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ゴジラVSコングのこと。脳みそ要らず。

怪獣モノ、お好きですか?

申し訳ない位、知識薄です。
そんな私が『ゴジラVSコング』観てきました。

流石にゴジラはわかります。
本家日本のゴジラシリーズ。
ハリウッド版GODZILLAシリーズ。
そしてシン・ゴジラ。(これはなんとなく独立カテゴリーになってしまう。)
モスラと戦ったり、キングなんちゃらと戦ったり、ゴジラって敵なの?味方なの?っていうのが作品の普遍のテーマ、という認識です。

コング。キングコング?
古〜い白黒のNYのキングコングと、
ピーター・ジャクソンのナオミ・ワッツ主演のキングコング(未視聴)、
トム・ヒドルストン主演の髑髏島のコング(前作)

…あら、結構知ってました。

ただ、得意ではないのです。
大怪獣がもたらすものの規模の大きさに、人間の無力を感じ凹んでしまいます。
たいてい横柄な軍人が出てきて、プチってされたり。
あと主人公、なんでそんなにゴジラに入れ込むの?なんで?と、感情移入が出来なさすぎるところ。
私冷めすぎ。そんなんで観るなよ、ですよ。

ただ今回は、ネット評判の良さを観た次女から“ゴジラ観たい!“とリクエストをいただいたので行ってきました。近所でやっててよかった。

結果はタイトルの通りです。

もう途中から人類の尊厳とか、阿鼻叫喚の人々とか、後片付けの大変さとか、どっかいきました。
そんなこと考える暇がないくらいのガチンコバトルをゴジラとコングが繰り広げます。

もはやプロレス映画。
カメラワークの良さか、今までにない大怪獣の取っ組み合いが迫力満点で、飛び道具がスクリーンを飛び出してくるように感じるし、潰される人間社会は完全にリアルな背景セットに見えます。残酷さが消えてるのです。

出演している俳優陣も全くクセがない…わけではないけれど、絶妙なバランスで怪獣たちを盛り立てるので、邪魔にならない。
(やめてー!戦わないでー!的な演出はほとんどなし。)
そしてコングの瞳がうるうるしたり、
ゴジラがドヤったり、したり顔だったり、
(え?彼ら宿敵なの?むしろ恋人同士なのでは?夫婦喧嘩じゃん?!どっち?)と、観てる側からすれば、彼らこそがリアルな存在なんだと思ってしまうほど。不思議な気持ちになれます。もう動物番組みたいな。

雑な紹介になってしまいましてけれど、自分でも驚くぐらい、スッキリ爽快な気持ちで劇場を後にできました。

オススメです。

小栗旬、出てます。
英語、あんまり喋れないのかな…もっと観たかったな…



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