見出し画像

感覚記憶力

 2020年も、残すところあと一ヶ月を切り。今年は何ができたんだろうと、毎年自問自答する12月になっております。 #進歩がない #そしていつも太る時期

 一週間も経てば、大抵の記憶は曖昧になっている。あそこに行ったとか、あれをした、とかそういう事実の話ではなくて、こういう風な感じだったとか、こういう匂いだったとか味だったとか、いわゆる感覚で覚えようと思った記憶。数字とか言葉とか、あの本にこう書いてあったかとか、先週何を食べたかとかまでは覚えられるし、覚えていようとするのも比較的簡単。

 あの時の感動は、とか、あの時のあの味は、とかは、絶対覚えていられない。もしずっと覚えていられたら、同じレストランに何度も行くこともないし、ライブを何度も行くこともないし。感覚的なものは、数値や絵に記録することはできるかもしれないけど、僕らの中でストックしておく事ができない。

 以前体調や気分や筋肉痛を覚えておくことなんてできないって記事を書いたけど、あれと同じ。じゃあ僕らはそこに抗うのか。何か別の方法を考えるのか。科学はこういう感覚をもいずれ超越するのか。

 なんでも新しい感覚なら、何度もその感動に触れられるので、それはそれで嬉しいですよね。でも、友達とか恋人とか家族とか、あとダンスや歌のレッスンや仕事とか、忘れちゃいけないこともたくさんありますけどね。関係性が構築されないし、上達もできないし。

 そんな感じ。みなさん、smoothな1日を!


<メニュー>(寄付したら、ブログ記事で記録していきます) 国境なき医師団への寄付 1    100円 Wikipediaへの寄付       300円 国境なき医師団への寄付 2    500円 UNHCRへの寄付        1000円