま
みんな)おかえり
春希)おかえりなさい! ママ! みてみて お土産いっぱい買って来たんだよ! 電車にもいっぱい乗ったし♪
ママ)よかったわね ゆぅちゃん ありがとね
祐里)うん よかったね 春ちゃん あたしは違う意味で疲れたけど
未鶴)くすくす(笑)
祐里)笑ごとじゃないんだよ!!
未鶴)小姑がいると大変だね~ 俺 沙織でよかった
祐里)ホントに羨ましいよ~
ママ)みぃちゃん 夕飯なぁに?
未鶴)冷麺と春巻きと海老チリ
ママ)中華だ♪ ママ着替えてくるね
未鶴)うん
祐里)ママ パパは?
ママ)今日は夜勤よ
そして、ママは着替えを済ませ夕飯タイム。 春希はずっと鉄道博物館の話をしていた。  未鶴はご飯を食べ終わり片付けをして部屋に戻るとなぜか祐里がいた。
未鶴)なにしてんの?
祐里)あ!みっちぃだ!
未鶴)みっちぃ言うな!
祐里)いいじゃん いいじゃん!
未鶴)はぁ~ んでなにしてんの?
祐里)みっちぃ待ってたの
未鶴)お前ピアノ練習しなくていいの?
祐里)今日はそんな気分じゃない もぉ聞いてよ!!
そう言い祐里は小姑の桜月の事を愚痴っていた。 そして、未鶴が風呂に行こうとしたら
祐里)あたしも入る
未鶴)は?
祐里)一緒に入ろう!
そういい未鶴の手を引き風呂に向かった。 そして、各局双子で風呂を入った。 
未鶴)なんで一緒に入んなきゃなんないんだよ
祐里)いいじゃん 減るもんじゃないし あ――――――!
未鶴)なんだよ?
祐里)胸んとこにキスマークがある
未鶴)・・・ うるせぇ!
祐里)伸兄ってそういうとこにキスマーク付けるんだ
未鶴)・・・・
と仲良く風呂に入った。 そして、出てからは祐里はいっこうに未鶴から離れず結局一緒に寝た。
◆次の日。 日曜日。 未鶴は祐里を起こさなようにそっとベッドから出て朝食と自分のお弁当の用意をした。 そして、荷物を持ち学院に向かった。 今日は聖ルカ学院主催の練習試合なので準備のため少し早めに来て準備した。 練習試合に参加する学校は聖ルカ学園・聖マリアンナ学園・鈴並学院・伊集院学園・聖ルカ学院だった。 そして、全チーム揃い挨拶しUPをしたりした。
そして、休憩時間。 未鶴が試合を見に来ていた祐里と合流し観客席を歩いていると祐里が「あれ?」という顔をした。
祐里)あ――――!
純弥)わぁ―――!
未鶴)なんだよ! うっせぇな
そう言い2人を叩いた
祐里)痛い
純弥)いってぇなぁ!
祐里)なんであんたがいるの!
純弥)なんで祐里がいんだよ!
祐里)みっちぃの応援!
というと通りすがりの唯に
唯 )和輝くんの応援でしょ!
祐里)それもある
純弥)浮気だ~
祐里)違う!! お・う・え・ん!!
花穂)お兄さん こんにちは
未鶴)花穂ちゃん こんにちは 
花穂)お兄さん 試合見てましたよ かっこよかったです
未鶴)ありがとう
祐里)んで なんでいるの!
純弥)花穂の兄貴の試合見にきたんだよ
祐里)兄貴?
未鶴)聖ルカ学園のキャプテン
祐里)え―――――!
未鶴)言わなかったけ?
祐里)聞いてない!
未鶴)俺そろそろ下行くよ 花穂ちゃん 純弥 またね~
祐里)え!? みっちぃ ちょ!!
未鶴はそのままコートの方に降りて行った。 祐里は唯を追いかけ唯と愛鈴と一緒に未鶴達の応援をした。 そして、最終試合は聖ルカ学院vs聖ルカ学園だった。 そして、その試合も聖ルカ学院の勝利で終わった。 試合が終わってから祐里は和輝目当てで未鶴の元へ。
祐里)みっちぃ 和輝くん 雅くん お疲れ様
未鶴)おう
雅 )お疲れ様です
和輝)お疲れ
そこに教育実習生の英二の姿を見つけた祐里は英二の元へ。
祐里)英二くん 勇ちゃん 慎吾ちゃん
若林)お!鳴海妹!
祐里)なんで英二くんもいるの?
河村)英二くんって・・
未鶴)むらっちも体育担当だから来てんの
祐里)ふ~ん
河村)むらっちって! ちょ! 鳴海さん
双子)はい
河村)あ いや お姉さんの方で
直江)いいじゃん 未鶴ちゃんと祐里ちゃんって呼べば
未鶴)そうだよ むらっち
と会話をし選手たちはシャワーを浴び帰宅した。
未鶴)たぁいま
祐里)ただいま
みんな)おかえり
未鶴)疲れた~~~
そう言い未鶴はリビングのソファーで寝っ転がった。
祐里)ど~ん
と祐里が未鶴の上に飛び乗ってきた。
未鶴)ぅえ! 降りろ!
祐里)あはは
春希)僕も! ど~ん
と春希まで飛び込んできた。
祐里)え!? うわぁ!
未鶴)おも!
春希)きゃはははは
パパ)未鶴 制服で寝てるとシワになるよ
未鶴)パパ こいつら降ろしてよ
パパ)ほら 祐里も春希も降りてあげなさい
祐里)え~
未鶴)降りろ
春希)よいしょ
ママ)ゆぅちゃん 春ちゃんは降りたよ
春希)みぃ姉ちゃん
未鶴)ん?
春希)ここなんでテープ巻いてるの?
未鶴)あぁ ここ? さっきつき指しちゃって
祐里)どこどこ?
そう言い祐里は未鶴の上に寝そべり未鶴の指を押した。
未鶴)いってぇ お前ふざけんなよ!
未鶴はちょっと不機嫌モードに入った。
パパ)大丈夫?
未鶴)あぁ うん 祐里 降りろ
祐里)いや みっちぃの上 心地いいんだもん
未鶴)暑い!
祐里)しょうがないなぁ~
未鶴)ふ~
ママ)みぃちゃん 結果は?
祐里)もちろん全勝だよ
ママ)まぁすごい
未鶴)練習試合だからね  俺 着替えてくる
祐里)あたしも着替えてこよ
そして、着替えをして純弥の帰りを待ちみんなで下のショッピングモールで食事に行った。 今日の夕飯はママのリクエストでピザの食べ放題+パスタのお店に行った。 そして、食事が終わりみんなで買い物を始めた。
祐里)わぁ 子供服だ 可愛い♪
ママ)みぃちゃんもゆぅちゃんも可愛い洋服たくさん着たのよ ねぇパパ
パパ)そうだよ 春希も純弥もみんな可愛い服たくさん着たんだよ
ママ)ママもぉ1人くらいほしなぁ~
未鶴)・・・ 
祐里)これ以上 兄妹増やさないでよ!
パパ)大丈夫だよ
純弥)可愛い女の子ならいいよ
未鶴)シスコン
純弥)だって妹ほしくね?
未鶴は祐里を掴んで
未鶴)俺にはこれが一応妹だから
祐里)みっちぃ 一応って!!
未鶴)いちおう
ママ)ママ頑張っちゃおうかな
双子)頑張るな!
そんな会話をしながら買い物をし帰宅し休んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?