コロナ禍で旅行に行く1つの方法

私は旅行が大好き。
それも、前日や前週にふと思い立ったら国内で1泊2日で行ける所に1人で行く。
そういう突発的な旅行が好きだった。

伺った土地の食べ物とお酒を頂き、観光名所を1.2ヶ所巡る。
お土産は調味料と周りの仲間からは何これ?と斜め上をいったマイナーなご当地キャラクターのキーホルダーを必ず買う。
そして、また仕事を頑張るぞ!という活力になっていた。

しかし、今はコロナ禍でぱっとどころか、いつになっても旅行できる見通しすら立たず、
とてもストレスを抱えているのをここ最近限界が来てしまい、実家にすら帰れなくて、夢にまで出てくるくらい本当に落ち込んでいた。


夏に入り、茹だるような暑さの中、歯医者の帰りにBOOKOFFに立ち寄った。
なんかないかなぁ。1時間くらい店内をウロウロしていると、益田ミリ先生の【47都道府県女ひとりで行ってみよう】が、ふと目に止まり購入した。

内容は、1ヶ月に1回、47都道府県のどこかに行く。という事を目標にして、47都道府県の旅行内容をかいてある。
1人旅行ならではの心の中のつぶやきなどえがかれており、そうそう!私もこんな感じで声かけづらい時ある〜。
わかるわ〜!この感動、誰かと共有したかったぁ。

など、とても共感する部分が多い。
もっと楽しんで読める方法は、電車で移動しながら読むのだ。仕事で1時間程電車に乗る時がとてもいい。いつの間にかニヤニヤしている時があるくらい。
幸いマスク生活なので周りにはバレていない。はず。

何とも言えない読んでいるとお話を対面でしている様な気分になる文面が、私の想像を膨らませてくれた。

なにが1番気に入っているかって、私の故郷に旅行にきた事が書いてあったこと。楽しんでくれたかなぁ?美味しいもの食べられたかなぁ?今度は違う季節にまた来て欲しいなぁ。と、少しお節介な気持ちにもなっており、トゲトゲしていた心がまぁるいカタチに変えてくれもした。

旅行に行けなくても、本を読むことでこんなにも安らぎを感じれるとは。

今回も本が私を支えてくれた。

今日はどこに連れてってくれるかな。

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