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役に立っているかなんてわからない自分が満足できていればそれでいい

モチベーションを高めるために、人から認められることを求めてしまうのが人の性。
しかし、認められないとき、人は欲求不満に陥ってしまう。

自分さえ満足できていればそれでいい。
その境地までたどり着いたら最強だ!
本日はそんなお話です。

人から感謝されると、それだけでモチベ上がる

私は、島根の観光・グルメ情報を発信しています。
島根に旅行にきている友人に、グルメスポットをまとめた記事をシェアしたところ、こんな写真とともに感謝のメッセージが。

天気もよくって、ロケーションも最高だったみたい。
自分がしてきた活動が認められた気がして、ますます頑張ろう!という気になれました。

また、友人をお気に入りの串焼き屋さんに連れて行きました。
友人がとっても喜んでくれたのはもちろん嬉しかったのですが、帰り際に店主から感謝の言葉をいただきました。
「先日紹介頂いた記事のおかげで、お客様がたくさんきてくれてます。本当にありがとうございました!」
なかなか、記事で感謝されることもなかったので、自分の記事がお店にとっもお役に立てた、という事実に感動すら覚えました。
伝えてくれた店主には感謝だし、一件でも多く、お店に貢献できたら、と思うようになりました。

自分が行った行為に対して、直接感謝されると行動のモチベーションにつながるなぁ、と肌身で感じています。
しかし、周りから感謝されることが当たり前だと思ってはいけない。
役に立っていても、感謝されないことなんてたくさんある。

そんな時に自分のモチベーションを保ち続けなければ、継続はできない。
どういう風に保てばいいのか?
二人の偉人の言葉を借りてみましょう。

アドラー先生の言葉

アドラー心理学の祖、アルフレッド・アドラーはこのようなことを言っています。

相手に褒めてもらうことを期待してはいけない。
なぜならば、褒めてくれない相手に対して、怒りを感じるようになるから。

「自分は正しいことをした。誰からも認められないが、誰かの役に立つことができた」
本物の貢献感は、相手に依存しない、自己満足でいい

アドラー先生は、貢献している、と自分一人で感じることが、最も正しい「貢献感」の感じ方だとおっしゃる。

「どうやって相手に褒めてもらうことができるか?」
ではなく、
「どうやって相手のためになるか?(貢献できるか)」
という態度で望むと、相手の状況に左右されずに、満足感を得ることができるということだ。

西郷どんの言葉

誰も知っている西郷どんはこんなことを言っています。

天を相手にして己を尽くし、
人をとがめず我が誠の足らざるを尋ぬべし

意訳すると、

人を相手にしないで常に天を相手にするように心がけよ。
天を相手にして自分の誠を尽くし、決して人を咎めるようなことをせず、自分の真心の足らないことを反省せよ

誰かのために、ではなく、世のために動く。
人から感謝されなくとも、自分の真心が足りなかったと思う。

これ、めっちゃ理解できる。
でも正直、実践するのは結構難しい気がします。

私自身、うまくいかなかった時に、人のせいにしてしまい自分の責任に目を向けられないことって結構あります。
自分の真心が足りているのか、自分の行動を振り返る大切さを感じます。


お天道様は見ているんだ

二人の偉人のメッセージ。
共通しているポイントってなんだろう?

それは、

誰も見ていなくても自分が正しいと思うことをし続ける

ということ。
そして、

誰かのためになっている、誰かの役に立てた、と自分で思う。
相手主体ではなく、自分主体で考える。

ということなのだと思う。

さぁ、今日も自分でできること、自分が満足することをし続けてみよう。
それは自分にとっての喜び。
そして、きっとどこかで、お天道様が見ているはずだから。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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