見出し画像

2007/5/6…14時の出来事

おはようございます。
中学生に負けじと、泥んこになった安藤です。

さて、昨夜の話になりますが、ブラウブリッツの社員さんと夕食をともにしながら、夕方の18時から22時まで一緒に僕の進めているプロジェクトの打ち合わせをしてくださいました。

カタチになるかもわからない僕の挑戦に、力を貸してくださっていることに本当に感謝しております。

昨日は、プロジェクトの目的について、二人で議論していました。

しかし、言葉に起こし、ゴールまでの道筋を立てることって難しいんですね。

昨日は途中からパンクしてしまいましたが、帰り際に彼と見た一つの映像があります。

それは、僕のスピーチです(笑)
スピーチといっても、僕が開催したシンポジウムの最後のおしゃべりっす。

なんとなく、ここでしゃべったことが、僕が現在進めるうえでの目的に行きつくのかなと思いました。

前置きが少し長くなりましたが、今日の本題は、そのスピーチの全文をお届けします。(ちょくちょくへし折ります)

『あの時の記憶』by安藤立星 ~Student World Cafe 秋田の新スタジアムを考える~ より

僕は新潟県の南魚沼市という、田んぼだらけの小さな町で生まれました。
その時の遊び場といえば、近くの公園や山、そして缶蹴りなんかをよくしていました。
小学校1年生の時の話なのですが、あるとき、近所のおっちゃんに「ちょっと遊びにいかないか?」と誘われ、当時は何もわからないまま車に乗り、2時間のドライブをしました。(ちゃんと知り合いで親公認っす!)
僕はおっちゃんに「なにしにいくの?」と尋ねたところ、「サッカーを見に行くんだよ」といわれました。
新潟のサッカーといえば、当時はJ1のアルビレックス新潟というチームが存在します。
「その試合を見に行くよ」って言われました。(乗車後1時時間後の話)
2時間がったって車の外からは親指ぐらいの小さなスタジアムが見えました。「ああ、ここに行くんだな」と。
高速を降りてさらに近づいていくと、もはや窓から顔をはい出さないと見えないくらい、デカいものになっていました。
そして、下を見れば何やらオレンジ色のユニフォームを纏った老若男女が、一つの方向に向かって歩いていくのが見えます。
駐車場に着き、車を降りるとなんだか楽しそうな音が聞こえ、さらに歩いていくと、そこには公園が広がっており、子供たちがサッカーやバスケを楽しんでおります。
スタジアム広場に入ると、グッズ売り場にはものすごい人だかり!
歯のないおじさんたちがビールを飲んで楽しそう。
幼い僕はそれらの光景を目の当たりにし、「夢があるなあ」「なんだか楽しそう!」と思いました。
そして、スタジアムに入ります。
階段を駆け上がって見えたのは、美しい緑のピッチと4万人で埋められた異様な光景です。
そしてその大歓声を聴き、心踊らされたのを覚えています。
試合後、帰宅しました。
その日はなんだか眠れなく、「次はいつ行けるのだろう?」、「次は何があるんだろう?」というのをずっと考え、ワクワクしながら毎週を迎えるようになりました。

それが、2007年5月6日の14時の出来事です。

そこで生まれた感情は、14年たった今でも僕の心に残り続けています。
僕にサッカーというエンタメを教えてくれたのも、今日ここにいる皆さんが新たな仲間に出会えたのも、その中心にはスタジアムがありました。
スタジアムには、このように人々を引き付けたり、ワクワクさせてくれる可能性があると思っています。
僕自身の夢は「人々をワクワクさせること」です。
今は公園なんか作りたいなと、思っています。
今日ここで、皆さんの力により一つの町ができたと思いますが、僕の次の挑戦はこれをカタチにすることだと思っています。
皆さんがまいた種たちは、必ず花が咲くように、僕らは届けていきます。
どうか今後とも応援していただけたらと思います。
僕も皆さんを応援しています。
一緒に面白いことやりましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

がんばるぞい

現場からは以上でーす!

安藤立星(Andy)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?