道草物語14話~内装屋さん~

2019年2月末。大きな借金をすることが決まり、迂闊にも「やったー！」と喜んでしまうくらいお金が必要でした。
おかげで、資金調達という最大の難関がクリアされ、残すは、内装のみ。

実はここから難航に難航を極め、気づけば4月になっていたんです。
「おいおい、3月よ。もう少し仕事しろよ。定時退社かい。残業せぇ！」
とブラック企業さながらの問題発言をしつつ、3月があっという間に過ぎ去ってしまいました。
開いた口が塞がりません。

なぜなら、4月末にオープン予定だったからです。
さっそく予定通りいかなくなりましたが、
そんなの今に始まったことではありません。

「まぁ、落ち着こう」と、内装業者さんを探すことにしました。
建物が古すぎて、とても素人がDIYで乗り切れるレベルじゃなかったのです。

ましてや僕は、デザイナーなどと名乗っておきながら、図工が大の苦手で、パソコンでパチパチするくらいしか取り柄がないので、なおさら無理なのです。

ちなみにどれくらい苦手かと言えば、
定規を使ってもまっすぐ線はきれないし、
まっすぐ切れるカッターマシンをつかっても曲がってしまうレベルなのです。
開いた口が塞がりません。

さぁ、探すのは妻の仕事です。『探す』のは妻の得意技というのは皆さんももうご存知かと思います。


妻「内装屋さんみつけたよ！やってくれるって！！」
ほら、きました

僕「へー！どこにあるの？」
妻「そこ」

徒歩1分のところに内装屋さんのオフィスがあったそうです。
開いた口が塞がりません。

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東大宮の隠れ家カフェ　MICHIKUSA
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木
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