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短歌 岸を境に

海岸に並ぶ灯りと影の波風に吹かれる喧騒の声

月光と兎に重なる飛行機の影が僕らを点滅させる

引き潮に裸足の跡が交差してフラッシュだけが掻き消されない

太陽が真西に沈み夜が冷える霧に紛れて押し寄せる波

忘れてた夏の匂いと蝉の声ピザでも買って海へ行こうか

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