共有地の悲劇から学ぶ。競争社会やら共創社会へ
先日アメトーークの「バラエティー大好き芸人」を見ていて、
他局の番組もどんどん紹介しちゃうなんて素敵だなーって思いました。
大学時代に学んだ「共有地の悲劇」を思い出し、今朝の配信はコミュニティ運営者向けにお話しをさせていただきました。
ちなみに共有地の悲劇とは、、、
多数者が利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまうという経済学における法則。コモンズの悲劇ともいう。
「共有地(コモンズ)である牧草地に複数の農民が牛を放牧する。農民は利益の最大化を求めてより多くの牛を放牧する。自身の所有地であれば、牛が牧草を食べ尽くさないように数を調整するが、共有地では、自身が牛を増やさないと他の農民が牛を増やしてしまい、自身の取り分が減ってしまうので、牛を無尽蔵に増やし続ける結果になる。こうして農民が共有地を自由に利用する限り、資源である牧草地は荒れ果て、結果としてすべての農民が被害を受けることになる。」
ざっくりまとめると、
競争より協力し合った方がいい結果が生まれるよ!
って話です。
ざっくりすぎるので、詳しくは動画をご覧下さい。
技術進化とともに産業はシュリンクしていく
私が伝えたかったのは、競争社会より共創社会になったらいいよねってことです。
企業活動の場合では、他社を蹴落としてでも利益を出し、会社を存続させなければなりません。
しかしながら、その蹴落とすという行為自体が、その市場を狭めることになるかもしれない、ということです。
お互いが自分のシェアを守ることに必死になっていれば、いずれその産業にとって変わる分野が成長し、市場自体が縮小していってしまう。。。
テレビ、ラジオ、音楽(CD)業界、、、
はたまた、今まで対面などリアルで行われていた産業はインターネットに変わっていきます。
技術の進化とともに、あらゆる産業は縮小していくのです。
そのなくなっていく産業に身をおく企業が、いつまでも同じ技術にしがみつき、少ないパイを争い続けていたら?
消費者の立場になって考えた時、その争いをみてどう思いますか?
競争より共創
競争自体を否定するわけではありません。
競争によって新たな技術がスピード感をもって生まれます。
しかし、その先で、
それぞれの立場で努力を続けてきた人たちが横で繋がる。
新たなシナジーが生まれ、今までにない新たな発想をする。
結果、今までなかった市場を創出し、消費者が喜ぶ。
そんな世の中になったらいいよね、って思うのです。
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