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現地と配信

ライブレポってなんなんでしょうね。


8月13日・14日に開催された『シャニマス初の対バンライブ 283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT』と、10月22日・23日に開催された『シャニマス初の対バンライブ 283PRODUCTION UNIT LIVE MUGEN BEAT』を見ました。

SETSUNAとMUGENという2つのライブで参加ユニットが分かれているからか、個々のユニットパートが長くとられており、最近あんまりやってなかった曲が聞けたこと。また、他ユニットの曲を色んなメンバーが歌うシャッフルパートなどのかつてない楽しみもあり、非常に満足度の高いライブだったと思います。いーや参加ユニット数の多かったMUGENでも全ユニット1日4曲やったの偉すぎマジで。

私はSETSUNA両日とMUGENday1の3公演を現地で見ました。シャニマスのライブに限って言うなら、今年のイベントで現地を握れなかったのはMUGENのday2だけだったので、かなり運が良い方ではないかと思います。

この物言いからも分かるように、私は「配信の楽しさは現地と比べて格落ち」という評価をしています。果たして、この評価は正しいものなのでしょうか。本当に配信より現地の方が楽しいのでしょうか。いつ配信送りになっても良いように、一考すべきじゃないでしょうか。

現地と配信の良いところと悪いところを比較し、考えてみましょう。


まず、現地の良いところってなんでしょう。
「現地である」ってことですね。
終わりです。
これはマジ。

では、現地の悪いところはなんでしょう。
真っ先に思いつくのは、よく見えないという事でしょうか。

距離的に見えないのもあれば、他所を見ていて決定的瞬間を見逃したり、眼前を機材が駆け抜けたり、前のオタクがご機嫌なナンバーでウォウウォウしすぎて見えなかったりします。なので私は「そもそも見えない、見えたらラッキー」ぐらいの気持ちで現地入りしています。

一方配信であれば、勝手に切り替わるカメラでいっちばん良いところを見れます。たまにオタクだけを映す不思議なカットもありますが、良いところを見逃すことは殆ど無いでしょう。

次に、現地は飲食が不自由です。

アイマスのライブは飲酒がレギュレーションによって禁止されています。酒を飲みながら音楽を聴くのが好きなので、飲めればいいのになぁと常々思いますが、それに伴い発生する面倒事を考えれば致し方ないでしょう。確か食べるのも禁止だったと思いますが、私は音楽を聞いてる時に「うーわ今めっちゃご飯食べたい!」と思ったことが無いので、こっちはどうでもいいです。

一方配信であれば、何を飲もうが何を食べようが自由です。食べる時ガッサガッサうるせぇスナック菓子だろうが、においがキツめのハンバーガーだろうが食べてもOK!なんなら焼肉しながらビール飲んでもOK!配信とかっつって強欲な壺ぐらいアド取れてる。

最後に1つ。これが一番大きいと思っています。
現地は、家を出て、終わったら帰らなきゃいけません。

早起きして電車に乗って、会場近隣の時間つぶせそうな場所でダラダラ過ごし、せめぇスペースでライブを見て、終わったら規制退場だっつって退場を待ち、そっからオタクを満載したトレインにねじ込まれて帰る。しかも家から遠いところだったらホテルを取らなきゃならん。令和の娯楽ぞ。

一方配信であれば、開演1時間前に起きても間に合うし、トイレも行き放題。なんなら開演まで風呂に入ってても良いし、いっそのこと風呂で見ても良いし、終いには部屋で全裸になって見ても良い。

他にもジャンプOK、コールOK、ヲタ芸もうち放題。
配信ならなんでもありです。アンタは自由だ。


こう見ると現地と配信を比較した時に、現地が勝ってるところあらず?って思いませんか?思いますよね?そうなんです。現地って「現地である」以外良いところ無いんです。

それでもメラメラと燃え上がるんです。
MUGENday2現地民くんに対する嫉妬の炎が。
それだけ「現地である」ということは良すぎるんです。

俺だって、アンティーカの太陽キッスを現地で見たかったし、メッセージ性を感じるラブボナペティ―トを現地で浴びたかったし、ヒカリのディスティネーションを聞いて「一度触れてしまった時に二度と忘れられない夢になったの」って、このメンバーに歌わせんのバケモンすぎるよ~って泣きながらオタクトレインに揺られたかったよ。そういえばトライアングルもやってやがったな、大概にしろよマジで。

ですが私も、そう思われる側のはず。

私は有観客でやるのはサマパぶり(多分)の虹になれを現地で見ました。HFLをめちゃめちゃ近距離(体験比)で見ました。私はシーズ新曲初披露を現地で見ました。私はイルミネの幻惑シルエットを生で見ました。超楽しかったですよ、ビーチブレイバー。etc.

どれもこれも、嫉妬の炎が燃え上がるには十分すぎるでしょう。
めちゃ楽しかったわ。

配信には良いところが多々あると思います。
だけどそれでも、私はやっぱり現地が良いなぁと
SETSUNA・MUGENを見て、そう思いました。


今日からMUGENday2現地民くんを、1st現地民くんと同じ”敵”と名付けたフォルダに入れさせていただきます。そして他の公演現地握れなかった民くんからの"敵"認定を、私は甘んじて受け入れます。

MUGENday2握れなかった貴方は親愛なる友人で、戦友で、仲間です。
漏れと仲良く肩組んでやっていこうぜ。



どけ!離れろ!昔のことなんかクソほども関係ねー!アンタら全員敵じゃ!
3月18日と19日!アリーナAにいるのはアンタじゃない!
この俺だ!

勝負だ!!!!オタク!!!!!!!!!!

これから寒くなりますが、3月まで健康でいましょうね。お互い。