リージョナルに出る男の奮闘記 vol. 3 (大会本番編)
はじめに
はいどうも、大会前日の夜、デッキの60枚目めっちゃ悩む。Andyです。
今回の記事では僕が1月20日に参加した2200人規模の大型大会、Charlotte Regionals (日本のCLに当たる大会)の結果を備忘録として書いていこうと思います。成績は思ったほど振るいませんでしたが、環境考察とデッキ選択は間違っていなかったと思うので、最後まで読んでくだされば嬉しいです。また、デッキ解説の部分では偉そうに語りますが、自分は特に上手なプレイヤーというわけではないので、「へーそういうー考え方もあるんだー」程度で読み流してください。(僕と同じデッキを使って結果を出している方が多数いるので)
海外ではレギュレーション変更が4月からなので、カードプールはE・F・Gのカードになります。
使用デッキ・環境考察
僕が使ったのはサーナイトexです。主な理由は以下の通りです。
環境シェア1位・2位のリザードンとギラティナvstarに微有利
天敵のテツノカイナが採用されているミライドンデッキが減少傾向
有利対面のトドロクツキとミュウが増えてきている
序盤のミラージュステップ・中終盤のアルカナシャインとリファインによるドローの安定
サイドを先行されてもカウンターキャッチャーやリバーサルエネルギーなど、逆転できるパワーがある
他の候補デッキにロスギラやミュウがありました。ロスギラはシェア率の高さからミラーマッチが多くなると予想し、練度の差で負けると思い、握るのを躊躇しました。ミュウは練度がそこそこありロスギラの多さから環境的にいい立ち位置ですが、やはりリザードン対面がきつく、使用するには至りませんでした。
結果的にこの環境読みは正解でした。9回戦中4回ロスギラに当たり、リザードン、サーナイトに2回ずつ当たりました。デッキ選択は正しかったのになぜ負けたのか。大会レポートを見ましょう。
大会レポート・結果・当日のマッチアップ
結論から言うと、4勝1分け4敗でDay2進出なりませんでした。Day2進出には勝ち点19、つまり6勝1分け2敗、もしくは5勝4分け0敗が最低条件なので、あと2勝でDay2に行けました。引きが悪い試合はもちろんありましたが、確実に僕のプレイミスで落とした試合もあったため、記録を残すことで自分のプレイヤーとしての成長につながればと思います。
ちなみに、海外のRegionalsは日本と違って50分3本勝負なので、一日で最大27試合になります。これが本当に体力的にきつく、そのせいで内容がうろ覚えな試合もあるのでご了承ください。文章もさらに雑になっています。ごめんなさい。
*〇は勝ち、×は負け、△は引き分けです。
1回戦 リザードンex (ピジョット型) 〇△ 勝利
1試合目 〇
お互い順調に展開でき、クレセリアでお相手の唯一のポッポをとる。ピジョットexがないため、ナンジャモを打ったらお相手止まる。そのまま殴り続けて勝ち。
2試合目 △
こちらはミラージュステップのキルリアとリファインが1体サイドに落ちてしまい、苦しい展開。しかし、途中で時間切れとなり、お相手が3ターンで勝ちきれなかったので引き分け。前の試合に勝ったので僕の勝ちになる。
(海外のルールでは時間切れの場合、時間切れになった時の番が0ターン目になる。そこから3ターン目までプレイし、サイドを取り切ったほうが勝ち。それでも終わらなかった場合は引き分け)
2回戦 サーナイトex (パスなし)×△ 敗北
1試合目 ×
サーナイトミラーはものすごく時間がかかるのでプレイ速度を高める意識をする。ミラージュステップするもの、サイドを先行したためお相手にカウンターの権利を渡してしまう。ベンチフル展開からのセイボリーを打たれ、また、マナフィを出し忘れるミスを犯し、サケブシッポでキルリアが狩られ盤面崩壊。カウンターキャッチャーでゲッコウガを縛ってクレセリアで殴るが、解決札引かれて負け。お相手はミラーをしっかり意識した構築だった。この時点で35分経過していたので少し絶望していた。
2試合目 △
この試合はセイボリーを警戒してミラステ後もベンチを4体に絞る。しかしまたもセイボリーでラルトスを1体落とされる。お相手が主導権を握っていたが、何とかサイド3-2まで詰めた。ここで時間切れ。2ターンで勝つには前を倒してボスかキャッチャーで裏のサーナイトexを取る必要がある。ナンジャモで相手の手札を2枚にして、前のアルカナを飛ばす。お相手クレセリア前でエンド。チャンスと思い、リファイン、隠し札、アルカナシャインでボスを引きに行くが引けず。しかもボスを引くのに集中しすぎて唯一サーナイトexに進化できるキルリアをアルカナシャインに進化してしまうというプレミまでしてしまう。仕方なく番を返し、お相手何もできなかったので、引き分け。しかし前の試合で勝ったお相手の勝利。ミラーを意識したお相手のプレイと構築、見事でした。練度の差で負けました。
3回戦 ロストギラティナ ×× 敗北
1試合目 ×
こちらはラルトスのみでスタートするが、レベルボール、VIPパスでラルトス3面展開。最初のサイド確認でマナフィとリファインが1体落ちていることが判明。お相手はかなり回ってロスト5枚でおとぼけスピット。こちらはなんとかミラージュステップ。しかし返しにゲッコウガでリファインを2体取られ、ドローができないまま負けた。
2試合目 ×
この日一番の事故だといえる試合。サーナイトexが2枚サイド落ち。アルカナシャインのサーナイトにリバーサルエネルギーをつけてサイドを取り進めるも、なかなか拾えない。最後のアルカナを飛ばされた時点で投了。サイドの一番上に2枚ともあった。2試合ともこの日の負け試合で唯一プレミじゃなくて運の悪さで負けた。ここからDay2に進むためには5勝1分けで駆け抜けるしかないという崖っぷちに追い込まれ、ものすごくプレッシャーを感じる。
4回戦 リザードンex (ピジョット型)〇×〇 勝利
1試合目 〇
リザードン対面はこちらがよほど事故らない限り有利対面なので、ミラージュステップで展開。そのままロトムー>リザードンー>ピジョットで2-2-2を通して勝ち。
2試合目 ×
初手がかなり悪く、ラルトス2面で番を返す。お相手は順調に回っており、サーナイトラインを狩り続けた。盤面からサーナイトラインが消えた時点で投了。
3試合目 〇
この試合はしっかりミラージュステップをし、カウンターキャッチャーなども絡めながらサイドを2-2-2で取りきれた。序盤にザシアンをとりあえず置いたせいでミラージュステップで2体しか展開できなかった点は反省。
5回戦 ロストギラティナ 〇△ 勝利
1試合目 〇
初手はかなり事故っており、仕方なく雪道を割るための札であるボウルタウンと作業員を使わざるをえない状況に。なんとか展開して、お相手のサイドが3枚になったらナンジャモ。そのまま雪道も貼らずに止まってくれたので順調に前を倒し勝ち。
2試合目 △
お相手が芳しくないスタートだったので、試合は終始こちらが押していたが、途中で時間切れになる。あと1ターンあれば勝てていたが、決着がつかずに引き分け。1試合目を制したため勝利。
6回戦 ガケガニマルマイン 〇×× 敗北
1試合目 〇
こちらはVIPパスでラルトス三面展開。しかしお相手は初手が絶望的にひどく、ドローしてすぐに投了。
2試合目 ×
最初の番は順調に展開するが、お相手が後攻1ターン目にジャッジマン。このジャッジマンがかなり刺さり、ハンドがマナフィ・VIPパス・つりざお・ボウルタウンだった。サーナイトラインを必死に守ったが、最後のラルトスを取られた時点で投了。
3試合目 ×
この日一番やらかした試合。ミラージュステップがサイドに行ったせいで序盤少し遅れたが、サイドをお互いに取り合う展開に。お相手がサーナイトexに200点を当てていく。ここでプレミその1。盤面にキルリアとアルカナシャインしかいないのにも関わらず、崩れたスタジアムでサーナイトexを消してしまい、exを復帰させられなくなる。もう1体のexはサイドに行っていたので、キルリアが進化できずにターンエンド。2回連続で攻撃され、盤面にサーナイトラインがないという絶体絶命に陥る。気合で釣竿を引き、ラルトスを山に返してボウルタウンとレベルボールでなんとか復帰する。カウンターキャッチャーでアラブルタケを縛り、サケブシッポでガケガニを取る。次のターンにボスかカウンターキャッチャーでマルマインvを呼び出せば勝ちの状況、お相手が自身の崩れたスタジアムでマルマインを場からトラッシュ。これで勝ちまで最低2ターン必要になった。ここでプレミその2.相手のベンチにゴージャスマントがついたかがやくヒスイオオニューラがいたので、「そいつ倒せばマントの効果でサイド2枚取れるやん」と勘違い。ゴージャスマントはルールを持つポケモンに効果がないので、当然サイドは一枚しか取れない。サケブシッポはガケガニに倒されたので、全力でボスを引きに行き、山の最後の1枚がボスの指令。オオニューラを呼び出して勝ち!と思っていたらお相手が冷静にゴージャスマントの効果を説明。山札切れで負け。Day1敗退が決定し、しかもこんな風に終わったのでめちゃくちゃ萎えました。途中でIntentional Draw (引き分け)を提案されたのにも関わらず、絶対勝てると思っていたので断ってしまったことをめちゃくちゃ後悔。プレミしなければ勝てたのでそれが間違いだったとは言い切れない。
7回戦 ロストギラティナ 〇×△ 引き分け
1試合目 〇
一緒に参加していた友人から5勝1分け3敗でもチャンピオンシップポイントがもらえると聞いたので、気を取り直して勝ち切ることを目標にしました。こちらは普通に回ったので、適度にナンジャモを打ちつつ、雪道への対抗札を温存した。順当にサイドを取り切り勝ち。
2試合目 ×
初手にはVIPパスがあるもの、ハイパーボールやレベルボールなど、次につながるカードがない。手札1・2枚ぐらいでなんとかふしぎなあめとサーナイトexをそろえるが、ぶん回りのギラティナには勝てない。もっと早く投了するべきだった。
3試合目 △
こちらがかなり有利に進めていたが、サイド残り4枚の時点で終了コール。お相手の場にはギラティナvstar1体と非エクしかいなかったので、2ターンでサイド4枚とりきることは不可能。一応最後までやって引き分け。
前の試合でもっと早く投了していれば時間が足りたかもしれない。
8回戦 サーナイトex (パスあり)×△ 敗北
1試合目 ×
先攻は取れたもの、ラルトス1体とミュウだけで番を返す。奇跡的にレベルボールからミラージュステップにつなぐことができた。しかし、時間切れを気にしてプレイをはやめていたせいでサイドを先行してしまう。これがお相手の思惑通りで、カウンターキャッチャー+アルカナサーナイトでサーナイトexに300点を当ててくる。サーナイトexの残りHPが10なので、逃げることも殴ることもできず、そのままターンを稼がれ、ズルズルと負けていった。サーナイトミラーの戦い方を知っているお相手の素晴らしいプレイだった。この試合だけで40分近く使ったのでサイド2枚差の時点で投了するべきだった。
2試合目 △
残り時間10分だとサーナイトミラーは終わらないので、引き分け。ボス+ザシアンを引ければ勝ちという状況に持っていけていたので、あと1ターンあれば勝ち切れたと思う。
9回戦 ロストギラティナ 〇〇 勝利
1試合目 〇
お互いに盤面を作り、サイド残り1枚でお相手がカウンターキャッチャーでサーナイトexを呼び出し、雪道ツツジ。スターレクイエムを打たれるが、こちらは事前に山札をしっかり圧縮しているので、リファインとアルカナシャインで必要なパーツを引き、雪道をしっかり割って勝利。
2試合目 〇
お相手さんがもう負けでいいと言ったので投了をもらった。
結果:4勝1分け4敗 876位
デッキレシピ解説
今回使用したサーナイトexのレシピがこちらになります。Portland Regionals でベスト4に入賞したリストを参考にしました。
各カードの採用理由を簡単に解説します。
ラルトス (テレポートブレイク)4枚
もともとは1枚メモリースキップのほうを採用していましたが、そもそも技を打つタイミングが少ないことと、その技を使っている時点でかなり負けていると判断したのでHP70のラルトスを4枚採用としました。テツノブジンexやれんげきインテウーラがそこそこいるので、その対面ではHP70のほうが偉いです。
キルリア(ミラージュステップ)1枚
展開にはほぼ必須。こいつがいないと始まらないが、リファインのキルリアを並べたいので仕方なく1枚採用。サイド落ちしたら展開がかなり遅れる。
キルリア (リファイン)3枚
本当は4枚欲しいけどミラージュステップが最強なので泣く泣く3枚。なぜか毎試合1体はサイド落ちする。
サーナイト(アルカナシャイン)2枚
3枚採用のリストも見かけるが過剰だと感じたので2枚に落ち着きました。このデッキのメインアタッカー。
サーナイトex 2枚
このデッキの核。盤面に1体あれば十分なので引き込みやすさとサイド落ちを考慮して2枚採用。(2枚ともサイド落ちしたら運が悪かったと諦めましょう。今日実際にそうなりました)
サケブシッポ 1枚
このデッキの戦略の幅を広げてくれる一枚。相手のビーダルやセグレイブを狩れる。また、マナフィを出してくれたら相手のベンチを圧迫することもできる。
クレセリア 1枚
対ロストや小物を並べるデッキに対して強い。盤面にエネルギー集めつつ、ポッポ、ヒトカゲ、キュワワー、セビエなどの進化前を取れる。下技もたまに使います。
ザシアンv 1枚
フィニッシャー兼序盤の展開補助役。ロスト相手には手張りー>特性ー>手張りですぐ殴れる上、1ターン目に手張りができなくてもこいつがいればミラージュステップをするためのエネルギーを確保してくれる。また、HPが220もあるのでエネを10枚つけて360出すことも可能。霧の水晶とハイパーボールでサーチできるので、僕はゴージャスマントよりザシアン派です。
ミュウ(ふしぎなしっぽ) 1枚
抜いている構築も見かけますが、初手がひどいときにVIPパスやレベルボールを引き込んでくれて事故回避をした試合が過去に何回もあるので、なかなか抜けないカード。中盤はふしぎなあめやカウンターキャッチャーにもアクセスできるので腐らない。
かがやくゲッコウガ 1枚
エネを捨てながらドローができる、このデッキのために作られたような最強カード。中盤以降は置物や縛られる対象になる可能性があるので、できれば出したくない。しかしたねで山札を2枚引けるのは強いので採用。
マナフィ 1枚
ロスギラ・パオジアン・ロストバレット・連撃など、環境にベンチ狙撃が簡単にできるデッキが多いので仕方なく採用。ミラーでもサケブシッポ対策に必要なカード。
ジラーチ 1枚
ヤミラミ対策だけだと思われがちですが、チャーレムvのヨガループやクレセリアの技も防げるので意外と使いどころが多いです。技もそこそこ優秀です。
バトルVIPパス 4枚
初手に絶対きてほしいので最大枚数。
レベルボール 4枚
序盤のラルトス展開に役立つほか、2ターン目にミラージュステップのキルリアに触れる可能性を最大限にするため4枚採用。
霧の水晶 2枚
種ポケモンにもエネにもなる優秀なカード。序盤の展開はこいつに頼らなくてもいいケースが多く、中盤の足りないエネルギーをサーチしたり、クレセリアやザシアンを持ってくるのが主な役割なので、2枚で十分です。
ハイパーボール 3枚
アルカナシャインのサーナイトとサーナイトexをサーチできる唯一のカード。4枚は多すぎると感じたので3枚。
すごいつりざお 2枚
基本的に毎ターンアタッカーが気絶するので、サーナイトラインを早急に立て直す必要があります。また、クレセリアやサケブシッポ、ザシアンなどのピン刺しカードを使いまわしたい時があるので2枚あれば安心です。アルカナシャインのヒット率を上げるためにエネを戻すこともあります。
カウンターキャッチャー 2枚
このデッキはだいたいサイドを先行されます。なので、ほとんどの場合効果が発動しています。グッズでボスは流石に強い。ボスの指令も採用しているので2枚で足ります。
ふしぎなあめ 2枚
前までは3枚採用でしたが、ミラージュステップが前提なので、2枚でも全然足りると判断し2枚採用。テツノカイナを重く見るなら3枚はありだと思います。
ナンジャモ 4枚
ドローソース兼手札干渉。リソースをあまり切りたくないこのデッキとの相性は◎。毎ターン打ちたいので4枚採用。
ボスの指令 2枚
1枚で回していた時もありましたが、ベンチを3回以上呼び出したい時がそこそこあったので2枚にしました。また、サイドを先行する展開のときにカウンターキャッチャーが使えないので、2枚あれば安心です。ボス2枚目のおかげで拾えた試合があったので2枚にしてよかったです。
さぎょういん 1枚
雪道を割るための札。おまけの3ドローも強い。
ボウルタウン 2枚
直前のリストではロストスイーパーを1枚入れていましたが、友人のアドバイスでボウルタウン2枚あれば序盤の展開の再現率が上がると言われ、2枚採用しました。
崩れたスタジアム 1枚
ダメージを負ったサーナイトexやザシアンvなどの負け筋を盤面から消すためのカード。相手の負け筋も消してしまうかもしれないので使いどころは難しいです。
基本超エネルギー 10枚
9枚と11枚も試しましたが、9枚だと少なすぎ、11枚は多いと感じたのでこの枚数に。
リバーサルエネルギー 2枚
ほとんどの試合で2回は使いたいのですが、枠の都合で2枚。
不採用カード解説
フトゥー博士のシナリオ
サーナイトexを盤面から消せる、カビゴンLO対面で殴れないポケモンを回収できる、逃げられないポケモンを回収できるなど、強いカードなのですが、負け筋を消すだけなら崩れたスタジアムで十分ですし、カビゴンLOはギラティナの多さでいないと読んでいたので割り切り、不採用としました。
セイボリー
最後の最後まで悩みました。パオジアン、ミュウ、ミラーでは強いもの、リザードンやミライドンでは相手のメリットになりうるのでボス2枚目を入れました。振り返ってみればこれがあればミラーが少し戦いやすくなるのと、ギラティナ相手にもそこそこ刺さるので採用したほうがよかったです。
博士の研究
事故った時にはこのカードが欲しいですが、つりざおやカウンターキャッチャー、ボスなどの切りたくないカードが多いため不採用。入れるならピン刺し。
ロストスイーパー
雪道を割るための札であり、相手の強いどうぐをはがせる汎用カード。ミュウでサーチできる点を評価して採用していましたが、自分の展開を優先したいのでボウルタウン2枚目にしました。
ゴージャスマント
サケブシッポに貼ると360点だせるようになりますが、ピンポイントでサーチしにくい点と、ロストスイーパーで死亡するのでザシアンvを採用しました。
感想・反省点
ミラーを全然意識していなかったことが一番の反省点です。対戦したお二人はミラーでも何をするべきかしっかり理解しており、そのせいでミラーマッチを落としました。次回からは環境上位のデッキを握るときは、ミラーを意識したメタカード(セイボリーなど)の採用、もしくは事前にしっかりミラーを練習するべきだと思います(当たり前すぎますが、自分の中ではどうせ当たらんやろという気持ちだったので全然意識していなかったです。アホです)
もう一つはプレミの多さです。ガケガニ戦のテキスト読み間違いが一番酷いですが、ミラー1試合目のマナフィ出し忘れ、進化し忘れなど、勝敗を左右する可能性があるプレミが結構ありました。緊張で多少のプレミはしょうがないと思っていますが、そこそこ環境にあるカードならテキストは読み間違えるべきではないです。
一番最初にも書きましたが、結果的にデッキ選択は正解だったと思います。運がよかったのはもちろんあると思いますが、不利対面のミライドンやパオジアンには一度も当たらず、有利対面のロストギラティナとリザードンに9戦中7戦当たりました。こんなに有利マッチだらけなのに7戦で6勝1分けできないのは完全に実力不足です。精進します。(1試合はどうしようもない事故負けだったのでそれは割り切っています)
当日のDay1のシェア率は以下の通りです。上位のデッキはミライドン以外ほとんど有利です。
各体面の立ち回り・相性
個人的に自分が意識している動きと有利不利を各体面ごとにまとめようと思います。
ロストギラティナ 微有利
ミラージュステップを絶対にしたいです。マナフィはゲッコウガが見えなくても絶対に出しましょう。雪道をはられてもすぐに張り替えず、リバーサルサーナイトでvstarを刻む動きが強いです。終盤の雪道ツツジに備えてジラーチとサーナイトラインが立っていればだいたい勝てます。
リザードンex 微有利
エヴォリューション型、ピジョット型ともに微有利です。基本的な動きとしてはミラージュステップを打った後にカウンターキャッチャーでピジョットを取り、ナンジャモを打ちます。そのあとはリザードンとロトムもしくはネオラントで2-2-2のプランを通したいです。例外として、相手のベンチにヒトカゲかポッポが1体しかいなかった場合はクレセリアかサケブシッポで狩りたいです。
ミライドンex 不利
ピオニー型は本当に無理です。後攻1ターン目にごっつあんプリファイを打たれたら全力であめ+サーナイトを引きに行きましょう。(ミラージュステップする暇なんかない)プリファイを2回通されたらモココを縛ってお祈りナンジャモをします。序盤事故ってくれることを祈りましょう。
トドロクツキ 有利
相手は基本的にサイド2枚のポケモンで殴ってくるので、こっちがアルカナシャインのサーナイトで1-2交換を通せればだいたい勝てます。しかし、げっこうしゅりけんやごっつあんプリファイを打ってくる型もあるので水や雷エネルギーが見えたら気を付けましょう。
ミュウ フュージョン型:有利 雪道型:5分
サイド3->3と取りたいですが無理にそれを通さなくても3->2->3でも間に合います。多少出遅れてもサーナイトexをワンパンされない限りは落ち着いて盤面を作ります。雪道型は手札干渉さえ乗り切れば勝てます。雪道を割る札は大切にしましょう。
ミラー 5分
ミラーに関しては完全に勉強不足だったと今回判明しましたが、自分はとにかくキルリアを狩ることを意識しました。余裕があればジラーチやマナフィも出したいです。
インテウーラ 不利
2回ぐらいしか対戦したことがありませんが、ダメカンをばらまいてくるので基本的には不利対面です。マナフィとジラーチは必須です。こちらはvmax2体、もしくはオクタン+vmax+v のプランを通します。かがやくフーディンを縛ったら数ターン稼げます。
ロストバレット (Tord、暁、抜群グラス)微有利
こちらはジラーチがいるうえ、毎ターンナンジャモを打てるので有利対面だと思っています。テツノカイナに1回技を打たれてもしっかり攻撃を返しつつ手札干渉すれば止まってくれることが多いです。
パオジアン 不利
セイボリーがあれば5分近くに持っていけますが、クロススイッチャーキャンセルコロン+げっこうしゅりけんをうたれるので不利だと思っています。しかし、セグレイブやビーダルを狩り続ければ止まってくれることもあるので勝てなくはないです。
カビゴンLO 5分
盤面にサーナイトラインと殴れるポケモンしか出さないことを意識します。やまびこホーンやエリカのおもてなし対策でマナフィ、ゲッコウガ、ミュウ、ジラーチなどは極力山札に残しておきたいです。ナンジャモを毎ターン打ちたいです。
終わりに
ここまで拙い文章を読んでくださりありがとうございました。海外のレギュ落ちまであと2か月を切りましたので、大型大会でこの形のサーナイトを使えるのはたぶん最後だと思います。結果に関しては悔しいですが、デッキ選択と環境読みが合っていたのは自分が成長した証拠だと思っているので、これからもDay2進出に向けて頑張っていきます。ご指摘やアドバイスがあればTwitterにDMください。@AndyIchkw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?