化粧水に白いものが発生

かれこれ4年、化粧水を手作りしている。グリセリンと尿素と水道水を混ぜるだけ。水道水を使うのがコツで、塩素が入っているので腐らない。500mlのグリセリンが1000円くらいで、大体3年分の化粧水が作れて、とってもコスパがいい。

今日、その化粧水に謎の生物が発生していたのに気づいた。白くてケサランパサランのような見た目をしていた。ケサランパサラン、もしくは、たんぽぽの綿毛。カビの菌糸か?
というのも、今回化粧水にいつもとは違うものを混ぜてみたのだった。それが原因だろう。 生物活性水を混ぜた。

生物活性水というのは家畜の糞尿を微生物で分解した水のこと。コンポストをしていると職場のおじいさん職員に言うと、大層喜んでくれて、発酵助剤と生物活性水をくれたのだ。自宅に直送、25ℓも。コンポストに加える水分を生物活性水にすると発酵を促進する。さらに生ゴミに霧吹きで吹きかけておくと消臭効果があるし、水やりに混ぜてあげると植物が元気になるし、花瓶に入れておけば切花も長持ちする。
なお、どうして効果があるのかの科学的な根拠はない。なぜかわからないが、効果がある。25ℓもあるので、コンポスト以外にもお風呂に入れたり、痒いところに塗ってみたりして使っている。なんとなくかゆみも治るような気がする。なんとなく。

それを実験で、化粧水にも入れてみた。肌が元気になるかなと。 そしたら、化粧水の中のカビが元気になっちゃった。発酵と腐敗は同じ意味だから、発酵を促進するということは腐敗も促進する。4年くらい自作化粧水をやっていて今までこんなことなかったから、明らかに効果が表れている。
どうして微生物で分解しただけの水にそんな力があるのだろう。見た目はうすい褐色で、液性は中性、無臭、ただの水なのに。生物が代謝したものには力が宿るのだろうか。わからないけど、変化があったのは確か。
物質と物質でないものは簡単にひっくり返る、というのは恩師の言葉。物質は原子と原子のつながりでできている。原子と原子の間はとんでもないスカスカ状態。私とあなたはすり抜けないで触れ合えるのが不思議なくらい。スカスカの隙間にまだ解明されてない謎が詰まっているんだろうなぁ。

体調の天才すぎてわからんかもしれん。同じものばかり食べている。意味の大海原を泳いで、余暇活動が欲しくなる。余暇活動なんていらねーやとこれまで過ごしてきたけれど。なければ空洞だ。よくわからなくしてけむに巻く作戦。けむに巻いておけば安心太郎。げっぷとおなら。意味に着地しないで、空中を浮かんでいる。それだと理解されないし、寂しいままかしら。そのままでいいと言ってくれる人は寂しさをカバーしてはくれない。そのままでいるのは大変だ。
いろいろ聞いてみたい、の質問攻めだが、本当の欲望はどこにあるんだろう。わからないから聞くのかな。聞かず、目の前にいて、ありのままを見てわかるのを汲み取るだけでもいい。抽象画を見る時は意味に落とし込まない。

ミツバチを飼うのは大変。ミツバチについても調べたい。頭が何個あっても足りない。インプットしたいだけ。アウトプットしない。インプットしたものはなくなっていきます。なかったことになる。

街はお祭りで騒がしい。騒がしさを横目に自転車でいつも通り通勤する。

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