自転車を借りることについての悩み

外国人と友達になって、日本語が使えないという免罪符で頼り切られる。インド人は赤ちゃんみたいによちよちしている。何も知らない。調べる手段がない。私に任せられている。どうして私が考えないといけないのだろう。大変なのだけど。ネガティブな感情も、そんなこと思っちゃいけないと否定するのではなくて、次の一手をどう出すか考えるための材料なのだ。

自転車で遠くに行きたいとリクエストされて、レンタサイクルについて調べている。インド人は自転車を持ってないのに。
調べると、レンタサイクルの事業登録は残ってて地図上では表示されるけど廃業していたり、予約を3日前には取らないといけなかったり、気軽に借りられる自転車がない。
この街では、スマホでバーコードを読み取れば、どこでも借りられてどこでも返せる、1分7円のシェアサイクルが普及しすぎているために、レンタサイクルの出る幕がなくなっている。
自転車で遠くに行きたい場合、シェアサイクルだと難しい。決められたエリアから出てはいけないし、時間が経つごとに料金が上がるから一日借りるとチリツモで結構な額になる。レンタサイクルがあれば、8時間1000円のレベルだし、遠くに行けるしでいいのだけれど。他にもそう思っている人がいるはず。この事業始めようかしら。
とにかく私は積極的に行きたいと思ってないし、調べたいと思ってないし、家でゴロゴロしていたいと伝えたい。うまく伝えられないのはイイカッコシイしているからなのか。日本人なのだから考えてくれて当然と思われると、内面までそのまま受け取ってしまうのか。関わる線引きをどこにするのか。
誰かが企画してくれてよりかかるのが好き。行きたいところがあれば1人で行くのだ。
行きたいところといえば、先週船で行った公園だが、その人のためにもう一度行くのはもったいない。それは友達というよりボランティアになる。
折衷案は、私が行ったことのないところに行くのが面白いだろうと。調べない。困難まで引き受けてもらう。行った先にヒンドゥ配慮の食べ物屋さんなんて絶対ないけども。
自転車は最悪、シェアサイクルをエリア外で乗り回してもうらうか。料金が高くなるとかルール違反だとか、知らんって突き放して。いや、ダメか。もー

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