耳栓

寝不足だった。ガヤガヤを受け流せないくらい調子悪くて、日中ひたすら耳栓が欲しかった。
普段はカフェにいる時に騒がしいと思ったら耳栓を使っている。LOOPという3000円くらいするちょっといい耳栓。

小さいケースつきで持ち運びに良い

アナログノイズキャンセリングなど、商品特徴の言葉選びがカッコつけているが、使ってみるととてもいい。
いつもカバンに入れて持ち運んでいるが、銭湯に持っていって、そのままカバンからいなくなっていた。(銭湯で耳栓をして湯に浸かると、いい感じなのである)今日は耳栓がなかった。手近にあった磁石を耳に突っ込んだりした。それでちょっとでも音が緩和される。 音が緩和されると集中しやすかった。あるもので工夫をする。完全な耳栓ではないから、音が漏れ聞こえるが、いつもの音じゃないように聞こえて面白い。 キーボードを打つ音が高く聞こえる。少々音は防げたものの、耳が痛くなって外した。
つけていても会話ができる程度の耳栓なら、職場で耳栓、良いかもしれない。 今日は寝不足の為、顕著に不快感が表れたけれど、がやがやしているのは知らないうちにストレスになっているのだろう。
職場で使うなら、今日みたいなことがあるから、もう一つ欲しい。銭湯用にももう一つ欲しい。ああ欲しい。

そんな日を過ごして、帰って何をしたかというと
耳栓作りにとりかかった。

LOOPのイヤーピースは、XS・S・M・Lとあって、使っているのはSだから、余っているXSとMのイヤーピースを材料に使う。もう一つの材料は熱湯で温めると柔らかくなり、冷えると固まるプラスチック粘土のおゆまるくん。

イヤーピースはこんな形をしている

最初に、イヤーピースの全部の隙間にお湯まるくんをつめ、柔らかいうちに耳に入れて耳の形に成形した。LOOPをマネして丸いループの引き手もつけた。
丸い引き手にするには粘土を細長いヒモ状にしてくるっと回して端をくっつけることで円にするのだが、熱が足りず端がうまく引っ付かず、耳から出すときに引っ張ると取れた。これではいけない。

次に、円ではない引き手の形にした。出っ張っていれば形はなんでもいい。つけていることがわからないのが望ましいので、出っ張りは小さい方がいい。

そうしてできたものをしばらくテスト装着した。
耳が痛くなった。音もあまり防げていない。よく考えると、イヤーピースは内側の固い軸と外側の薄いゴムでできていて、柔らかい外側の部分がクッションとなって、耳の痛みを防ぐし、耳穴の壁面と密着している。

緑の部分はイヤーピースのクッションだった

クッション部分をおゆまるくんで全部埋めてしまったので、いくら耳の形に沿わせたとしても、柔軟性のない固形を耳に入れているので痛くなったのだった。耳の穴というのは一定の形をしていない、固い耳栓を入れたまま口やこめかみを動かしてみると、耳の穴も連動して動いていることがわかる。

次は軸だけにおゆまるくんをつめた。引き手の形もだんだん洗練されてきてかわいいと思えるものになった。

そして、できたものを見て、絶望した。
形はできたけれど、こねくり回しすぎて、手垢でまだらに黒い。
そこまでで2時間くらいああでもないこうでもないとやっていて疲れた。またさらにするのか。
悩んだが、もう一度、新しい粘土で作り直す。そしてできたものがこちら

満足

つけているのが外から見てわからない。音も防いでくれる。痛くない。小さくてシンプルでかわいい。愛せる。
一つは銭湯用にお風呂セットに入れておく用、一つは職場用で2セット作った。

自分で考えて作るのは楽しい。自力で問題を解決できる。

週末は壊れたコンポストの修理をしよう。底が外れているので、土を全部出して補強金具をつけて釘を打って固定しよう。

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