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歳を重ねること、バンザーイ!〜体験知〜

「歳を取ると覚えが悪いからさ…」

なんて、覚えることが逃げていたりしていた。(懺悔)

30代になって転職した時、仕事の覚えが悪くって、周りに迷惑かけまくり。
そして、歳のせいだからって言い訳にしていた。
年齢が上がれば、頭が悪くなるやって。

しかし!
今は考え方が変わった。
歳を重ねた方が、賢くなる。
そう思っている。
「歳を重ねること、バンザーイ!」
って叫びたいくらいに。

文献知と体験知

そう思ったきっかけは、先日読んでいた本でこの言葉を知ったから。

文献知:本などで知った知識・教養

体験知:自分の経験を通して得た知識・知性

今までは、頭で理解した知識ばかりを追い求めていた。
年齢を重ねれば、新たな文献知を入れ込むのは困難になる。
それは、身体が衰えるのと一緒。

でも、年齢を重ねると、体験知は増えていく。
「あ、これって、前に聞いたことある!」
とか、
「こういう人にはこういう対応した方が、うまくいくんだよな!」
とか。
歳を重ねるごとに、経験が知識を深くしていく。
一を知って、十を知るみたいな。
また、文献知は左脳的、体験知は右脳的ともいえそう。

体験知を重ね、伝えていく

何かを依頼したり、
自分の好きなものをシェアしたり、
人に何かを伝えていく時、文献知はもちろん大事。
論理的に、人に伝えていく時に、根拠があって納得する人も多い。
しかし、それだけでは薄っぺらい。

「頭ではわかってるんだけど。」
そう言われる時は文献知に偏っている場合が多い。
自分も相手も身体的理解(体験知)まで落とし込めていない状態かもしれない。

だから、
『体験知をしっかり重ね、それを言葉にしていく能力』
というものが、とっても大切なスキルなのでは?
なんて感じている。

年齢を重ねること。
経験を多く積むこと。
それは、体験知をより深く刻むためのアドバンテージ。

だから、
「歳を重ねること、バンザーイ!」
って叫んでもいいのだ。

最後までお読みいただきありがとうございました😊

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